将来はカローラの中心的な存在に、広く開放感たっぷりの室内が気持ちいい
カローラクロスは、カローラの1バリエーションというより、将来的にカローラの中心的な存在となることを念頭に開発されたニューモデルだ。すでにタイをはじめ海外でも生産されている。日本向けはツーリングなどと同じ愛知県の高岡工場製になる。
「新車詳報」カローラ4種目のスタイル、カローラ・クロスは「新空間・新感覚SUV」をキーワードにしたこれからの主役だ
スタイリングは伸びやかかつオーソドックスな印象。SUVとしての力強さを感じさせる。ボディサイズは全長×全幅×全高4490×1825×1620mm。ライバルと比較するとやや大柄だ。
室内は、巧みなパッケージングによりゆったりとした空間を実現。開放感はハイレベル。前後ともサイドウインドウの面積が広く、ヒップポイントは高めに設定され見晴らしもよい。後席の居住性も優秀だ。膝前や頭まわりのクリアランスは十分で、後席がリクライニングできるのもポイント。上級グレードでは後席用空調ルーバーが標準装備される。ちなみに他のカローラシリーズと同じように見えるインパネは、一部共通のパーツを用いているが、実はSUV化に合わせて天地方向の高さを調節した専用品である。
FF車のリアサスはトーションビーム式。走りは素直な印象
装備は充実している。最上級のZグレードは、本革とファブリックを組み合わせた上質なシートが装備されるほか、大開口の固定式ガラスルーフを備えたパノラマルーフが用意される。ラゲッジはゴルフバッグが4個入る広さ。ただし、後席背もたれを倒すと段差ができる。車中泊には向かない(opで荷室をフラットにするアクセサリーを設定)。
プラットフォームはC-HRとの共通性が高いGA-C型のリファイン版。リアサスペンションは4WDがマルチリンク式。2WD車は新開発のトーションビーム式を採用する。トーションビーム式は、低速走行時の乗り心地はやや硬めながら、動きが素直で乗りやすいところが魅力だ。エンジンおよび駆動方式は、1.8リッターのハイブリッドがFFと4WD(E-Four)。1.8リッターのガソリンはFFのみ。両タイプとも走りの実力は高い。ハイブリッドは燃費の良さが光る。
カローラクロスは、上質で装備も充実していながらも、開発陣の努力によりリーズナブルな価格を実現した。メーカーの狙い通り、かなりヒットしそうな実力派である。
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みんなのコメント
中身同じなのに検査で手を抜くメーカーはちょっとね