現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > シリーズ初となる3列シートの7人乗りも設定! 新型レンジローバーの発売を開始

ここから本文です

シリーズ初となる3列シートの7人乗りも設定! 新型レンジローバーの発売を開始

掲載 2
シリーズ初となる3列シートの7人乗りも設定! 新型レンジローバーの発売を開始

 この記事をまとめると

■第5世代となる新型レンジローバーの日本導入が発表された

イギリス王室御用達の最上級SUVが生まれ変わった! ランドローバーが新型レンジローバーを発表

■シリーズ初となる3列シート7人乗りやPHEVを設定

■特別仕様車「SVローンチエディション」も限定60台発売

 第5世代に進化した新型レンジローバーを日本初公開

 ロールスロイスがカリナンというSUVをリリースするまで、「砂漠のロールス」と例えられていたクルマがあった。そう、ランドローバーが販売するラグジュアリーSUVのレンジローバーだ。そしてレンジローバーは、昨年、第5世代へとモデルチェンジしている。

 新型レンジローバーは、快適性とあらゆる地形に対応するそうは能力を武器に、50年以上に渡ってラグジュアリーSUVセグメントをリードしてきた歴代モデルのDNAを受け継ぎつつ、圧倒的なモダンさと美しさ、そして洗練されたテクノロジーとシームレスなシームレスなコネクティビティを兼ね備えたモデルとなっている。

 そんな新型レンジローバーの日本導入が発表された。

 新型レンジローバーは、歴代レンジローバーの特徴でもあったルーフ、ウエスト、シルの3つのラインやショートオーバーハング、クラムシェルボンネット、格式高いフロントエンド、直列したフロントガラス、実用的なスプリットテールゲート、ボートテールのようなリヤエンドなど、レンジローバーであることを定義する要素が随所に散りばめられている。

 これらに、新デザインのフロントグリルやエアインテーク、切れ目のないウエストライン、凹凸のないサーフェス、点灯するまで存在に気づかないリヤなンプなどが組み込まれている。

 広々としてゆとりのあるインテリアは、最先端テクノロジーと洗練されたデザインを融合。ハプティック(触覚)フィードバック機能付きの13.1インチのフローティング式フルHDタッチスクリーンを装備した最新のインフォテインメントシステム「Pivi Pro」をはじめ、ふたつの11.4インチGTVタッチスクリーンと8インチリヤシートタッチスクリーンコントローラーからなるりやエンターテインメントシステム、スピーカーと照明を備えたテールゲートイベントスイートなど、利便性を高める機能が充実。

 また、静粛性を確保するアクティブノイズキャンセレーションや空気洗浄システムプロ(ナノイーX搭載PM2.5フィルター付)といった新機能も採用し、静粛でクリーンな室内空間を提供してくれる。

 インテリア素材には、レザーに加え、ウルトラファブリックや高級テキスタイルメーカーKvadrat社との共同開発によるウール混紡テキスタイルによる素材など、さまざまな素材、仕上げから選択することが可能だ。

 ボディタイプはスタンダードホイールベース(SWB)とロングホイールベース(LWB)の2タイプ。シートレイアウトは4人乗り(SV LWBのみ)、5人乗り、そしてレンジローバーはつの3列7人乗り(LWBのみ)を用意。3列目シートもフルサイズシートになっており、セミアニリンレザーシート、4ゾーンクライメートコントロール、パワーシート、シートヒーター、タスクライティング、USBソケット、インテリジェントシートフォールドなどを標準装備する。

 SVOが手がけた最上グレード「SV」を新設定

 新型レンジローバーは、アーキテクチャーも完全新設計されたのも特徴だ。

 比類なき走破性、機敏なハンドリング、最上級の洗練性を実現する新開発のアーキテクチャー「MLA-Flex」は、内燃エンジン、プラグイン・ハイブリッド・フルバッテリー電気自動車など、あらゆるパワートレインに対応できるように設計されており、今回は新たに3リッター直6エンジンと105kWの電動モーターを組み合わせたPHEVモデルがラインアップに加わった。

 EVでの最大航続距離は100km(WLTP値、実航続距離は80km)となっており、日常的な走行であれば十分にEV走行だけでこなすことができそうだ。

 悪路走破性と快適な乗り心地も大きく進化した。先進のエアスプリングを使用し、軽量でコンパクトな5リンク・リヤアクスルをはじめ、ツインバルブモノチューブ・ダンパー、オールホイールステアリング、ダイナミックレスポンスプロなどを初めて採用し、それをランドローバーの先駆的なインテグレーテッドシャシーコントロール(ICC)で制御。レンジローバーならではのオフロード走破能力と穏やかな乗り心地を実現している。

 日本に導入されるグレードは従来よりある「SE」、「HSE」、「オートバイオグラフィ」に加え、ランドローバーのスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)の技術者が開発・設計を手がけてラグジュアリーとパーソナライゼーションを極めた「SV」を新設定。「SV」専用のデザインディテールやオプションを用意しており、ツートンカラーになったシートや、セラミック素材を採用している。

 新型レンジローバーの価格は、SEが1637万~1893万円、HSEが1753万~2006万円、オートバイオグラフィが1972万~2159万円、SVが2477万~2775万円となる。

 そして今回の新型レンジローバーSVの日本導入を記念し、特別仕様車「SVローンチエディション」の限定販売も決定。

「SVローンチエディション」は、新型レンジローバーSVをベースに、手作業で磨き上げられたセラミックの「SVラウンデル」ロゴがテールゲートにあしらわれる。

 パワートレインは4.4リッターV8ツインスクロールターボチャージド・ガソリン・エンジン(最高出力390kW/530馬力・最大トルク750Nm)と、3リッター直6ガソリン・エンジンと105kWの電動モーターを組み合わせたPHEV(最高出力375kW/510馬力・最大トルク700Nm)の2種類、ボディタイプはSWBとLWBの2種類を用意。LWBは4人乗りのSVシグネチャースイートを採用する。

 “静けさや落ち着き”を意味する「SVセレニティ」と”勇壮な、大胆な”を意味する「SVイントレピッド」の2種類のテーマ別に、限定台数はそれぞれ45台、15台の計60台。価格は2675万1000~3323万6000円。

 比類なき洗練性と最高峰の走破能力を兼ね備えた究極のラグジュアリーSUVに刮目せよ。

こんな記事も読まれています

20歳女子レーサー、ENDLESSのトヨタ「GR86」を試す!「奥でしっかりコントロールできるブレーキが好きです」【令和女子旧車に乗る_番外編】
20歳女子レーサー、ENDLESSのトヨタ「GR86」を試す!「奥でしっかりコントロールできるブレーキが好きです」【令和女子旧車に乗る_番外編】
Auto Messe Web
現在も通用する安全デバイスの先進性に驚嘆! キャデラックSRXクロスオーバー試乗プレイバック
現在も通用する安全デバイスの先進性に驚嘆! キャデラックSRXクロスオーバー試乗プレイバック
ベストカーWeb
車内空間、乗り心地、操縦性、どれも強み! ルノー・セニック E-テック 593kmのロングレンジ版へ試乗
車内空間、乗り心地、操縦性、どれも強み! ルノー・セニック E-テック 593kmのロングレンジ版へ試乗
AUTOCAR JAPAN
BMW「1シリーズ」とホンダ「フリード」のニコイチバンパー! すべてワンオフでカスタムした「車種不明」なオーナーカーを紹介します
BMW「1シリーズ」とホンダ「フリード」のニコイチバンパー! すべてワンオフでカスタムした「車種不明」なオーナーカーを紹介します
Auto Messe Web
日産の新型「軽ハイトワゴン」登場! 日本で一番売れてる“超静音”モデル「サクラ」どこが変わった!?
日産の新型「軽ハイトワゴン」登場! 日本で一番売れてる“超静音”モデル「サクラ」どこが変わった!?
くるまのニュース
2024年版 使い勝手バツグンで「走り」も良い欧州ミニバン 10選 合理的で快適な1台
2024年版 使い勝手バツグンで「走り」も良い欧州ミニバン 10選 合理的で快適な1台
AUTOCAR JAPAN
フランスの高速道路料金所トラブル事情。SAでの給油儀式は不愉快なので燃費走行でル・マンへ【みどり独乙通信】
フランスの高速道路料金所トラブル事情。SAでの給油儀式は不愉快なので燃費走行でル・マンへ【みどり独乙通信】
Auto Messe Web
かつては最速の「前輪駆動」 クーペ・フィアット UK版中古車ガイド(2) 5気筒ターボは長寿命!
かつては最速の「前輪駆動」 クーペ・フィアット UK版中古車ガイド(2) 5気筒ターボは長寿命!
AUTOCAR JAPAN
アルファGTVとシャシーが共通! クーペ・フィアット UK版中古車ガイド(1) バングルの自己主張ボディ
アルファGTVとシャシーが共通! クーペ・フィアット UK版中古車ガイド(1) バングルの自己主張ボディ
AUTOCAR JAPAN
ポルシェvsトヨタの首位争いは横転クラッシュのSCで仕切り直しに。混戦のまま終盤戦へ/ル・マン決勝18時間後
ポルシェvsトヨタの首位争いは横転クラッシュのSCで仕切り直しに。混戦のまま終盤戦へ/ル・マン決勝18時間後
AUTOSPORT web
【途中経過】2024年WEC第4戦/第92回ル・マン24時間 決勝18時間後
【途中経過】2024年WEC第4戦/第92回ル・マン24時間 決勝18時間後
AUTOSPORT web
なぜクルマに「馬のひづめ」? ナゾの昭和カスタム文化 どんな意味があったのか?
なぜクルマに「馬のひづめ」? ナゾの昭和カスタム文化 どんな意味があったのか?
乗りものニュース
ニッサン新型「小さな高級車」公開! オシャ内装&タフ外装の「コンパクトSUV」に「斬新デザイン!」の声も! 「新キックス」米登場で反響集まる
ニッサン新型「小さな高級車」公開! オシャ内装&タフ外装の「コンパクトSUV」に「斬新デザイン!」の声も! 「新キックス」米登場で反響集まる
くるまのニュース
トラックドライバーを苦しめる「高速深夜割引」の改訂! 高速料金を自腹で払う運転士には痛手でしかない
トラックドライバーを苦しめる「高速深夜割引」の改訂! 高速料金を自腹で払う運転士には痛手でしかない
WEB CARTOP
井戸田潤、2台のメルセデス・ベンツで揺れる恋心!?ファミリーカー購入決断か!?
井戸田潤、2台のメルセデス・ベンツで揺れる恋心!?ファミリーカー購入決断か!?
グーネット
電動車2650台以上提供! 「トヨタ」はなぜ、パリ五輪参加にこれほど労力を注ぐのか
電動車2650台以上提供! 「トヨタ」はなぜ、パリ五輪参加にこれほど労力を注ぐのか
Merkmal
愛車の履歴書──Vol41. 大黒摩季さん(前編)
愛車の履歴書──Vol41. 大黒摩季さん(前編)
GQ JAPAN
なんというスケール…高速道路上の巨大「足場要塞」ついに潜入 「石ころ一つ落とさない」ために準備6年!? 今まさに格闘中!
なんというスケール…高速道路上の巨大「足場要塞」ついに潜入 「石ころ一つ落とさない」ために準備6年!? 今まさに格闘中!
乗りものニュース

みんなのコメント

2件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1835.03267.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

108.04200.0万円

中古車を検索
レンジローバーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1835.03267.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

108.04200.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村