現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「ホンダe」のレースマシンの正体は? 東京オートサロンで公開された「e-DRAG」がベースでした。EVレースでの走りに期待!

ここから本文です

「ホンダe」のレースマシンの正体は? 東京オートサロンで公開された「e-DRAG」がベースでした。EVレースでの走りに期待!

掲載
「ホンダe」のレースマシンの正体は? 東京オートサロンで公開された「e-DRAG」がベースでした。EVレースでの走りに期待!

外装はCFRP製を採用しトップを狙う

日本で初めて開催された本格的な公道レースとなったABB FIAフォーミュラE世界選手権第5戦「2024 Tokyo E-Prix」が、2024年3月29日(金)~30日(土)、東京ビッグサイト東展示棟周辺にできた1周2.582kmの特設コースで開催。その大会に合わせて東京ビックサイトでは「E-Tokyo Festival 2024」が開催され、EV参戦車両によるデモランが行われました。そこには「東京オートサロン2021」で見かけたホンダのコンセプトモデルの姿が……?

アクリル窓にカーボン外板! 実戦投入をもくろむホンダeの「ドラッグレース」仕様が衝撃の完成度だった

Tokyo E-Prix後のデモランでシェイクダウン

東京都では、フォーミュラEの開催に合わせ、子ども向けプログラムを中心にした「E-Tokyo Festival 2024」を東京ビッグサイトで開催した。フォーミュラE東京大会が終わった3月31日(日)、電気自動車界のF1と呼ばれるマシンが走り回ったコースを使用したプログラムを用意。レーストラックを自分の足で辿ることができるコースウォークや各種デモ走行が開催された。

そのプログラムの1つに、JEVRA(日本電気自動車レース協会)が主催するEVレースに参戦中の車両によるデモンストレーションランも行われた。走行車両は、ジャガー「IペースSVR」、テスラ「モデルS Plaid」、テスラ「モデル3」、日産「リーフ」(残念ながらトラブルにより走行はキャンセル)、ホンダ「ホンダe」、トヨタ「ミライ」の6台だ。

ホンダeは、2023年のJEVRAシリーズ最終戦「ALL JAPAN EV-GP SERIES ROUND.6 TSUKUBA」でデビューしているが、今回持ち込まれたのは、その2023年10月のレースで出場したものとは全く異なる個体であった。

その車両、どこかで見たぞ、と思った方も多いだろう。「東京オートサロン2021」で一般公開された「e-DRAG」がベースなのだ。前回のレースでは、搭載するバッテリーが容量35.5kWhということもあり、テスラ モデル3がトップ争いを展開しているJEVRAレースの中ではマイペースで走らざるを得ない状況であった。

そこで、2024年シーズンに向けて投入するのが、HKSが手掛けたワンオフの足まわりに、外装はCFRP製で、300kg程の軽量化を実現したという1台である。もちろんチームはホンダアクセスMS部のままとなる。

社内のクラブ活動が認められ、少し状況が進んだということだが、この個体による初レースとなるのが、4月27日(土)に筑波で開催となるJEVRAシリーズ第2戦。今回のデモランは、その参戦のためのシェイクダウンとなった。走り終えたマシンがブースに戻ってきたあとスタッフに印象を尋ねてみた。

「とりあえず何事もなくちゃんと走りました」

と語るが、実戦でどのような走りを見せるのか。そして、今シーズンでどこまで進化していくのか? そのあたりをしかと見届けたい!

こんな記事も読まれています

[アクア]で高級感はやりすぎレベル? 高級感マシマシの特別仕様車がマジで買いすぎる
[アクア]で高級感はやりすぎレベル? 高級感マシマシの特別仕様車がマジで買いすぎる
ベストカーWeb
ウォームアップでトヨタと接触した78号車レクサスはピットスタートへ。2分追加のペナルティも
ウォームアップでトヨタと接触した78号車レクサスはピットスタートへ。2分追加のペナルティも
AUTOSPORT web
軽自動車にスーパーカー並みの装備[AZ-1]!! [高性能スペック]を誇った絶版スポーツ
軽自動車にスーパーカー並みの装備[AZ-1]!! [高性能スペック]を誇った絶版スポーツ
ベストカーWeb
真逆のマシン特性でレッドブルに挑んだメルセデス。サインツ、ペレスがハマった難関ターン6【中野信治のF1分析/第9戦】
真逆のマシン特性でレッドブルに挑んだメルセデス。サインツ、ペレスがハマった難関ターン6【中野信治のF1分析/第9戦】
AUTOSPORT web
あと1歩届かなかった……トヨタ小林可夢偉、前途多難のル・マン24時間レース惜敗に「めちゃめちゃ悔しい」
あと1歩届かなかった……トヨタ小林可夢偉、前途多難のル・マン24時間レース惜敗に「めちゃめちゃ悔しい」
motorsport.com 日本版
フォルクスワーゲン・トゥアレグ 詳細データテスト 実直な大型SUV PHEVの経済性はそこそこ
フォルクスワーゲン・トゥアレグ 詳細データテスト 実直な大型SUV PHEVの経済性はそこそこ
AUTOCAR JAPAN
雨に翻弄された101年目のル・マン。燃料ギリギリ! 50号車フェラーリが優勝。トヨタ7号車は最後尾から追い上げも届かず2位|ル・マン24時間:フィニッシュ
雨に翻弄された101年目のル・マン。燃料ギリギリ! 50号車フェラーリが優勝。トヨタ7号車は最後尾から追い上げも届かず2位|ル・マン24時間:フィニッシュ
motorsport.com 日本版
正式発売前のプロトタイプ先行試乗をプレイバック! 3代目レクサスISはBMW3シリーズを超えられたのか?
正式発売前のプロトタイプ先行試乗をプレイバック! 3代目レクサスISはBMW3シリーズを超えられたのか?
ベストカーWeb
ガソリンがリッター263円なら安い!? 給油するならドイツ、フランスを避けてルクセンブルクがオススメです【みどり独乙通信】
ガソリンがリッター263円なら安い!? 給油するならドイツ、フランスを避けてルクセンブルクがオススメです【みどり独乙通信】
Auto Messe Web
ル・マン24時間レース決勝速報|フェラーリ、逃げ切り2連覇達成! トヨタとの近年稀に見る大接戦を制す
ル・マン24時間レース決勝速報|フェラーリ、逃げ切り2連覇達成! トヨタとの近年稀に見る大接戦を制す
motorsport.com 日本版
7号車トヨタがレクサスとの接触でマシン破損/2024年WEC第4戦ル・マン24時間 ウォームアップ
7号車トヨタがレクサスとの接触でマシン破損/2024年WEC第4戦ル・マン24時間 ウォームアップ
AUTOSPORT web
マイチェンで「歴代最強」 フォルクスワーゲン・ゴルフ R 試作車へ試乗 最高水準の魅力に揺るぎナシ!
マイチェンで「歴代最強」 フォルクスワーゲン・ゴルフ R 試作車へ試乗 最高水準の魅力に揺るぎナシ!
AUTOCAR JAPAN
初心者でも安心! 自分のレベルに合わせてサーキットを楽しめる「GR Garage」主催の走行会に人気集中。ゲストドライバーに松井孝允選手も
初心者でも安心! 自分のレベルに合わせてサーキットを楽しめる「GR Garage」主催の走行会に人気集中。ゲストドライバーに松井孝允選手も
Auto Messe Web
“直線番長”プジョー9X8、劣勢も決勝に自信「正しいアプローチかどうかは、レースで分かる」/ル・マン24時間
“直線番長”プジョー9X8、劣勢も決勝に自信「正しいアプローチかどうかは、レースで分かる」/ル・マン24時間
AUTOSPORT web
前年から運用方法が一部変更。2024年のル・マン24時間セーフティカールールをおさらい
前年から運用方法が一部変更。2024年のル・マン24時間セーフティカールールをおさらい
AUTOSPORT web
伝説の「6輪F1マシン」を生んだ小屋 70年前のティレル工場が移転保存 英国
伝説の「6輪F1マシン」を生んだ小屋 70年前のティレル工場が移転保存 英国
AUTOCAR JAPAN
JAFが義務化しているユニバーサルロゴの意味は? 実際にラリー車両に貼ってモータースポーツ参戦している人の声を聞いてきました
JAFが義務化しているユニバーサルロゴの意味は? 実際にラリー車両に貼ってモータースポーツ参戦している人の声を聞いてきました
Auto Messe Web
余裕と安心の「サイレント」スポーツ ベントレー 4 1/4リッター・ヴァンデンプラ(2) 創業者も認めた1台
余裕と安心の「サイレント」スポーツ ベントレー 4 1/4リッター・ヴァンデンプラ(2) 創業者も認めた1台
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村