アルファタウリのダニエル・リカルドは、F1メキシコシティGPの決勝レースで7位を手にし、6ポイントを獲得。アルファタウリに復帰して以降初の入賞を果たした。
リカルドは予選でチームメイトの角田裕毅のサポートも受け、Q3まで進出。そのQ3でも素晴らしいアタックを披露し、4番手で決勝に駒を進めた。
■全メキシコが肩を落とした……母国戦ペレス、無念のリタイアも後悔ナシ。接触したスタートでは「勝つことしか考えていなかった」
その決勝でもリカルドは好ペースを維持。スタート位置からポジションを落としたものの、アルファタウリとしては今季最高位となる7位でフィニッシュしてみせた。これでアルファタウリは、前戦アメリカGPでの角田の8位に続き、2戦連続での入賞。コンストラクターズランキング最下位を脱したばかりか、8番手まで浮上してみせた。
「全てがかなりうまくいったと思う。そして赤旗の恩恵を受けたのは間違いない。大きな事故だったから、あまり大きな声では言えないけどね」
この日の好結果の要因について尋ねられたリカルドは、そう証言した。
「その後全車がピットレーンに戻った。そして、一部のマシンは、僕らが持っていないタイヤを使えることになった。その時点では、ピットウォールも少しナーバスになっていたと思う。でも結局6ポイントを手にすることができた。最終的にはジョージ(ラッセル/メルセデス)を追いかけたんだ。全体的に見て、僕らはそのことを満足しなければいけないと思う」
リカルドはレース終盤、ラッセルにプレッシャーをかけ続けた。しかしオーバーテイクを成功させるには至らず……最終的な差は0.35秒だった。
今季のアルファタウリは、開幕からずっと厳しい戦いが続いてきた。メルセデスと互角に渡り合うなんて、夢のまた夢……しかし今回それを実現した。そのことに満足すべきだと、リカルドは言う。
「できる限りのことをやったよ。でも、少し奇妙な感じだった」
そうリカルドは語る。
「スティントの最初は、終盤ほどフィーリングが良くなかった。タイヤのリズムを掴むのに少し時間がかかったように感じたんだ。でもその後、最後の10周は本当に限界までプッシュすることができた」
「ジョージに追いついたことで、彼のタイヤを少しばかり痛めつけることができたと思う。でも、それは簡単なことじゃなかった。こんなに近付けるとは予想していなかった」
「彼はうまく走っていたし、ディフェンスもうまくやっていた。でも僕らは挑んだんだ。最終的には6位を逃したことよりも、メルセデスと戦えることのの方が満足すべきことだと思う」
リカルドは、次戦サンパウロGPでも入賞を目指すと明言した。
「先週、ユウキが5ポイントを獲得した。そしてチームにとってはそれが非常に重要なことだった。みんな側転したり、バク転したり、大盛り上がり、大いに喜んだ。でも1週間後にまた6ポイントを手にした」
「今回のような週末が今後も続くかどうか、それを現時点で理解するのは難しい。ブラジルは、特性が全く異なるサーキットだからね。でも似ている部分もある」
「ブラジルも標高は高いし、ダウンフォースもかなり大きい。だから来週のブラジルは問題ないと思うよ」
「今回、僕らは良い週末を過ごすことができた。ただ、良い準備ができていたんだ。そして僕らのセットアップの方向性は、マシンに自信を持つという面で役立つだろうと分かっていた」
「まだ伸びしろが残っているのは、確かに嬉しいことだ。レース中もそうだったけど、最初のセクターは平凡なパフォーマンスだったし、シケインはあんまり安定していなかった。だから改善できる部分はまだいくつかあるんだ。とはいえ、今週末については非常に満足している」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
メルセデスのウルフ代表、フェルスタッペンとの交渉は”終了”と明かす「チーム内でうまくやって、外で浮気するわけにはいかないんだよ」
レッドブルとフェルスタッペン、マクラーレンF1の驚速ペースに慄く「ノリスの圧倒ぶりは異次元」
レッドブル、過去1年間でメルセデスから200人以上のスタッフを採用。レッドブル・パワートレインズ部門に加入
リア・ブロックが「私のルーツ」に回帰。全米ラリー協会の最終戦でスバルUSAのWRX STIをドライブ
ラッセル獲得はレッドブルの選択肢にあらず? マルコ博士、ジュニア昇格が最優先と明言「まずは角田裕毅に何ができるか見てみよう」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?