現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 1975年開催のツール・ド・コルスで激走したNo.7アルピーヌA110をオマージュした現行A110の特別仕様車が日本での受注を開始

ここから本文です

1975年開催のツール・ド・コルスで激走したNo.7アルピーヌA110をオマージュした現行A110の特別仕様車が日本での受注を開始

掲載
1975年開催のツール・ド・コルスで激走したNo.7アルピーヌA110をオマージュした現行A110の特別仕様車が日本での受注を開始

アルピーヌがA110の特別仕様車「A110ツール・ド・コルス75」の日本における購入申込み受付をスタート。1975年開催のツール・ド・コルスで活躍した伝説の7号車A110ベルリネットをリスペクトして内外装を専用アレンジ。販売台数は20台限定

 アルピーヌ・ジャポンは2022年7月14日、A110の特別仕様車「A110ツール・ド・コルス75」の日本における受注を開始した。販売台数は20台限定で、車両価格は1064万円に設定する。

選択に迷うこと必至!? アルピーヌA110の受注生産プログラムが日本でスタート

 今回の特別仕様車は、パワーユニットに1798cc直列4気筒DOHC直噴ターボエンジン(最高出力300ps/6300rpm、最大トルク340Nm/2400rpm)+7速DCTを、懸架機構にアルピーヌシャシーを採用する通常モデルのA110Sをベースに、1975年開催の世界ラリー選手権第9戦のツール・ド・コルスで激走したNo.7アルピーヌA110ベルリネットをオマージュし、その精神を受け継ぐことを念頭に置いて、内外装を専用にアレンジしたことが特徴である。同ラリーでは、後にプジョー・スポールのレーシングディレクターの任に就くジャン-ピエール・ニコラ(Jean-Pierre Nicolas)がドライブするアルピーヌA110ベルリネット1800が、ベルナール・ダニッシュ(Bernard Darniche)がドライブするランチア・ストラトスHFを相手に激しいバトルを展開。結果的にA110はわずかの差で2位フィニッシュとなったが、その猛然たる追い上げは、ラリー・ファンの記憶に強く刻まれた。

 この時のA110のカラーリングはイエローが基調。後にル・マン24時間レースで優勝したA442Bや、最初のF1マシンのRS01に引き継がれ、アルピーヌ/ルノーのモータースポーツ史において非常に重要なカラーとなった。そしてA110ツール・ド・コルス75では、イエロー系のジョントゥルヌソルと称するボディカラーに、ブラック系のノワールプロフォンMのルーフを採用して、往年のA110ベルリネットの外装イメージを再現。また、ツール・ド・コルス75専用デカール(フロント/サイド/リア/フロントフェンダー)やブリリアントホワイトの18インチGRAND PRIXアロイホイール、オレンジ塗装のブレーキキャリパー、Cピラーのトリコロールエンブレム、ブラックインサートのフルLEDヘッドランプなどを特別装備した。

 内装に関しては、ブラックのカラーリングを基調に、“TOUR DE CORSE 75”の専用ロゴを刻印したSabelt製軽量モノコックバケットシートおよびシートスライド/ハーネスアダプターや、マイクロファイバーのステアリング/ルーフライニング/ダッシュボード/センターコンソール、グレーのカラーステッチ、専用フロアマットなどを標準で装備。そして、車名とシリアルナンバー(全世界では150台限定なので、1~150/150と刻印)を刻んだ専用プレートを特別装備した。

 なお、購入申込みは7月14日から24日までアルピーヌ・ジャポン オフィシャルウェブサイト内専用申込ページとアルピーヌ正規販売店において受け付け、申込みが販売台数を超えた場合は抽選、申込みが販売台数に達しない場合は通常販売となる予定だ。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ジャガーEタイプ S1(2) スタイリングにもメカニズムにも魅了! 人生へ大きな影響を与えた1台
ジャガーEタイプ S1(2) スタイリングにもメカニズムにも魅了! 人生へ大きな影響を与えた1台
AUTOCAR JAPAN
もの凄く「絵になる」クルマ ジャガーEタイプ S1(1) そのすべてへ夢中になった15歳
もの凄く「絵になる」クルマ ジャガーEタイプ S1(1) そのすべてへ夢中になった15歳
AUTOCAR JAPAN
日本の「ペダル踏み間違い防止技術」世界のスタンダードに! 事故抑制のため国際論議を主導
日本の「ペダル踏み間違い防止技術」世界のスタンダードに! 事故抑制のため国際論議を主導
乗りものニュース
90年前の“博物館級”のオートバイがオークションに登場 “2輪界のロールス・ロイス” 1936年製ブラフ・シューペリアがカッコ良すぎる
90年前の“博物館級”のオートバイがオークションに登場 “2輪界のロールス・ロイス” 1936年製ブラフ・シューペリアがカッコ良すぎる
VAGUE
HRC渡辺社長、フェルスタッペンの4連覇を祝福「ホンダ/HRCとしてサポートし続けてこられたことを誇りに思う」
HRC渡辺社長、フェルスタッペンの4連覇を祝福「ホンダ/HRCとしてサポートし続けてこられたことを誇りに思う」
motorsport.com 日本版
斬新「日本の“フェラーリ”」に大反響! 「約700馬力のV8スゴイ」「日本なのに左ハンしかないんかい」「めちゃ高ッ」の声! 同じクルマが存在しない「J50」がスゴイ!
斬新「日本の“フェラーリ”」に大反響! 「約700馬力のV8スゴイ」「日本なのに左ハンしかないんかい」「めちゃ高ッ」の声! 同じクルマが存在しない「J50」がスゴイ!
くるまのニュース
本拠地の欧州で「メルセデス・ベンツのタクシー仕様」シェア急降下! なぜ? 「“ベンツのタクシー”に乗れたらラッキー」な時代が到来するのか
本拠地の欧州で「メルセデス・ベンツのタクシー仕様」シェア急降下! なぜ? 「“ベンツのタクシー”に乗れたらラッキー」な時代が到来するのか
VAGUE
「銀の皿」に「レジ横のガム&タバコ販売」に1000円以下のメニューと「ザ昭和」がたまらない! トラック野郎を癒し続ける「采女食堂」はぜひ立ち寄るべし【懐かしのドライブイン探訪その5】
「銀の皿」に「レジ横のガム&タバコ販売」に1000円以下のメニューと「ザ昭和」がたまらない! トラック野郎を癒し続ける「采女食堂」はぜひ立ち寄るべし【懐かしのドライブイン探訪その5】
WEB CARTOP
ラッセルが今季3度目のPP獲得。ガスリーと角田裕毅がQ3で健闘見せる【予選レポート/F1第22戦】
ラッセルが今季3度目のPP獲得。ガスリーと角田裕毅がQ3で健闘見せる【予選レポート/F1第22戦】
AUTOSPORT web
F1ラスベガスGPで追い上げ2位のハミルトン「予選がしっかりできれいれば、楽勝だったろうに」
F1ラスベガスGPで追い上げ2位のハミルトン「予選がしっかりできれいれば、楽勝だったろうに」
motorsport.com 日本版
中央道「長大トンネル」の手前にスマートIC開設へ 中山道の観光名所もすぐ近く!
中央道「長大トンネル」の手前にスマートIC開設へ 中山道の観光名所もすぐ近く!
乗りものニュース
ペレス、チームメイトのフェルスタッペンとは対照的に10位が精一杯「レッドブルは最高のチーム。来年は良いマシンが作れるはず」|ラスベガスGP
ペレス、チームメイトのフェルスタッペンとは対照的に10位が精一杯「レッドブルは最高のチーム。来年は良いマシンが作れるはず」|ラスベガスGP
motorsport.com 日本版
「ん、ここ工事してなくない?」 高速道路の車線規制“ムダに長い”場合がある理由とは?
「ん、ここ工事してなくない?」 高速道路の車線規制“ムダに長い”場合がある理由とは?
乗りものニュース
日本専用の新型「“MR”スポーツカー」初公開! 旧車デザイン×「ネットゥーノ」エンジン採用! 600馬力超えの「チェロSE」登場
日本専用の新型「“MR”スポーツカー」初公開! 旧車デザイン×「ネットゥーノ」エンジン採用! 600馬力超えの「チェロSE」登場
くるまのニュース
ピエール・ガスリー、予選3番手から無念マシントラブル脱落に「顔面平手打ちされたみたい」残り2戦にポテンシャルは確信|F1ラスベガスGP
ピエール・ガスリー、予選3番手から無念マシントラブル脱落に「顔面平手打ちされたみたい」残り2戦にポテンシャルは確信|F1ラスベガスGP
motorsport.com 日本版
モーターマガジンMovie 週間視聴回数BEST5 プラス1(2024年11月17日~11月23日)
モーターマガジンMovie 週間視聴回数BEST5 プラス1(2024年11月17日~11月23日)
Webモーターマガジン
F1マシンを脇に歌舞伎……来春鈴鹿のグリッドでも! 日本GPアンバサダーに就任した市川團十郎「息子と歌舞伎の扮装で踊る計画を」
F1マシンを脇に歌舞伎……来春鈴鹿のグリッドでも! 日本GPアンバサダーに就任した市川團十郎「息子と歌舞伎の扮装で踊る計画を」
motorsport.com 日本版
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1040.01610.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

641.71358.0万円

中古車を検索
A110の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1040.01610.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

641.71358.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村