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旧車オーナーが抱えている悩みTOP3、3位車検費用、2位自動車税、1位は?

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旧車オーナーが抱えている悩みTOP3、3位車検費用、2位自動車税、1位は?

『旧車の維持費は高い』、そう聞いたことがある人は多いのではないだろうか。しかし、維持費と一口にいってもその内訳は様々。

ガソリン代、部品代、カスタム代、車検費用など、実際に旧車を所有している人は一体何に一番お金がかかっているのだろう。

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旧車に特化した買取サービス「旧車王」を運営するカレント自動車は、旧車に興味のある100人を対象に、旧車の維持費に関するアンケートを実施したので、結果を紹介しよう。

旧車オーナーの悩み、ダントツ1位は「部品代(修理・交換)」!所有する旧車の製造年は「1990年代」が最多

旧車オーナーの利用頻度で最も多かったのは「月に数回」で31%であった。次いで「週に数回」が22%、「月に1回未満」が19%、「毎日」が15%、「その他」が13%となっている。

この結果から、旧車は日常的な移動手段としてよりも、趣味や特別な用途で利用される傾向が強いことが伺える。

「月に数回」程度の利用であれば、維持費の負担も比較的抑えやすいと考えられるが、実態はどうなのだろう。

1ヶ月あたりの平均走行距離は、「100km未満」が50%と半数を占めていた。次いで「100km~300km」が27%、「500km~1,000km」が11%、「300km~500km」が7%となっている。

この結果は、上記の利用頻度の結果とも整合性が取れる。1ヶ月あたりの走行距離が短いということは、旧車を頻繁には使用していないことを示唆している。短距離利用が中心であれば、燃費よりも車の状態維持に重点が置かれる傾向があるかもしれない。

また、走行距離が短い分、消耗品の交換頻度も低くなり、維持費全体を抑えることに繋がっている可能性も考えられる。

所有する旧車の製造年で最も多かったのは「1990年代」で38%であった。次いで「2000年代以降」が30%、「1980年代」が18%、「1970年代」が9%、「1960年代以前」が5%。

「1990年代」の旧車が最も多いということは、比較的新しい旧車を所有する層が一定数存在することを示している。これらの車両は、旧車としての価値だけでなく、日常的な使用にもある程度対応できる性能を備えていると考えられる。

一方で、「1960年代以前」の旧車を所有する層は少数派であり、Q1の旧車に乗る頻度への回答も「100km未満」が8割以上を占めていたことから、日常的な使用ではなく趣味としての利用をする人が多いのかもしれない。

また、Q1で「月に数回」使用すると回答した層では、1990年代の比較的新しい旧車であるネオクラシックカーを所有する傾向が見られた。これは、旧車としての魅力と日常的な使いやすさを兼ね備えているためと考えられる。

旧車の維持費で最も負担に感じているものは、「部品代(修理・交換)」で22.3%という結果に。

次いで「自動車税」が20.1%、「車検」が18.8%、「保険料」が10.9%、「ガソリン代」が9.6%、「防錆処理や補修代」が9.2%、「カスタム費用」が3.9%、「駐車場代」が3.5%、「その他」が1.7%となっている。

「部品代(修理・交換)」が最も負担に感じられていて、全体として、どの層においても共通して負担感の高い項目となっていた。

これは、旧車の維持には専門的な知識や技術が必要となる場面が多く、そのための費用が負担になっていることや、部品の入手が困難なことも負担になっていると考えられる。

「自動車税」や「車検」も上位にランクインしており、これらの法定費用も旧車オーナーにとっては無視できない負担となっていることが伺える。

特に自動車税は旧車の場合、環境負荷の観点から新車と比較して自動車税の重課税が適用されることが要因として考えられる。

また、Q1の利用頻度で「毎日」と回答した層では、ガソリン代の負担感が高まる傾向が見られた。これは、日常的な利用に伴い、燃料費が増加するためと言えるだろう。

まとめ

今回の調査では、旧車オーナーの利用頻度や維持費の実態が明らかになった。

利用頻度としては「月に数回」が最も多く、1ヶ月あたりの平均走行距離は「100km未満」が半数を占めるなど、日常使いというよりは趣味として旧車を楽しんでいる人が多い傾向が見られた。

また、維持費に関しては「部品代(修理・交換)」を負担に感じている方が最も多いことから、旧車の維持には部品が入手困難なことや、専門的な知識や技術が必要となる場面が多く、そのための費用が負担になっていると考えられる。

調査対象
調査機関:自社調査
調査対象:旧車に興味のある男女100名
調査期間:2025年3月18日~2025年3月25日
調査方法:インターネット調査
調査内容:Q1.ふだん旧車に乗る頻度はどれくらいですか? Q2.あなたの旧車の1ヶ月あたりの平均走行距離はどのくらいですか?  Q3.あなたの所有する(していた)旧車の製造年を教えてください。 Q4.あなたの旧車の維持費で最も負担に感じているものはどれですか?

関連情報
https://www.qsha-oh.com/

構成/Ara

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みんなのコメント

79件
  • チビ太郎465
    部品代も高いが、そもそも部品そのものがない。
    旧車の1番苦労する部分じゃないのかな〜???
  • kak********
    ゼニカネで片付く問題に文句垂れる旧車オーナーなんて少数派だろ?

    月100kmも乗らない、もう完全に趣味なんだし、どうやっても部品が手に入らないとか、ゼニカネで片付かない問題のほうが大きいだろ?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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