クルマに限らず商品というのは価格と発売するタイミングが重要。どんなに素晴らしいモノでも、市場に投入する時期を誤ると大失敗する。
よくあるケースその1は、コストとのバランス。新しい技術を開発して優れたクルマはできたのだが、新技術のコストがまだ高い。これをそのまんま価格に転嫁すると、ユーザーは飛びついてくれない。
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そこをぐっと堪えたのが、初代プリウスや初代リーフだ。イノベイティブな商品ほど早く市場に出したいが、初期赤字を我慢してアーリーアダプター層を掴まないと、スタートダッシュでコケやすい。革命を成功させるには、メーカーの財務体力も重要なのだ。
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