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実車 ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ 日本発表 価格/内装は?

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実車 ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ 日本発表 価格/内装は?

もくじ

ー ドメニカリCEOも来場
ー イオタの名は、伊達ではない
ー 最強の空力性能 ALAは2.0に進化

『ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ』すべての画像をみる

ドメニカリCEOも来場

ランボルギーニ・アヴェンタドールの最強モデルとして今年の8月にアメリカ・モントレーで行われたクエイルロッジ・モータースポーツ・ギャザリングにおいて披露されたのが「SVJ/スーパー・ヴェローチェ・イオタ」である。そのSVJが11月21日に開かれたランボルギーニ・ディ・ジャパン 2018で日本初公開された。

発表の場にはステファーノ・ドメニカリCEOとチーフ・コマーシャル・オフィサーを務めるフェデリコ・フォスキーニ氏も参加。またランボルギーニ・ディの開催を祝してイタリア駐日大使のジョルジョ・スタラーチェ氏も駆けつけた。

ランボルギーニ・ファンにとって憧れの名であるイオタ/Jの名が与えられたアヴェンタドールSVJは、持てるテクノロジーを余すことなく注ぎ込んで開発され、その姿は強烈。アヴェンタドールSがエレガントに見えるほどだ。

ミドに搭載されるV12エンジンは770psを発揮し、各部の軽量化とさらに進化した空力デバイスであるARA2.0を備え、4輪駆動、4輪操舵によりフラッグシップ・モデルにふさわしいパフォーマンスを発揮する。

車体はエンジンフードに軽量なカーボンパネルを採用するとともに、各部をシェイプアップすることによりSVと変わらぬ1525kgを実現している。

こうしてパワー・ウェイト・レシオ1.98kg/psに代表されるトップクラスのパフォーマンスを得たアヴェンタドールSVJは、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェで6分44秒97をマークし、量産車最速記録を奪い返したことからもその実力が分かろう。

イオタの名は、伊達ではない

60°V型12気筒エンジンはアヴェンタドールSと同じ6498ccの排気量だが、インテーク形状などを最適化するともにチタン製バルブを採用し、フライホイールを軽量化。

リアの高い位置にマウントされたテールパイプが特徴の軽量エグゾースト・システムは、素晴らしい排気音を提供するとともに、排圧を低減させ、これらの進化によりSに較べ30hpアップの770hpを発揮する。

ここにエンジン特性にあわせた7速のインディペンデント・シフティング・ロッド・トランスミッションが組み合わせられる。

ランボルギーニに欠かせない4輪駆動システムも進化。SVに較べトルク配分がリア側に3%増大された。

SVJのサスペンションは磁性流体プッシュロッド式のサスペンションを前後に採用し、ローリングや不要な車体の動きを補正するだけでなく、システムはリアホイール・ステアリング・システムとも連動し、あらゆる条件において完璧に対応する。またフロアと地面との間に発生する空気の流れを一定に保つことで ALA の効率とダウンフォースを確保する。あわせてアンチロールバーはSVに較べ50%高められ、ダンパーの減衰力も15%向上させメカニカル・グリップを高めている。

最強の空力性能 ALAは2.0に進化

ウラカン・ペルフォルマンテで初採用され、高度な空力制御を実現したALA(アエロディナミカ・ランボルギーニ・アッティヴァ)は、よりきめ細かな制御を行う2.0に進化。

SVに較べ前後軸でダウンフォースを40%向上させ、ドラッグは1%減らしている。ALAの機能を代表するのがリアウイングのエアコントロールだ。フラップを開閉させることによりイン側のダウンフォースを発生させ、グリップを高めるもの。これらの制御はLDVA2.0が司る。

アヴェンタドールSVJではすべての車載電子システムをリアルタイムに制御するLDVA(ランボルギーニ・ディナミカ・ヴェイコロ・アッティヴァ)2.0が新たに備わるのが特徴だ。ALAのコントロールを始め、パワートレインやスタビリティ・コントロール、磁性流体サスペンション、油圧可変ギアレシオ・ステアリング、リアホイール・ステアリング、制動システムなどを統合制御する。

今回ランボルギーニ・ジャパンが発表した価格は、5154万8373円となる。Sに較べ約665万円のアップになるが、その内容を考えれば納得できよう。

また、カスタマイズ・プログラムの「アド・ペルソナム」を活用することにより、自分だけの1台を作ることも可能だ。

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