2024年F1イタリアGPの金曜、RBの角田裕毅はフリー走行1=13番手/フリー走行2=16番手、ダニエル・リカルドはフリー走行1=12番手/フリー走行2=8番手だった。FIAの発表によると、今回RBは、アップデートコンポーネントとして、フロントウイング、フロアボディ、リヤウイング、ビームウイング、ヘイロー、ミラーの変更を行っている。
レーシングディレクターのアラン・パーメインは、一日を振り返り、次のように語った。
F1イタリアGP FP2:ハミルトンは最速タイムを記録もシートの加熱問題に悩む。ペレスは予防措置でギヤボックス交換
「まずまずの一日だったが、2台の間に少し違いがあった。ダニエルはバランスにそれなりに満足して初日を終えた。だがまだ改善の余地はある」
「モンツァは、ローダウンフォースで、コーナーではマシンのグリップが低く、滑りやすいため、毎年簡単にはいかない」
「裕毅については、FP2で我々が彼のマシンのセットアップに関してミスを犯したため、良いセッションにはならなかった。彼に対して謝罪したい」
「ミディアムタイヤでのランは理想的でなく、正しいセットアップの時には、赤旗の影響で、ソフトタイヤで本来出せるはずのタイムを記録することができなかった。彼のマシンはオーバーステアが強すぎたので、FP3に向けて今夜、その点に取り組んでいく」
■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
フリー走行1=13番手(1分22秒714:ソフトタイヤ/23周)/フリー走行2=16番手(1分21秒735:ソフトタイヤ/20周)
少し難しい一日でした。理解すべきことがたくさん残っていると思います。
コースにいくつか変更があり、路面が再舗装されたので、よりスムーズになり、走りやすいと感じました。また、縁石が変更されたことで、前よりも少しアグレッシブに走ることが可能になりました。
まだ初日です。エンジニアたちが今夜データをチェックしてくれるので、明日に向けて改善の余地が見つかることを期待しています。
■ダニエル・リカルド(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
フリー走行1=12番手(1分22秒605:ミディアムタイヤ/21周)/フリー走行2=8番手(1分21秒300:ソフトタイヤ/23周)
良い一日で、マシンが強力だと感じた。モンツァはクールなトラックだ。他よりも楽しめるサーキットはいくつかあって、ここはそのひとつだね。
新しいアスファルトは少し異なっていたし、他のドライバーでも見られたように、グリップを探し出すのは少し難しくなったようだ。チャレンジングだが楽しいよ。今日には満足しているし、土日に向けて良い基盤ができたと思う。
今夜はそれほど大きく変更する必要はない。マシンを理解しているし、良い位置にいるからね。マシンの快適性という面で、良いレベルに達していると感じた。それでも常に、改善を見つける余地はあるものだ。
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