8月16日、2024年MotoGP第11戦オーストリアGP MotoGPクラス 初日のセッションがレッドブル・リンクで行われた。午後のプラクティスで、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチームのファビオ・クアルタラロは13番手、アレックス・リンスは17番手で終えた。
第8戦オランダGPの決勝レースでクラッシュし、右足の骨折と右手首に重度の打撲傷を負い、第9戦ドイツGPと第10戦イギリスGPの2日目以降をキャンセルしたリンス。大会直前には「(自身の)フィーリングが良くなった」と語って意欲を見せており、フリー走行1回目では序盤から順調にタイムを更新していく。
バニャイアがレコードブレイクで初日トップ。トップ4までドゥカティが並ぶ/第11戦オーストリアGP
ソフト/ミディアムと2セットの新品タイヤを使用し、終盤には1分30秒台をマーク。最終的に1分30秒482と、日本メーカーではトップとなる13番手で終えた。一方のクアルタラロも、このレッドブル・リンクで功績を残しているサーキットなだけに序盤から1分30秒台へと突入させていた。
中盤こそタイムが伸び悩んだものの、最終アタックでは自己ベストを0.304秒縮めて1分30秒552の14番手で終えた。すると、午後のプラクティスでは開始15分で上位6名が1分29秒台に入れるなか、クアルタラロが1分29秒947で7番手に続く。さらに、中盤頃にはリンスが自己ベストを一気に上回る1分29秒861を記録して5番手に浮上し、2名揃ってトップ10圏内に名を連ねた。
しかし、残り10分ほどで全体のタイムが大幅に上がり、ふたりは一気にトップ10圏外へと弾き出される。クアルタラロも連続でタイムを更新させ、最終アタックで1分29秒380まで縮めたが、13番手に留まることに。好走を披露していたリンスも、最終的に17番手まで沈む結果となった。
ふたり揃ってダイレクト予選Q2進出を逃す結果とはなったものの、クアルタラロはトップから0.872秒差につけており、土曜日の予選でもQ2進出に意欲を見せている。リンスも復帰戦ながらも初日から比較的好走を見せているため、土曜日の予選とスプリントでは巻き返しが期待できるかもしれない。
■ファビオ・クアルタラロ(FP1:14番手、プラクティス:13番手)
「午前中はあまり調子が上がらなかったけれど、午後はかなり良くなったんだ。今まで一度も使ったことのないものを試し、目を見張る程の感触ではないけれど、ヤマハの以前の乗り方に近づくことができた。それにより、午前中よりは少しだけ前進することができたよ」
「ペースが上がり、安定性も増した。トップからはまだ離されているけれど、午後の走りは悪くなかった。明日もこの方向性で、もう一歩前へ進めると考えているよ。変更がうまくいっているから、Q2へ進める可能性も残っていると思う」
■アレックス・リンス(FP1:13番手、プラクティス:17番手)
「体調はとても良い状態だよ。初めから100%で走ることができた。でもコース上でちょっと“迷子"になってしまった。というのも、コースは簡単に見えるのに、実際は非常にテクニカルで難しい。コーナー進入では正確な場所でブレーキをかけなければ真っ直ぐ行ってしまったり、振り落とされたり、いろいろなことが起こるんだ」
「今日は全体的には悪くなかったと思うけれど、トップからは依然として離されている。マシン、セッティング、電子制御システムなど、あらゆることへの取り組みを続けていかなければならないね。僕自身は体調が良かったのでハッピーだよ」
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