ここに来て多分、旧車の見方が少し変わってきたように感じられる。それが当イベントを取材してみての印象だ。単に昔を懐かしむということではなく、そこにある情熱に触れるというべきだろうか、世にないものを作ろうという、それぞれのメーカーの開発者の意気込みがひしひしと伝わるのである。ここから学ぶべき点は、かなり多いのではないだろうか。ここではカースタイリング的デザイン視点で紹介してみたい。
まず注目したのが、1970年に発表されたレンジローバーの初期モデル。当初は2ドアだけだったのだが、デザイン的に見てもその先進ぶりは素晴らしい。
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