現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ジャガーMk VIIにヒルマン・インプも出走 ラリー・フォー・ジ・エイジ 参加無料の公道イベント(2)

ここから本文です

ジャガーMk VIIにヒルマン・インプも出走 ラリー・フォー・ジ・エイジ 参加無料の公道イベント(2)

掲載
ジャガーMk VIIにヒルマン・インプも出走 ラリー・フォー・ジ・エイジ 参加無料の公道イベント(2)

ヒルマン・インプ(1967年式)

マシュー・エヴァンス氏/テイラー・エヴァンス氏

【画像】参加無料の公道イベント 「ラリー・フォー・ジ・エイジ」参加車両と会場の様子 全104枚

カッコよく改造されたヒルマン・インプを、12年前に自身最初のクルマとして購入したというマシュー・エヴァンス氏。「半年ほど普通に運転していましたが、ある日、ラリーへ参加したいと考えたんです」

「998ccエンジンを積み、各部をアップグレードし、5年かけてクルマを仕上げました。毎回乗るたびに笑顔になれるので、売る気はまったくありません」

「当初は森林の中を走るようなラリーを想像していましたが、このクルマの場合、参加できるカテゴリーがなかったんです。しかもイベントの参加費用が高く、タイヤも専用品が求められるので、考えを改めました」

「ラリー・フォー・ジ・エイジは、クルマを普段とは違う方法で楽しむ絶好の機会。妻のテイラーに、ナビゲーションの技術を身に着けてもらう、良いキッカケにもなりました。2人ともすっかり夢中です。10月のイベントにもエントリーしようと思います」

「最初のテストセクションから最後まで、素晴らしい時間でした。速度域は遅くても、やるべきことが忙しく、交流の機会も多い。ルートを読むのは難しかったですが、それも面白かった。インプの走りも完璧でしたよ」

ジャガーMk VII(1953年式)

エイミー・ヘインズ氏/ウィリアム・ヘインズ氏

「クラシックカーはわたしの命。ウィリアムたちが整備し、自分が写真に収めるんです」。と、エイミー・ヘインズ氏が夫婦の関係を説明する。

「休日はいつもクルマと一緒。通勤にも乗りますが、犬の散歩にも使います。今回は夫のウィリアムにとっても初めての、本格的なラリーイベントでした。犬にとってもね」

「夫がドライバーで妻がコ・ドライバーという、典型的なスタイルにはなりたくなかったので、わたしが運転したんです。認めたくありませんが、ウィリアムの方が運転は上手ですけれど。それに彼は、ちょっと文字を読むのが苦手なんです」

「悩むようなUターン場所や、チェックポイントの停止位置など、理解するのに時間がかかりました。でも後半にはしっかり学習し、タイムカードをマーシャルへ渡すタイミングもバッチリ」

「平均速度を、余り意識しなかったことが反省点。最下位に近い順位でしたが、楽しかったので気にしていません」。とエイミーが笑う。「既に仲間では、次はどのイベントに参加しようか、という話題になっています」

「ジャガーMk VIIは大きくて豪華ですが、スピードを保ちやすい。ジムカーナのようなテストセクション以外は、犬のロッティも喜んでいたようですよ」

アームストロング・シドレー・サファイア234(1958年式)

オリ・パーマー氏/フレッド・ビークロフト氏

「わたしも、いとこのフレッドも、クラシックカーに囲まれて育ったんです」。と笑顔で話すオリ・パーマー氏。「自分が初めてステアリングホイールを握ったのも、祖父のランドローバー・シリーズIIIでした」

思いがけないきっかけで、アームストロング・シドレーへ興味を抱いたというオリ。最終的に、4気筒エンジンのサファイア234を、いとこのフレッド・ビークロフト氏と共同所有することになったという。

「ツインSUキャブレターが載り、最高出力は120馬力。かなり高性能です。アームストロング・シドレー・オーナーズクラブが、困った時は助けてくれます。彼らは、交換用部品も驚くほどの量を保有しているんです」

「今回が初めてのラリーイベントでしたが、ジムカーナのようなテストセクションも正確に走れました。これまで、このサファイア234がハードな走りへ投じられてきたのかわかりませんが、今日は最後までスムーズに進みましたね」

「4番目のセクションで、大きなミスをしました。勉強の1つとして、次に繋げたいと思います」

オースチン・ヒーレー・スプライト(1959年式)

オリビア・スタンレー氏/ダン・ウィッティンガム氏

「家族はみんなクルマ好き。フランス人だった祖父が、オースチン・ヒーレー・スプライトへ情熱を注いでいたことが始まりでしょうね。かなり遅いですし、運転が難しいですけれど」。と話すのは、オリビア・スタンレー氏だ。

「わたしが生まれた時には、祖父は他界していたのですが、間違いなく彼の情熱は受け継いでいると思います。免許を取ってからラリーへ挑戦したいと思い、ヒーレー・スプライトへ自然に興味を持ったんです」

「初めてのラリーイベントへ参加する車両として、ぴったりだと思いました。祖母は、タイム計測用の機器がクルマへ取り付けられることを心配していましたが、出場することには喜んでいました。走るために作られていますからね」

「このイベントのことは、多くの人へ伝えています。友人や母も、興味を持っているようです。来年も、間違いなくここへ戻ってくるつもりです」

続く4台は、参加無料のラリーイベント(3)にて。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

フォード、伝統のバハ1000で『ブロンコDR』と『レンジャー・ラプター』が主要部門を制覇
フォード、伝統のバハ1000で『ブロンコDR』と『レンジャー・ラプター』が主要部門を制覇
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、出鼻を挫くパンクは「大きな衝撃がなかった」と驚き。DAY2は”抑えめ”の走りに|WRCラリージャパン
トヨタ勝田貴元、出鼻を挫くパンクは「大きな衝撃がなかった」と驚き。DAY2は”抑えめ”の走りに|WRCラリージャパン
motorsport.com 日本版
最強の4気筒「メルセデスAMG A 45 S 4MATIC+ Final Edition」は限定300台
最強の4気筒「メルセデスAMG A 45 S 4MATIC+ Final Edition」は限定300台
AutoBild Japan
アイオニック5からコナへ!【ヒョンデ・アイオニック5長期レポート5】
アイオニック5からコナへ!【ヒョンデ・アイオニック5長期レポート5】
AUTOCAR JAPAN
走行中、後ろから緊急自動車が! 譲らないと「違反」に!
走行中、後ろから緊急自動車が! 譲らないと「違反」に!
くるくら
トヨタの「“2階建て”ハイエース!?」登場! 豪華“ウッド”&茶内装が超カッコイイ! 充電システム×エアコンも完備のケイワークス「アーチザン Type I」お台場で実車公開
トヨタの「“2階建て”ハイエース!?」登場! 豪華“ウッド”&茶内装が超カッコイイ! 充電システム×エアコンも完備のケイワークス「アーチザン Type I」お台場で実車公開
くるまのニュース
【ヤマハ】Netflix の新作SFアニメ「Tokyo Override」にヤマハがデザインしたバイク「Y/AI(ワイエーアイ)」が登場!
【ヤマハ】Netflix の新作SFアニメ「Tokyo Override」にヤマハがデザインしたバイク「Y/AI(ワイエーアイ)」が登場!
バイクブロス
キャンプ・災害に備える手のひらサイズの携帯浄水器「Greeshow GS-288」のセール実施中!
キャンプ・災害に備える手のひらサイズの携帯浄水器「Greeshow GS-288」のセール実施中!
バイクブロス
ミツオカ新型「M55」世界初公開に反響多数! MTのみ設定&“旧車”デザインに「良すぎる」の声! 青内装の「ゼロエディション」が話題に
ミツオカ新型「M55」世界初公開に反響多数! MTのみ設定&“旧車”デザインに「良すぎる」の声! 青内装の「ゼロエディション」が話題に
くるまのニュース
クシタニが2024-25FWガーメントを発売! 暖かさと運動性の高さを両立した防寒パンツ・ブーツ・グローブをラインナップ
クシタニが2024-25FWガーメントを発売! 暖かさと運動性の高さを両立した防寒パンツ・ブーツ・グローブをラインナップ
バイクのニュース
ついに昔の[ダイハツ]が蘇る!? [不祥事]以来変わった[社内の雰囲気]とは
ついに昔の[ダイハツ]が蘇る!? [不祥事]以来変わった[社内の雰囲気]とは
ベストカーWeb
ニューズウィーク誌が選ぶ「2025年最も期待される新型車」にベントレー新型「コンチネンタルGTスピード」が選出されたもっともな理由…とは?
ニューズウィーク誌が選ぶ「2025年最も期待される新型車」にベントレー新型「コンチネンタルGTスピード」が選出されたもっともな理由…とは?
Auto Messe Web
フィアット125周年をイタリアが国をあげて祝福、2つの特別展示会をトリノで開催
フィアット125周年をイタリアが国をあげて祝福、2つの特別展示会をトリノで開催
Webモーターマガジン
「ランクル」兄弟で最もモダンな“250”に試乗! オンロードでもオフロードでも隙がない万能モデルだ。【試乗レビュー】
「ランクル」兄弟で最もモダンな“250”に試乗! オンロードでもオフロードでも隙がない万能モデルだ。【試乗レビュー】
くるくら
「クルマの左寄せ」苦手な人が多い!? よく見えない「左側の車両感覚」をつかむ“カンタンな方法”がスゴい! JAFが推奨する“コツ”ってどんなもの?
「クルマの左寄せ」苦手な人が多い!? よく見えない「左側の車両感覚」をつかむ“カンタンな方法”がスゴい! JAFが推奨する“コツ”ってどんなもの?
くるまのニュース
文化を身近に。BMWが贈る特別イベントに名門ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団が登場!
文化を身近に。BMWが贈る特別イベントに名門ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団が登場!
OPENERS
全長2.5mで新車100万円級! トヨタの「斬新2シーターモデル」がスゴイ! めちゃお手頃サイズなのに「必要にして十分」の“おふたりさま向けマシン”とは
全長2.5mで新車100万円級! トヨタの「斬新2シーターモデル」がスゴイ! めちゃお手頃サイズなのに「必要にして十分」の“おふたりさま向けマシン”とは
くるまのニュース
アルピナの未来、26年「BMW傘下」でどう変わる? 高性能EV&Mモデルとの差別化を考える
アルピナの未来、26年「BMW傘下」でどう変わる? 高性能EV&Mモデルとの差別化を考える
Merkmal

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

57.8146.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

14.0129.8万円

中古車を検索
ツインの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

57.8146.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

14.0129.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村