■メーカーより大学生が先に造った!? ジムニー5ドアの完成度に驚愕
2022年1月14日から16日にカスタムカーの祭典「東京オートサロン」が開催されました。
自動車&タイヤメーカーやカスタムショップなどがさまざまなカスタムカーをお披露目するなかで、かねてから噂がされている「ジムニー5ドア」が初披露されたといいます。
【画像】ついにジムニー5ドア公開!究極のジムニーがアツい!(38枚)
インドでは、いよいよ2022年にお披露目されるといわれているスズキ「ジムニーシエラ・ロング」。
日本でも多くのユーザーが首を長くしてデビューを待っていると思います。発売から4年目を迎えたジムニーシリーズは、未だ人気が衰える気配がなく、今も納車まで1年近くかかる状況です。
一方で、ジムニー/ジムニーシエラともショートボディしかなく、唯一のウイークポイントはそのスペースユーティリティ。
人を乗せるにも、モノを載せるにも微妙な後部空間ゆえに、多くのオーナーは屋根にルーフラックなどを装着することで弱点を解消しています。
それゆえに、ジムニーのロングボディの登場が待ち望まれるわけですが、コロナ禍や半導体不足の影響もあって、生産国であるインドからはなかなか新しい情報が入ってきません。
そんな状況に業を煮やして、日本自動車大学校(NATS)の学生があるアクションを起こしました。それが東京オートサロン2022でお披露目された「NATS JIMNY kimun kamy」です。
車名の“キムンカムイ”とは、アイヌ語で山の神を表す言葉なんだとか。
山野を自由に駆け回る最強のアソビクルマという意味を込めて、名付けたといいます。気の利いた名前もさることながら、驚かされるのはそのフォルム。
ジムニーシエラをベースに、ボディとラダーフレームをストレッチし、見事な5ドア化をおこなっています。
製作に携わったのは7人の学生ということですが、会場にいたその1人に話を聞きました。
「我が校はこれまでビックフットのジムニーなどを出展してきましたが、どのジムニーよりもインパクトのあるクルマを出したいということで、巷で話題になっている5ドアモデルを造ることにしました。
車両は担当の先生の愛車で、納車の日にすぐボディカットしました。あの瞬間の先生の顔が忘れられません(笑)」
製作にあたっては、ネットに出回っているCGを参考にしたといいます。
まず、ラダーフレームを一度カットして、中間に新たに作ったスチール製の延長材を接合。
さらにスチールプレートを巻き、補強をおこなっているといいます。
ボディもストレッチしていますが、後部ドアはシエラのドアを切り取って、成型をおこなっています。
クォーターウインドウも自動車用ガラスを自分たちでカットして製作。フレームとボディと合わせて、400mmの延長しました。
さらに、卓越したオフロード性能を持たせるため、タイヤ&ホイールを17インチ化し、サスペンションも6インチリフトアップ。
大きなタイヤをしっかりと位置決めさせ、同時に不整地でしっかり動かすために、前後サスペンションを3リンクから5リンクに変更しているところも、NATSらしい造詣の深さを感じさせる部分です。
延長したフレームに新設したサスペンションのピポッドも、税妙な角度で付けられており、思わず唸らされます。
またリアゲートを開けると、ゲート内に大型のウーハースピーカーがインストールされていますが、スピーカーベースにジムニーの純正フロントグリルを使うなど、若者らしいセンスとアソビ心が見られます。
協賛各社から提供されたアフターパーツがふんだんに装着されているのも、リアリティが感じられます。
ですが、これが完成形ではないと先ほどの学生はいいます。
「僕らの目標は、車検が取れて合法的に走れるクルマの製作です。
今回はショーに間に合わせるために、間に合うところまで作りましたが、デフやミッションなどまだまだ手を入れるべきところがあります。
ショーが終わったら、さらに完成度を高めていきたいですね」。
「もし、ジムニーロングが出たならこんなフォルムとバランスだろう」と確信できるほど、絶妙なバランスで仕上がっている同車。
もし“本家”のジムニーシエラロングが出たら、シリーズに新たな魅力と可能性を加えることは間違いなさそう。
今後の愛車計画を立てるのに、NATS JIMNY kimun kamyはかなり参考になりそうな1台です。
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