もくじ
ー iシリーズのブランドリーダーに
ー 先進装備が多数
ー 市販化は2021年ごろ
iシリーズのブランドリーダーに
BMWはビジョンiネクスト・コンセプトとよばれる、2021年から市販車にも搭載予定の自動運転システムを備えた電動SUVを公開した。
ビジョンiネクストは、X5と同等サイズのSUVであり、BMWの電動技術や自動運転技術を示すものだ。これは同社が2007年に公開した「プロジェクトi 2.0」の後継にあたるコンセプトとなる。
BMWによれば、ビジョンiネクストは電動化、自動運転、コネクティビティの進化による自動車の将来像を示すものだという。BMWグループのハラルド・クルーガー会長は、「iネクストはわれわれの将来像を示すものです」と語った。
ビジョンiネクストはBMWの開発部門を統括するクラウス・フローリッヒが「i」シリーズの「ブランドリーダー」と位置付けている。このクルマはX5と似た外寸だが、EV化の恩恵により室内空間は明らかに拡大されている。
先進装備が多数
iネクストはスリムなヘッドライトと大型のキドニーグリルを特徴とする。このグリルは自動運転に必要な多くのセンサー類が内蔵されている。近くで見ると、このパネルは3Dプリントされたものだ。
車内に光を取り入れるため、パノラミックルーフが装備されている。また、ドアは観音開きでBピラーが無いデザインだ。また、このコンセプトの塗装は見る角度により色が変化するものであった。
インテリアはミニマリスト的デザインで、ウッドのダッシュボードに加えデジタルのディスプレイが配され、スイッチ類は最小限に抑えられている。前席の間にはコーヒーテーブルのようなセンターコンソールで仕切られ、大型のリアシートには4人が乗車可能だ。
内装は一風変わった布貼りだが、これはタッチコントロールを可能とする「インテリジェント・マテリアル」だという。
市販化は2021年ごろ
市販車に使われる新技術について詳細はほとんど明かされていないが、2020年に登場予定のiX3にも使われるBMWの第5世代電動パワートレインを搭載しているようだ。iネクストについて、フローリッヒは0-100km/h加速を4秒程度としているほか、航続距離は611km程度に達するとしている。
自動運転モードに加え、iネクストにはふたつのドライブモードを備えている。ステアリングとディスプレイパネルがドライバー志向になる「ブースト」と「イーズ」が用意される。自動運転モードにおいては、ステアリングホイールは格納され、居住空間が拡大する。
クルーガーは「BMWビジョンiネクストは新次元のドライビングプレジャーを与えてくれます。これは将来のモビリティにおけるドイツの役割を表すモデルです」と付け加えた。
iネクストの市販仕様は2021年ごろ登場予定だ。その自動運転レベルは国ごとの規制やインフラに応じて変化するだろう。中国やその他のアジア市場では早期に認可が得られるかもしれないが、英国で完全な自動運転が許可されるまでは少々時間がかかるだろう。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
年収は最低いくら必要!? “500万円台から”のトヨタ高級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」を買える“幸せな家族”の世帯年収とは
「違反じゃないんだからいいだろ」って非常識! まわりの迷惑を顧みない「自己中運転」5選
新型「“R36”GT-R」まもなく登場か!? 4.1リッターV6搭載で1000馬力発揮!? 旧型デザイン採用の「和製スーパーカー」生産状況を公開
大人“6人”乗れるレクサス「高級ミニバン」初公開! 1500万円の豪華仕様、反響は?
クルマのドアに装着された「謎のバイザー」どんな機能!? 「付いてないクルマ」と何が違う? 気になる「効果」や取り付け方法とは
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?