ニッサン／NMC、東京オートサロン2024出展概要を発表。FEマシンや4モデルのコンセプトカーを展示

　12月18日、日産自動車株式会社と日産モータースポーツ＆カスタマイズ（NMC）は、2024年1月12日（金）から14日（日）にかけて千葉県の幕張メッセで開催される東京オートサロン2024の出展概要を発表した。

　今回のオートサロンでは、日産が販売する乗用車の『キャラバン』、『エクストレイル』、『ルークス』、『マーチ』のコンセプトカーやNISMOロードカーのラインアップを展示するほか、2024年3月に日本初開催となるABB FIAフォーミュラE世界選手権『Tokyo E-Prix』に参戦する予定のGen3マシン『ニッサンe-4ORCE 04』を展示する。

　2022年12月に公開されたフォーミュラEの第3世代となるマシン『ニッサンe-4ORCE 04』は、ニッサン・フォーミュラEチームとしてノルマン・ナトとサッシャ・フェネストラズを擁し2022／2023シーズンに挑戦。第5戦ケープタウンE-Prixではフェネストラズがポールポジションを獲得し、第14戦ローマE-Prixではナトが2位表彰台に上がる活躍を見せた。

　3月に東京都江東区で開催される初のホームレースへ向けて展示予定の、日本を象徴する花のひとつである桜のデザインを取り入れたカラーリングが施された『ニッサンe-4ORCE 04』は目玉のマシンとなるだろう。

　また、乗用車モデルに特別なカスタムを施したコンセプトカーも4台の展示が予定されている。『キャラバン』をベースにした『Disaster Support Mobile-Hub』は、2023年9月に日産が発売した『ポータブルバッテリー from LEAF』を複数備えることで、緊急・災害時には防災拠点にもなる支援車両（Mobile-Hub）となるカスタムが施されている。

『ルークス』をベースに、ファッション・雑貨・アートを国内外で展開するセレクトショップのBEAMS（ビームス）が監修した『ROOX BEAMS CUSTOMIZED CONCEPT』は、“思わず出かけたくなるクルマ”をコンセプトに、ファッションシーンで活躍するデニム素材を内外装に使用している。より自分らしさを表現できるクルマとして、ビームスならではの遊び心が随所にあしらわれたカスタムだ。

　そのほかにも、SUVの『エクストレイル』をベースにオフロードテイストとタフギア感をさらに高めた『X-TRAIL CRAWLER CONCEPT』や、東京オートサロン2023にて掲げた日産中古車プロジェクトの第2弾として、今回は“パティシエ”をテーマに『マーチ』をカスタムした『MARCH Patissier CONCEPT』も展示される。

　NISMOのロードカーからは2024年モデルの『ニッサンGT-R NISMO』やRZ34型の『フェアレディZ NISMO』のほか、『スカイライン NISMO』の3台が展示。NMCからは日産直系のカロッツェリアとしてデザインや機能に高度な付加価値を加えるカスタムカーブランド『AUTECH』より、『X-TRAIL AUTECH SPORTS SPEC CONCEPT』と『SERENA AUTECH SPORTS SPEC CONCEPT』の2台が並ぶ。

　また当日は、日産の公式SNSアカウントにてブースの様子やトークショーが生中継されるほか、日産ブース内にグッズ販売のコーナーでは『NISSAN』『NISMO』ブランドのグッズミニカー等の販売も行われる予定だ。各詳細は順次告知されるとのことなので、気になる方は公式ページをチェックしてほしい。

●日産 東京オートサロン2024特設ページ（https://www.nissan.co.jp/EVENT/CUSTOMIZE/）
●日産公式YouTube（https://www.youtube.com/NissanJapan/）
●日産公式X（https://twitter.com/NissanJP）
●日産公式インスタグラム（https://www.instagram.com/nissanjapan/）