もう侮られない! エクステリアは迫力&質感アップ
タントカスタムRS(クールバイオレットクリスタルシャイン)今回のマイナーチェンジでタント「カスタム」はフロントフェイスを大きくチェンジ。これまで、タントのオリジナルを活かした上で上質感を演出していたルックスは、よりソリッドで精悍な顔つきになった。
特にオートレベリング機能付きのフルLEDヘッドライトは、新技術によりアダプティブドライビングビーム(ハイビーム)の薄型化を実現。フェイスデザインをグリルとライトまわりの上部は薄く、ヘッドライトより下のバンパーまわりは厚くすることで迫力あるフェイスと堂々とした胸を張ったイメージをもたせている。
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タントの前下がりのボンネットフードに対し、ウェストラインからほぼ水平にボディ前端まで伸ばしてノーズを高くすることでフロントフェイスの”厚さ”を確保したこともこのデザインのポイント。そのために、ヘッドライトはもちろん、ボンネットフードやフロントフェンダーまで新設計しているのだ。
タントカスタムRS(クールバイオレットクリスタルシャイン)リヤまわりはバンパーを新デザインとして、エアロを装着しているようなワイド感を演出。前後ともに遠目には軽自動車に見えないようなボリューム感と迫力をもたせた。
さらに、メッキ加飾としたドアハンドルがサイドビューにアクセントを加えている。
カスタムは切削加工アルミホイールを標準装備として、カスタムRS(ターボ)は15インチでタイヤサイズが165/55R15。カスタムX(NA)は14インチでタイヤサイズ155/65R14となる。ホイールデザインは今回のマイナーチェンジではどちらも変更はない。
ブルーをアクセントにしたシックで上質なインテリア
カスタムの差し色はブルーだが色調は落ち着いたものになっており、コックピットはシックな雰囲気だ。エアコン吹き出し口のブルー加飾。ドアハンドルのメッキ加飾。■インストゥルメントパネル
ダッシュボードやインストゥルメントパネルなど、コックピットまわりのレイアウトはタントシリーズで共通。カスタムはエアコン吹き出し口やダッシュボードに加えられたブルーの差し色がアクセントになっている。さらに、センターコンソールまわりのパネルをグロスブラック、ステアリングやドアハンドルにメッキとして上質感を演出する。
幅広のメーターはタントシリーズ共通。■メーター
メーターには4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを標準装備し、エアコンのステータス、時計、タコメーター、エコドライブインジケーターなど、さまざまな情報を表示する。
さらに、メーター両端の三角形の照明が運転状況で変化する「ドライブアシストイルミネーション(エコドライブアシスト照明)」が装備されている。
レザー調とファブリックを組み合わせたフロントシート。差し色としてブルーのラインが入る。フロントセンターアームレストは小物入れが備わる。リヤシートは最大50度のリクライニング機構を備える。■シート
前後シートは表皮をレザー調とファブリックの組み合わせとし、フロントシートはレザーの面積を増やすとともにブルーのラインをアクセントにしている。ステッチもブルーとしてさりげない上質さを演出、ファブリック地の模様も印象的だ。
また、センターアームレストにボックスが標準装備となり、運転席まわりの使い勝手もアップしている。なお、メーカーオプションの運転席ロングスライドシートを選択するとボックスレスのアームレストになる。
リヤシートは左右5:5分割で240mmのロングスライドと最大50度のリクライニングが可能となっており、ゆとりのある室内空間を実現している。
シートバックにスライドレバーを追加したラゲッジルーム。■ラゲッジルーム
ラゲッジルームはサイズこそ変更はないものの、左右分割可倒式のリヤシートはラゲッジルーム側から操作できるスライドレバーを追加したことで使い勝手が大幅に向上している。
さらに、ファンクロスも含めタントシリーズ全車に標準装備となった上下2段調節式デッキボードにより、リヤシート格納時のフルフラット化を実現したほか、ラゲージアンダートレイと2階建てで収納スペースを活用できるようになっている。また、上下2段調節式デッキボードは取り外して単体で使用することも可能だ。
ファンクロスでは 防水加工となったシートバックは、タントとタントカスタムではカーペット地になっているほか、USBポートとラゲッジルームランプは装備されていない。ファンクロス専用とするには惜しい装備なので、オプションでも良いので採用グレードを拡大してほしいところだ。
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9インチスマホ連携ディスプレイオーディオはスマホユーザーに最適
9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ(メーカーオプション)今回のマイナーチェンジで新たにメーカーオプションとして9インチスマホ連携ディスプレイオーディオが用意された。高精細HDディスプレイを採用し、スマホアプリを大画面で操作できる。
また、スマートパノラマパーキングアシストやパノラマモニター、バックモニターもこの大画面に表示されるのでとても見やすい。
フルセグテレビやラジオはもちろん、Bluetooth接続による音楽再生、HDMI接続による動画再生、ハンズフリー通話などのカーナビでおなじみの機能も備えている。
また、操作はタッチパネルだけでなく、音声認識でも可能だ。
USBHDMIのポートは助手席側に設置。(写真はファンクロス)USBポートはタイプAを採用。(写真はファンクロス)助手席ダッシュボードにはHDMIポートとUSBポートを設置。USBポートはタイプAで出力は2.1A。スマートフォンをはじめとしたデジタル機器の給電だけでなく、データ通信も可能な仕様となっている。好きな画像をUSBメモリを使って本体に取り込めばオリジナルのオープニング画像として設定できる機能もある。
■Apple CarPlay
Apple CarPlayに対応しており、iPhoneのアプリケーションを大画面で操作することができる。電話はもちろん、ナビゲーションや音楽再生など、使い慣れたiPhoneの機能をほぼそのまま使えるので新たに操作を覚える必要がないのはありがたい。
iPhoneをBluetooth接続し、Apple CarPlayでグーグルマップによるナビゲーションを表示。メイン画面電話画面ミュージック画面ミュージック/ナビゲーション画面iPhoneはBluetooth接続が可能で、スマホの置く場所を選ばずワイヤレスでスッキリ使用できるのがありがたい。一方でUSB接続も可能なので、充電しながら使うこともできるから電池切れの心配もない。
■Andoroid Auto
Androido Autoにも対応しており、Androidの各種アプリケーションも大画面で使用可能だ。
スマホはBluetooth接続で音楽再生などはできるが、Android Autoとして使用するにはUSBでの接続が必要になる。
メイン画面。右下にナビゲーション中の案内が表示されている。Andoroidスマートフォンを接続し、Android Autoでグーグルマップのナビゲーションを利用。9インチスマホ連携ディスプレイオーディオはカスタムのみではなく、タント、ファンクロスの全グレードで装着可能となっている。
また、ユーザーサポートや車両情報、走行履歴、メンテナンスのお知らせなどの機能を備えたアプリケーション「ダイハツコネクト」をスマートフォンにインストールしておけばApple CarPlay・Android Autoでも利用することができる。
エンジンとグレード設定
カスタムRSのエンジンルーム。搭載される水冷直列3気筒12バルブDOHCインタクーラーターボエンジンは従来から変更はない。エンジンはターボとNAが用意されており、「カスタムRS」がターボ、「カスタムX」がNAとなる。スペックなどは今回のマイナーチェンジでは特に変更はない。
また装着されるホイールがカスタムRSが15インチ、カスタムXが14インチで、こちらも従来と同じデザインのホイールを装着している。
また、カスタムRSはステアリングとシフトレバーが本革巻きになっているのがカスタムXと異なる点だ。
トランスミッションはCVTのみで、カスタムRS、カスタムXの両方にFFと4WDを設定している。4WDはオート格納ミラーにヒーターとサイドアンダーミラーが標準装備となる点が異なる以外、装備に大きな差はない(FFはオプションで装着可能)。
グレードやエンジン、駆動方式、価格などは以下のとおりだ。
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みんなのコメント
こんなのに喜んで乗っている人って、美的センスの欠片も無いんだろうな。
会社の若い奴が白いアルファードのヘッドライトをグリーン系に変え、爆音響かせて得意げにしていたけど、カッペだよ。
田舎モン。
見ているだけで恥ずかしくなる。