現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【あの限定車は凄かった(4)】サバンナRX-7アンフィニ(シリーズ累計3000台限定/1986年8月22日~/販売価格:278万8000円~・当時)

ここから本文です

【あの限定車は凄かった(4)】サバンナRX-7アンフィニ(シリーズ累計3000台限定/1986年8月22日~/販売価格:278万8000円~・当時)

掲載 更新
【あの限定車は凄かった(4)】サバンナRX-7アンフィニ(シリーズ累計3000台限定/1986年8月22日~/販売価格:278万8000円~・当時)

1995年の規制緩和に先立つこと10年前、マニアックなユーザーに向けてひっそり(?)と発売されたメーカー純正ファインチューンドカーがマツダのアンフィニ シリーズ。一般的にはFC3S型サバンナRX-7の限定車シリーズとしてお馴染みだ。

熟成するということの意味を教えてくれたアンフィニ
いまでも中古車市場では高値で取引されているのが2代目サバンナRX-7のアンフィニ シリーズ。FC3S型発売の1986年8月にスポーティグレードのGT-Xをベースに300台の限定発売。以後、小変更を加えながら4世代、都合8回発売された。

運転免許証番号、12桁の意味。最後の一桁であれがわかっちゃう!

各世代の特徴は別項にまとめたが、共通するのは、すべて2シーター仕様であり、BBS社製の鍛造アルミホイール、専用ダンパー、アルミ製ボンネットフードなどを装備しているところだろう。もっとも、世代によって足回りのチューニングやエンジン出力が異なり、それがまたこのクルマの特異な人気の源泉になっている。

少量限定生産でスポーツカーを熟成していくという開発手法は、3代目のFD3S型RX−7に引き継がれ、タイプRZ、バサーストほか多数の限定車が誕生した。

第1世代(アンフィニ 1):1986年8月22日 
●限定台数:300台 ※1987年1月にも同仕様・300台を追加発売(ブリリアントブラック追加)
●販売価格(当時):278万8000円~

<主な専用装備>
・2シーター化(リアには小物入れ=ストレージボックス)
・MOMO社製本革ステアリングホイール
・MOMO社製本革シフトノブ(ブーツ一体型)
・ニット製専用ハイバックスポーツシート&ドアトリム
・ブロンズペンガラス
・BBS製鍛造アルミホイール
・アルミ製ボンネット
・アルミ製スペアタイヤホイール
・専用開発の低圧ガスダンパー
・リミテッドスリップデフ
・防眩電動ドアミラー
・助手席フットレストバー
・新色外板色(ノーブルホワイト)
・専用エアロキット(フロントディフレクター、リアサイドディフレクター、ボディ同色リアスポイラー)

第2世代(アンフィニ2):1988年1月18日
●限定台数:300台 ※1988年8月にも同仕様・300台を追加発売。
●販売価格(当時):281万8000円~

<主な専用装備:アンフィニ1からの変更点>
・最終減速比を変更して低・中速域の加速性能を向上<4.100→4.300>
・ステアリング/シフトレバーなど操作系の剛性向上
・新設計リアスポイラー(ウイングタイプ)の採用
・新色外板色(クリスタルホワイト)
・ドア内張りとシート地をグレーからブラックに変更
・ブロンズ色サンシールド採用

第3世代(アンフィニ3):1989年8月
●限定台数:600台 ※90年2月にも同仕様・600台を追加発売(マツダ創立70周年記念車)
●販売価格(当時):270万4000円~

<主な専用装備:アンフィニ2からの変更点>
・エンジン性能の一層の向上
・205/55R16タイヤの採用
・BBS製16インチ鍛造アルミホイールの採用
・ストラットタワーバーの標準装備
・ショックアブソーバとブッシュ類の特性変更(より俊敏なハンドリングに)
・専用バケットシート
・運転席/助手席ニーパッド
・新デザインのエアロパーツキット採用
・新色外板色(シェイドグリーン)

第4世代(アンフィニ4):1990年6月22日
●限定台数:600台 ※1991年2月にも同仕様・300台を追加発売(ブリリアントブラック選択可)
●販売価格(当時):284万3000円~

<主な専用装備:アンフィニ3からの変更点>
・ショックアブソーバー&ブッシュの特性見直し
・FR車では日本初のトルセンLSD採用
・専用仕様のピレリP-ZEROタイヤ(205/55R16)
・ブレーキマスターシリンダーのサイズアップ
・ブレーキパッド材質の変更
・レーシングタイプフルバケットシート(ハンドメイド:運転席)の採用

あの限定車は凄かったのバックナンバー

サバンナ RX-7アンフィニ4 主要諸元
●ボディサイズ:全長4335×全幅1690×全高1270mm
●車両重量:1230kg
●乗車定員:2名
●エンジン型式・形式:13B・直2ローターターボ
●エンジン総排気量:654cc×2
●エンジン最高出力:215ps/6500rpm
●エンジン最大トルク:28.0kgm/4000rpm
●駆動方式:FR
●サスペンション形式:前ストラット・後マルチリンク
●ブレーキ形式:前後Vディスク
●タイヤサイズ:205/55R16 88V

[ アルバム : マツダ RX-7 アンフィニ はオリジナルサイトでご覧ください ]

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

平凡な男が突如、何百万人もの夢の中に現れる!?『ドリーム・シナリオ』
平凡な男が突如、何百万人もの夢の中に現れる!?『ドリーム・シナリオ』
バイクのニュース
「悪くはないが、良くもない」勝田貴元、シェイクダウンは入念に走行。改善のカギと戦略は/ラリージャパン
「悪くはないが、良くもない」勝田貴元、シェイクダウンは入念に走行。改善のカギと戦略は/ラリージャパン
AUTOSPORT web
新車が買えないレベルで人気沸騰中のメルセデス・ベンツGクラス! EVが売れない日本でも「G 580 with EQ Technology」ならバカ売れするか?
新車が買えないレベルで人気沸騰中のメルセデス・ベンツGクラス! EVが売れない日本でも「G 580 with EQ Technology」ならバカ売れするか?
THE EV TIMES
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
レスポンス
ロゴスと「ファイナルファンタジーXIV」コラボのアウトドアグッズの予約受付がスタート!
ロゴスと「ファイナルファンタジーXIV」コラボのアウトドアグッズの予約受付がスタート!
バイクブロス
インディカー初体験の角田裕毅、インディ500への挑戦に現状関心ナシも「もう少し歳をとって考えが変われば……」
インディカー初体験の角田裕毅、インディ500への挑戦に現状関心ナシも「もう少し歳をとって考えが変われば……」
motorsport.com 日本版
ベントレーCEOの旧私邸を改装。ベントレー本社近隣の特別な顧客体験スペース「The Mews」を発表
ベントレーCEOの旧私邸を改装。ベントレー本社近隣の特別な顧客体験スペース「The Mews」を発表
LE VOLANT CARSMEET WEB
スズキ「最上級SUV」新発表! トヨタ「ヤリスクロス」サイズの“豪華仕様”! 精悍顔もカッコイイ「グランドビターラ ドミニオンE」印国に登場
スズキ「最上級SUV」新発表! トヨタ「ヤリスクロス」サイズの“豪華仕様”! 精悍顔もカッコイイ「グランドビターラ ドミニオンE」印国に登場
くるまのニュース
アドベンチャースタイルの“軽二輪スクーター”ホンダ「ADV160」に2025年モデル登場! ふたつの新色をプラスした「全3色のカラバリがスポーティ」
アドベンチャースタイルの“軽二輪スクーター”ホンダ「ADV160」に2025年モデル登場! ふたつの新色をプラスした「全3色のカラバリがスポーティ」
VAGUE
「RS」最新モデル日本上陸!! アプリリア「RS457」発売
「RS」最新モデル日本上陸!! アプリリア「RS457」発売
バイクのニュース
「ルノー・セニック E-Techエレクトリック」が「モーター・トレーダー・インダストリー・アワード2024」で「ニューカー・オブ・ザ・イヤー」受賞
「ルノー・セニック E-Techエレクトリック」が「モーター・トレーダー・インダストリー・アワード2024」で「ニューカー・オブ・ザ・イヤー」受賞
LE VOLANT CARSMEET WEB
BMW R1300GSアドベンチャーをイギリス人レーサーが斬る「30Lタンクの巨体で攻めの走りができる…そのシャシーと電子制御に驚愕だ」
BMW R1300GSアドベンチャーをイギリス人レーサーが斬る「30Lタンクの巨体で攻めの走りができる…そのシャシーと電子制御に驚愕だ」
モーサイ
「シボレー コルベット E-Ray」は4WD化の恩恵が絶大!もっと刺激的な電気エイの襲来に喝采を【新車試乗】
「シボレー コルベット E-Ray」は4WD化の恩恵が絶大!もっと刺激的な電気エイの襲来に喝采を【新車試乗】
Webモーターマガジン
軽さと居住性を両立したバックパッキングテント「Thouswinds サジタリアスシングルテント」が発売!
軽さと居住性を両立したバックパッキングテント「Thouswinds サジタリアスシングルテント」が発売!
バイクブロス
「緊急車両が来て道を譲らないとどうなりますか」  理由に「『聞こえんかった』は通用するのですか」 譲るのはマナー?義務? 具体的にどう譲ればいいのですか。
「緊急車両が来て道を譲らないとどうなりますか」 理由に「『聞こえんかった』は通用するのですか」 譲るのはマナー?義務? 具体的にどう譲ればいいのですか。
くるまのニュース
日産のフルサイズSUV『アルマーダ』新型、ベース価格は5.6万ドルに据え置き…12月米国発売へ
日産のフルサイズSUV『アルマーダ』新型、ベース価格は5.6万ドルに据え置き…12月米国発売へ
レスポンス
ハミルトンFP2も首位、メルセデス好調も上位は接戦模様か。RB角田裕毅は10番手|F1ラスベガスGP
ハミルトンFP2も首位、メルセデス好調も上位は接戦模様か。RB角田裕毅は10番手|F1ラスベガスGP
motorsport.com 日本版
スズキ、フラッグシップ『ハヤブサ』のカラーリングを変更した最新モデルを発表。11月22日より発売
スズキ、フラッグシップ『ハヤブサ』のカラーリングを変更した最新モデルを発表。11月22日より発売
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

666.0901.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

89.51119.0万円

中古車を検索
RXの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

666.0901.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

89.51119.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村