現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 使ってない人は損してる! お財布にも身体にも優しいクルマの機能4選

ここから本文です

使ってない人は損してる! お財布にも身体にも優しいクルマの機能4選

掲載 27
使ってない人は損してる! お財布にも身体にも優しいクルマの機能4選

 この記事をまとめると

■最近のクルマに多く付いている最新機能を紹介

目から鱗の便利っぷり! もうこれだけで欲しくなるレベルのクルマの装備8選

■便利機能は安全に繋がるだけでなく経済性にも優れる可能性がある

■1度使ったら手放せないほど便利なので、装備されているクルマを買うのがオススメだ

 最新の便利機能を使うとラクなだけでなく経済的!

 最近のクルマはデザインや性能の向上だけでなく、機能面でも大幅に進化している。なかには「走るタブレット、スマホ」と呼んでいいほどのコネクテッド機能なども満載され、走らせることは容易だが、すべての機能、操作を使いこなすには、パソコンの取説同様に、かなりの探求心、エネルギーが必要になるのもまた確か。

 筆者だって、愛車のある機能に、乗り始めて数年たってから気づき、いまでは便利に使っている……なんてこともあったりする。

 ここでは、せっかく付いているのだから、使わない人が多いかも知れないが、使わないのは絶対に損! という機能のいくつかを取り上げてみたい。

 パドルシフト

 まずはパドルシフトだ。すべてのクルマに付いているわけではない機能、装備だが、もし付いていたら、絶対に便利だから使ってほしい。パドルシフトと聞いて、AT、2ペダル車をスポーティに走らせるためだけの機能、装備だと勘違いして使わないケースもあるだろうが、じつは、走りのスムースさや経済性にも貢献してくれるのである。

 というのは、首都高速道路など、比較的ペースが速く、加減速も多い走行環境では、パドルシフトの-+のシフトダウン、シフトアップによって、下手にブレーキを踏むよりスムースにスピードコントロールがしやすくなったりする。同乗者がいれば、より安心、快適に乗っていられるということだ。筆者はパドルシフトのないクルマは買わない……と思っているほど、重宝している。

 さらに、筆者がそうだが、パドルシフトを駆使することで、ブレーキを踏む機会が減り、ブレーキパッド、ローター、さらにはタイヤの減りが減少する。筆者の愛車は、ブレーキパッドが効き優先で柔らかいとされる9年目のドイツ車だが、ディーラーのサービスマンが驚くほどブレーキパッドの減りが少なく、いままで交換なし。タイヤの減りも同様で、ある意味経済的だと思っている。

 なお、電動車のパドルは回生レベルコントロール機能になるのだが、効果はそう変わらないから、ガソリン車、電動車を問わず、パドルが付いていれば、ぜひ使いこなしてほしい。

 ドライブモード

 いまでは多くのクルマにドライブモードが付いている。ホンダのECONのように、エコモードのみのタイプから、新型プリウスのようにエコ/ノーマル/スポーツ/カスタムといった複数のモードを備えたドライブモードもある。クルマ好きなら、各モードを試して、適材適所で使い分けているはずだが、あまりクルマに関心のない人だと、デフォルトのノーマルモードのままで走りっぱなしかもしれない。

 が、燃費、電費性能にこだわるなら、走り出す前にエコモードにセットすると、より経済的(燃費、電費)な走りが可能になる。また、筆者のように愛犬を乗せる機会が多い、あるいは幼児を乗せている場合も、自然と加減速が穏やかになるエコモードを選択して走ると、車内でどこかにつかまれない犬も幼児も、より快適に乗っていられることになる。

 ただ、メモリー機能があれば、常に同じモードで走れるのだが、再始動するとデフォルトのモードに切り替わってしまうクルマだと、ちょっと面倒ではあるのだが……。

 安全にも疲労軽減にも繋がる

 ハンズフリー電話機能

 走行中の車内での携帯電話、スマホの使用は禁止されている。というか、捕まる、捕まらない以前に使うとかなり危ない行為となる。よって賢者はイヤホンを使ったりするのだが、それだって片側の耳をふさぐのだから、危ないのは同じ。スマホを操作する着信操作も必要になる場合もある。

 そこで、けっこう多くの新型車に付いている電話のハンズフリー機能が便利で安全だ。走行中も電話をとれなくてはならないケースもあるはずだが、車両のハンズフリー機能は、たとえばクルマのスピーカーから着信音が流れ、ステアリングの電話ボタンを押すことで通話開始。

 もう一度ボタンを押せば通話終了。さらに電話帳までクルマ側に移行することができる車種なら、誰からかかってきたか、誰にかけるかもディスプレイ画面で確認できるから、便利で安全なのである。

 オートブレーキホールド機能

 電子パーキングブレーキとともにセットで装備されることも多いのがオートブレーキホールド機能だ。スイッチをONにすることで、信号待ち、一時停止、料金所などで止まった際、ブレーキを踏み続けなくてもブレーキ機能が保持される機能である(ACCの渋滞追従、停止保持機能にも使われている)。もちろん、筆者のようにその便利さを知っていて、使いこなしている人も多いはずだが、そもそも付いていてもこの機能を知らないドライバーもいるはずだ。クルマの購入時にセールス氏がしっかりそのあたりの便利機能を教えてくれればいいのだが、冒頭で触れたように、いまクルマは機能、装備が多彩で、すべてを教えてくれるとは限らない。すべてを教えるには、相当な時間が必要でもある。

 ただし、オートブレーキホールド機能はメモリー付きとそうでないクルマが混在。国産車は非メモリー付きがほとんどで、最新、最先端の新型プリウスだってメモリー機能は付いていない。ホンダ車でも現行型のヴェゼル、ステップワゴンからやっとメモリー付きになったぐらいである。

 一方、輸入車の多くはメモリー付きだ。メモリー付きでないとうっかりONにし忘れる怖さもあるのだが、とにかく使えば一時停止、渋滞中の右足でブレーキを踏み続ける労力から解放され、疲れず、靴底の減り!? も減少すると筆者は思っていて、パドルシフト同様にメモリー付きオートブレーキホールド機能なしのクルマは、愛車候補から脱落、である。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
VAGUE
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
GQ JAPAN
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
レスポンス

みんなのコメント

27件
  • アイドリングストップ解除スイッチだな。
    アイドリングのガソリン消費をちまちまケチるよりも、バッテリーの劣化を抑制して長寿命化させた方が、結局は財布にも環境にも優しい。
  • オートクルーズはよく使う。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

275.0460.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0789.0万円

中古車を検索
プリウスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

275.0460.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0789.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村