堅牢なボディと走破性に優れた“クロスカントリー”とは
近年は圧倒的なSUVのブームが巻き起こり、各メーカーとも開発に注力しているモデルはSUVという現象が起こっています。
【画像】どこへも行ける“荒野のスーパーカー”! 最強高級クロカン3台を見る(41枚)
事実、レクサスやマツダなどでは、新型車のほとんどがSUVで今後も増加傾向が見込まれます。
このようなSUVのなかで、異彩な雰囲気を与えるのが「クロカン(クロスカントリー)」車です。
SUVとクロカンは似ているようで実は構造上に大きな違いがあり、SUVはセダンなどと同様のモノコックボディを採用しているモデルが多くあります。
モノコックボディはフレームとボディを一体化したもので、パネル自体にも剛性を確保することで軽量化に繋がり、乗用車のほとんどはモノコックボディを採用しています。
一方で、クロカン車はラダーフレームというはしご状のフレームを採用するものが多く、ボディとフレームの役割を分けて搭載しています。
また、ラダーフレームには直接エンジンや足回りが装着されているので、ボディに損傷があってもフレームさえ問題なければ走行し続けることが可能です。
これらのメリットがあるため、クロカンは雪道や不整地などの走破性に優れ、軍用車や災害時の救出車両として数多くの国の機関や企業に採用されてきました。
そんなクロカンも優れた悪路走破性からブランド志向が高まり、各メーカーのクロカンも高級化が進んできました。
今回は、このような高級クロスカントリー車をメインに代表する3車種を紹介します。
最初の1台は、トヨタ「ランドクルーザー300」です。
ランドクルーザー300のルーツは、1951年に誕生した「TOYOTA BJ型」から始まり、おもに自衛隊の活動目的で開発されました。
その後、ランドクルーザーも派生モデルが誕生し、ランドクルーザー80→100→200へと新モデルを誕生させる度に高級化が加速していきます。
そして、2021年8月に発売されたランドクルーザー300では、「操舵アクチュエーター付パワーステアリング」や「電子制御ブレーキシステム」など、最新技術で悪路走破性に対応するとともに指紋認証スタートスイッチなど高級車に相応しい装備を数多く装備。
パワートレインは「3.5L V6ツインターボ ガソリン」と「3.3L V6ツインターボ ディーゼル」の2種類に10速ATを組み合わせて余裕の走りを実現しています。
2台目は75年以上の歴史を誇る、クロスカントリー車のパイオニア
2台目はランドローバーの牽引役になった「ディフェンダー」です。
初代ディフェンダーのルーツは、1948年に登場した「ランドローバー シリーズ1」で、当時から走破性の高さと機関の耐久性が評価されていました。
シリーズ1はシリーズ3まで続き、その後ディフェンダーが誕生します。
現行モデルにあたる4世代目のディフェンダーは2020年4月に誕生し、重厚感のあるフォルムとスクエアなエクステリアは日本国内でも高い人気を誇ります。
装備はグレードで大きく異なり、シートはコンビレザーやフルレザー、サスペンションもグレードによってはエアサスが装備されています。
パワートレインは2リッターガソリンターボエンジン、3リッターディーゼルターボエンジンのほか、5リッタースーパーチャージドガソリンエンジンまで幅広く用意され、多くのニーズに応えています。
3台目は、ジープ「グランドチェロキー」でクロカン=ジープと図式が成り立つほど、ブランドイメージが強いといえるでしょう。
現行モデルは2021年に誕生した5代目で、2列シートのほか3列シートも用意されています。
ただし現行モデルはラダーフレームを廃止し、唯一モノコックボディを採用しており、独自のクォドラトラックII 4×4システムを採用することでジープの名に恥じない悪路走破性は健在です。
また、インテリアのフルレザーはもちろん、18基のスピーカーと10インチサブウーハーを配置したMcIntoshプレミアムサウンドシステムなど、高級車に相応しい装備を数多く搭載しています。
※ ※ ※
不整地などの走行を目的としたクロスカントリー車も代を重ねることに高級化が目覚ましく、高級セダン並みの室の高い造りが当たり前になってきました。
価格はグレードによって大きく異なりますが、ランドクルーザー300が510万円から800万円、ディフェンダーが905万円から1675万円、グランドチェロキーが785万円から1185万円となっています。
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アウトドアや牽引には向いてる。