オランダやベトナムでの新規開催が決まるなど、来季のF1開催カレンダーは今年と比べて大きく変わる可能性が高い。そんな中で複数のグランプリが、来季も継続開催できるかどうか、その岐路に立たされている。
ドイツGPも、その将来が危惧されるレースのひとつで、現在契約継続について、F1とホッケンハイムリンクの間で交渉が進められている。
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ホッケンハイムリンクは、これまでよりも開催権料が低い状態での複数年契約を求めていると言われている。そして同サーキットのマネージングディレクターは、現在F2参戦中のミック・シューマッハーが将来F1にデビューすることになるならば、ドイツGPは必要不可欠だと信じている。
「問題は、もし現在F1の契約を結んでいないのなら、将来的にもF1の開催契約を結ぶのは難しいだろうということだ」
サーキットの代表であるゲオルグ・セイルは、motorsport.comにそう語った。
「なぜなら、”基準”が違うからだ。今結んでいる契約よりも要求は確実に高くなる」
「もしミック・シューマッハーがF1ドライバーになるなら、F1はドイツで開催されていなければならない。それが我々の信念だ」
「契約できる可能性はある。しかし、損失を意味する可能性のある契約を結ぶつもりはない」
今季のドイツGPのチケット販売は、2018年の同じ時期と比べてわずかに減少しているという。ドイツGPではF2のレースが設定されていないものの、シューマッハーがデモンストレーションを披露する可能性についても”取り組んでいる”と語る。
「彼の父親が走らせたフェラーリか、その他のマシンで、デモランを行うかもしれない」
そうホッケンハイムのマーケティング責任者であるジョーン・テスケは語った。
「我々は彼をF1マシンで走らせたい。それが重要なんだ」
テスケ氏曰く、ドイツGPの週末にF2のレースがないことに「非常に失望した」という。
「我々は、F2のレースが行われることが、ドイツにとって非常に重要なんだということを、スケジュールを決断する人々に早い段階で訴えた」
「ミックがホッケンハイムでF3のチャンピオンを決めた時のことについて彼らに話した。ミックがプレマでF2に参戦することが決まった時もそうだった。彼らを説得しようと、たくさんのプレッシャーをかけたんだ」
「F2の開催カレンダーが発表された時、我々は実にがっかりした。その後で、リバティ・メディアが努力してくれたことを知っている。それは良いことだ。彼らは、ドイツにおけるミックの重要性を認識したと思う。ミックは、大きな熱意をこのスポーツとドイツにもたらしている。おそらく、動き出したのが遅かったのかもしれない」
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