■上級グレード「EQS580 4MATIC+」は約1760万円
独メルセデス・ベンツは2021年8月10日、同年4月に世界初公開した電気自動車(EV)「メルセデスEQ」シリーズの高級セダン「EQS」の注文を欧州で開始しました。
【画像】フラッグシップ電動サルーン!メルセデス「EQS」を見る(32枚)
EQSは全長5216mm×全幅1926mm×全高1512mm、ホイールベース3210mmというボディサイズのサルーンです。
Cd値(空気抵抗定数)は0.202と、これまでにない数値を達成。これにより、EQSは世界でもっとも空力性能の良い市販車になっています。これにより大きく電費を稼げるというメリットだけでなく、風切り音の少ない走りを実現しています。
登場したのは「EQS450+」と「EQS 580 4MATIC+」の2種類。
EQS450+は後輪駆動モデルで、モーター出力は245kW(約333ps)・568Nmを発生。107.8kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、0-100km/h加速は6.2秒、最高速度210km/h(リミッター)というパフォーマンスを誇ります。航続可能距離は最大で770km以上ということです。
EQS450+のドイツでの車両価格は、10万6374.10ユーロ(日本円で約1380万円。19%の付加価値税VAT込、以下同)です。
もう一方のEQS580 4MATICは高性能モデルで、駆動方式は4マティック(4WD)になります。トータルのモーター出力は385kW(約524ps)・855Nmを発生し、107.8kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。0-100km/h加速は4.3秒、最高速度は210km/h(リミッター)です。
EQS580 4MATICのドイツでの車両価格は13万5529.10ユーロ(約1760万円)になります。
発売にあたり、限定スペシャルモデル「Edition1(エディション1)」が用意されます。エディション1はAMGラインのエクステリア、オプシディアンブラックのメタリックペイント、パノラマスライディングサンルーフ、21インチAMGマルチスポークアロイホイール、専用インテリアなどを装備しています。
エディション1は、車両本体価格に加え1万8433.10ユーロ(約240万円)のオプション価格となります。
※ ※ ※
ちなみに、2021年1月に日本でも発売された新型「Sクラス」は、全長5180mm×全幅1920mm×全高1505mm、ホイールベース3105mm(S400d標準ボディ・日本仕様)。EQSはこの新型Sクラスと同じセグメントで、メルセデスEQのフラッグシップになります。
日本では「S400d 4MATIC」で1293万円(消費税込、以下同)、「S500 4MATIC」で1375万円という車両価格です。
今回欧州で登場したEQSは、Sクラスとそれほど変わらない車両価格といえるのではないでしょうか。高級サルーンもパワートレインで選択する時代が来たといえそうです。
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みんなのコメント
大体、1年くらい間を置いた時にEQSの評価次第かな?
評価が低かったらAMGバッジ付けて、日本のメルセデスフリークの皆さんが在庫処理係をする。
これがベンツが考えるエコなんかい??