現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > タイプRは白! WRXは青! もはや「伝説級」のボディカラー5選

ここから本文です

タイプRは白! WRXは青! もはや「伝説級」のボディカラー5選

掲載 更新 13
タイプRは白! WRXは青! もはや「伝説級」のボディカラー5選

 この記事をまとめると

■レーシングマシンの色を受け継いている色が多い

じつは塗料は基本同じ! 高級車のボディカラーが色褪せない理由とは

■その色で既にレースに出ていなくても、色だけは今でも健在している

■環境問題などにより当時の色のまま作れない物もある

 ブランドイメージにも繋がる象徴的なボディカラーたち

 名車とボディカラーには、切っても切れない関係があり、インパクトのあるクルマは、それぞれ印象強いイメージカラーを持っているもの。そうした象徴的なボディカラーには、メーカーの志、気高さ、モータースポーツの逸話などが込められている。

 そんな逸話のある代表的なボディカラーをいくつかピックアップしてみよう。

 1)チャンピオンシップホワイト(ホンダ)

 タイプRシリーズ各車のイメージカラーとして人気のある、チャンピオンシップホワイト。

 チャンピオンシップホワイトは、ホンダの第一期F1参戦時代のマシンのカラーに由来したもの。

 当時、ホンダはF1参戦にあたって、「アイボリーホワイト+赤の丸」をナショナルカラーとして登録。そのアイボリーホワイトのF1マシン、とくにF1で初優勝したRA272を彷彿させる色として、「チャンピオンシップホワイト」を設定。

 ホンダのレーシングスピリットを象徴するボディカラーして、初代NSX-Rから採用された。

 2)WRブルー(スバル)

 スバルのコーポレートカラーはブルー。このブルーは、スバルのエンブレム「六連星」の由来と言われている。六連星(むつらぼし)」は、おうし座のなかにあるプレアデス星団のことで、エンブレムのブルーが、夜空の部分を表現している。

 1990年代に入ると、レガシィ、インプレッサでWRCに参戦。このときタバコブランドの「555」がメインスポンサーとなり、スバルのワークスマシンは、いわゆる「555カラー」で出走。WRCでの活躍がイメージアップとなり、2代目インプレッサから、「555カラー」を模した「WRブルー」が用意されるようになった。

 今でも人気の衰えない象徴的カラーの意外なストーリー

 3)ワンガンブルー(日産)

 ワンガンブルーは、2019年に発表されたR35GT-Rの2020年仕様に設定された新しいカラー。湾岸=公道最高速……というイメージを抱くかもしれないが、じつはR34GT-Rのベイサイドブルーを現代版にアレンジしたもの。

 環境的な問題などで、現行車をベイサイドブルーでペイントすることは許されなくなり、それに近い色を新技術で作り直したのが、湾岸ブルー。つまり、「ワンガン」=「ベイサイド」という意味。

 ワンガンブルーは特別色なので、この色を選ぶと、33万円のプラスとなる!! その分、ベースコートにもブルーが入った、4コート2ベークの手の込んだ塗装で、太陽光と水銀灯の下では、違う表情を見せるのが特徴。

 とくに、水銀灯の光を浴びた時にボディラインを美しく映し出す深みを持たせることにこだわって開発された。

 4)グランプリマルーン(日産)

 グランプリマルーンは、1971年に登場したフェアレディZの240ZGの専用色。この頃、メタリックカラーは米国車のイメージが強く、ソリッドカラーはもっぱらヨーロッパの高級車が好んで採用していた。

 そこでフェアレディZの限定上級グレードであることをアピールするべく、カラーデザイナーが塗装メーカーでブレンドを繰り返して開発したのが、このグランプリマルーン。赤系の顔料の耐久性が向上したことではじめて実用化できた色だった。

 5)チャンピオンイエロー(スズキ)

 二輪と四輪の両方を生産しているスズキ。バイクのGPでは、ブルーがワークスカラーだったが、オフロードではイエローがイメージカラーだった。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

全長3.4m切り! ダイハツ「斬新軽トラ」がスゴい! “カクカク”デザイン×「超画期的なユニット」搭載! ファンキーだけど「まじめな発想」で披露された「新時代モデル」とは
全長3.4m切り! ダイハツ「斬新軽トラ」がスゴい! “カクカク”デザイン×「超画期的なユニット」搭載! ファンキーだけど「まじめな発想」で披露された「新時代モデル」とは
くるまのニュース
態度を改めないと「免許返納です」傍若無人な“若者運転”が危険すぎる「5つの理由」って!? 事故を起こすのも当然! 未成熟な「ヤバすぎる運転」とは
態度を改めないと「免許返納です」傍若無人な“若者運転”が危険すぎる「5つの理由」って!? 事故を起こすのも当然! 未成熟な「ヤバすぎる運転」とは
くるまのニュース
27年ぶりにあの懐かしいスターレットが戻ってくる!? ヤリスより小さいリッターカーは2026年登場か!?
27年ぶりにあの懐かしいスターレットが戻ってくる!? ヤリスより小さいリッターカーは2026年登場か!?
ベストカーWeb
BMW「S 1000 XR」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
BMW「S 1000 XR」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
webオートバイ
快適さと使いやすさの最適解! 日産NV200バネットがベースのキャンパー
快適さと使いやすさの最適解! 日産NV200バネットがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
[大型ミニバン]頂上対決!? レクサス[LM]vsトヨタ[ヴェルファイア]約800万円の価格差はどこ?
[大型ミニバン]頂上対決!? レクサス[LM]vsトヨタ[ヴェルファイア]約800万円の価格差はどこ?
ベストカーWeb
破格の約90万円!! ダイハツ・[コペン]は今こそ買い時でしょ!
破格の約90万円!! ダイハツ・[コペン]は今こそ買い時でしょ!
ベストカーWeb
[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
ベストカーWeb
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
AUTOSPORT web
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
AUTOSPORT web
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
ベストカーWeb
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
AUTOSPORT web
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
ベストカーWeb
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web

みんなのコメント

13件
  • 日本車だと白がイメージの車って多い。
    トヨタのスーパーホワイトとホンダのグランプリホワイトでも、色味が違って面白い。
  • スイスポ黄色はチー牛らしくチーズ色…
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

126.0263.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

29.0349.8万円

中古車を検索
インプレッサの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

126.0263.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

29.0349.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村