ホンダの国内新車ラインナップは、現在軽自動車のN-BOXが中心となっているが、2019年に主力車種フィットの新型が登場。そして、後輪駆動の画期的なEV「ホンダe」を筆頭に、さらに新車が充実してゆくのは2020~2021年となる。
さらに、ブランドアイコンとなるタイプR戦略にも新たな動きが!! 日本でも扱いやすいサイズの新車を続々登場させるなかで、そうしたモデルにタイプRを設定する動きが出てきているという。
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文:ベストカー編集部
写真:編集部、HONDA
ベストカー 2019年7月26日号
後輪駆動のホンダeを筆頭に小型HV&EVに新車続々!!
東京モーターショーにも出展されたホンダeプロトタイプ。後輪駆動のEVとして2020年に日本でもデビュー予定だ
来るべきカーボンフリー社会の実現に向けて、電動化は各自動車メーカー喫緊の課題である。
ホンダは電動化の軸足をハイブリッドに置いて、必要に応じてピュアEVをエリアごとに投入していく計画だ。
ハイブリッドは2モーターを使った「i-MMD」を主軸としてフィットクラスの軽量コンパクトカーからアコードクラスのミッドサイズセダンやCR-VのようなSUV、ステップワゴンやオデッセイなどにまで搭載車に応じた複数のシステムを用意することとなる。
今回新たに新型フィット用の新i-MMDを開発することで、これがフィットから派生する次期型フリードや次期型シャトルなどにも搭載されることとなる。
そしてピュアEVだ。中国市場に向けてはすでにピュアEVモデルを投入しているが、日本、欧州に向けては3月に開催されたジュネーブショーで公開された「Honda e」が2020年、いよいよ市販化される計画だ。
そのエクステリアはN360をイメージしたもので、2017年のフランクフルトショーで展示された「アーバンEVコンセプト」で提案されたスタイルを忠実に市販型に進化させたもの。車体寸法などは明らかにはされていないが、全長3900mm程度、全幅1730mm程度であろう。
このホンダe、EV専用に開発されたプラットフォームを採用しており、モーターをリアに搭載して後輪を駆動する。このモーターはクラリティEVのものを搭載するということなので160ps程度のパワーとなり、パワフルで小気味よい走りが期待できる。
スポーツ路線はタイプRの充実
ホンダeをベースにはタイプRの設定も検討されているという。これまでEVのタイプRはないだけに、新時代のホンダスポーツを訴求するにはうってつけの素材だ(写真は予想グラフィック)
現在のホンダ国内車種ラインナップで決定的に欠けているのが、比較的安価な価格帯で走りを楽しめるスポーツモデルだ。
シビックタイプRはあるが、450万円という価格はやはり高価。スーパースポーツのNSXもあるものの、こちらは2370万円で価格もスーパーだ。
ホンダが国内ニューモデル戦略として重視しているのが、このスポーツモデルの拡充。ホンダのスポーツモデルといえばやはりタイプR。本格的なボディ&シャシーチューニングで走りの質を高めたタイプRは、ホンダスポーツモデルのアイコンでもある。
本誌スクープ班がつかんだ情報では、ピュアEVのホンダeにもタイプRの計画があるという。
確かにハイパワーモーターを搭載するホンダeは、スポーツモデルに発展させていく可能性を秘めている。
また、専用開発されたEVプラットフォームの後輪駆動で、最初からタイプRを想定した開発を進めることで、無駄なくハイパフォーマンススポーツEVに仕上げることも可能だ。
ノーマルではレトロテイストのインテリアだが、これを1970年代レーシングマシンテイストの内装とすることでレトロモダンなタイプRとなる。
新型フィットにもタイプR設定の可能性
ハイブリッドはi-MMDを採用する新型フィット。ガソリン車の目玉として期待されるタイプRはシビック等の1.5Lターボエンジンを専用セッティングとする方向性という(写真は予想グラフィック)
タイプR戦略はさらに拡大をして、S660にもその計画がある。
軽自動車枠に縛られることなく、ワイドトレッド化をしてコーナリング性能をさらに追求。パンチの弱さを指摘されるエンジンは直3、1Lターボをチューニングすることでトルクのパンチを活かしたタイプRらしいパワーユニットとなる。
さらに新型フィットにもタイプRは計画される。どうやら1.5Lターボをハイチューンして搭載することとなりそう。おそらく最高出力は220ps程度となりそうだ。
このように、ホンダはNシリーズのモデルチェンジとタイプR戦略を軸に国内新車ラインナップを充実させていく計画。各車、2020年から2021年にかけて出揃うことになりそうだ。
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