マツダの軽自動車「キャロル」は、買いやすい価格設定や低燃費、使い勝手の良さが魅力のモデルです。2022年1月に登場した現行型は、歴代モデルで定評があった燃費性能にさらに磨きをかけました。
ここでは、キャロルの燃費性能について詳しくご紹介します。
キャロルのおすすめグレードは?オプションの設定も視野に入れて選ぼう(2022年~現行モデル)
【この記事のポイント】
キャロルのWLTCモードカタログ燃費・実燃費はこちら
グレード 駆動方式 カタログ燃費(km/L) 実燃費(km/L)
GL 2WD 25.2 ---
4WD 23.5 ---
HYBRID GS 2WD 27.7 14.6
4WD 25.7 ---
HYBRID GX 2WD 27.7 14.6
キャロルはガソリン車・マイルドハイブリッド車ともに優れた燃費性能を実現している
ライバル車のダイハツ「ミライース」よりも低燃費である
キャロルの燃費性能の特徴
現行型のキャロルは、キャロル初となるマイルドハイブリッドシステムを採用し環境性能や燃費性能を大幅に引き上げました。
マイルドハイブリッドシステムは発電効率に優れた「ISG(モーター機能付き発電機)」が回生エネルギーを利用して発電し、専用のリチウムイオンバッテリーに充電して加速時にエンジンをモーターでアシストすることで燃料の消費を抑制します。
ガソリン車には回生エネルギーから得た電力を電装品に供給してエンジンの消費を減らす低燃費技術「エネチャージ」を採用し、マイルドハイブリッド車、ガソリン車ともに低燃費を実現しています。
キャロルのカタログ燃費
キャロルのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。
グレード 駆動方式 カタログ燃費(km/L)
GL 2WD 25.2
4WD 23.5
HYBRID GS 2WD 27.7
4WD 25.7
HYBRID GX 2WD 27.7
キャロルの実燃費
キャロルに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているサイト「e燃費 」によると、キャロルの実燃費(2022年11月27日時点)は以下のとおりです。
グレード 駆動方式 実燃費(km/L)
GL 2WD ---
4WD ---
HYBRID GS 2WD 14.6
4WD ---
HYBRID GX 2WD 14.6
現時点では、キャロルのマイルドハイブリッド2WD車の実燃費はカタログ燃費と大きな差が開いています。
とはいえキャロルは2022年1月に登場した比較的新しいモデルであるため、今後実燃費のデータが増えてくるとまた変わってくるのではないでしょうか。
キャロルとライバル車のカタログ燃費を比較
キャロルのライバル車としては、ダイハツ「ミライース」やスズキ「アルト」が挙げられます。ここではこの2車種とキャロルのカタログ燃費を比較してみましょう。
ダイハツ「ミライース」
出典:ダイハツ「ミライース」外観・カラー
コストパフォーマンスの良さに定評のあるダイハツ「ミライース」。リーズナブルな価格設定であることに加え、低燃費でランニングコストも抑えられることが魅力です。
ミライースのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。グレードによる燃費の差はありません。
駆動方式 カタログ燃費(km/L)
2WD 25.0
4WD 23.2
キャロルとミライースのカタログ燃費を比較すると、キャロルがより低燃費を実現していることがわかります。
スズキ「アルト」
出典:スズキ「アルト」外観
軽自動車のスタンダードモデルといえるスズキ「アルト」。現行型では2トーンルーフが選択できるなど、スタイリッシュさが加わりました。
アルトのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。
グレード 駆動方式 カタログ燃費(km/L)
A/L 2WD 25.2
4WD 23.5
HYBRID S/HYBRID X 2WD 27.7
4WD 25.7
キャロルはアルトのOEM車両であり、プラットフォームやパワーユニットを共有する兄弟車にあたります。そのためアルトとキャロルの燃費はまったく同じ数値となっています。
キャロルの走行性能・乗り心地
キャロルは熱効率に優れていることに加え、幅広い速度域でスムーズな走りを実現するエンジンと、変速ショックが少なく滑らかな加速が自慢のCVTを採用し、軽快な走りを実現しています。
また、剛性や走行性能に優れた軽量・高剛性のプラットフォーム、ルーフパネルとメンバーの接合部に振動の軽減効果が期待できる高減衰マスチックシーラーを使用してこもり音や雨音を低減することで、静かで快適な乗り心地を確保しました。
キャロルは優れた燃費性能を持つモデル
キャロルはマイルドハイブリッド車だけではなく、ガソリン車においてもかなりの低燃費を実現しています。
ガソリン代が高騰している今、燃費性能は特に重要な車選びのポイントといえます。同じ車種であってもパワーユニットの違いで燃費性能が大きく異なることもあるので、車選びの際にはよく燃費性能を確認することをおすすめします。
よくある質問
Q1:キャロルの燃費性能の特徴は?
A:キャロルは元々燃費性能に定評があるモデルですが、2022年1月に登場した現行型では発電機能付きのモーターと専用のリチウムイオンバッテリーを搭載するマイルドハイブリッド車をラインナップに追加し、さらに燃費性能を高めています。
Q2:キャロルのカタログ燃費はどのくらい?
A:キャロルのカタログ燃費は、ガソリン2WD車が25.2km/L、4WD車が23.5km/L、マイルドハイブリッド2WD車が27.7km/L、4WD車が25.7km/Lです。
Q3:キャロルのカタログ燃費ライバル車と比較すると?
A:キャロルのライバル車としては、ダイハツ「ミライース」やスズキ「アルト」が挙げられます。キャロルはミライースよりも低燃費を実現していますが、アルトとは基本コンポーネントを共有する兄弟車であるため燃費性能に差はありません。
※この記事は2022年11月時点の情報で制作しています
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みんなのコメント
14.6キロなんてうちの初代スペーシアターボの実燃費より遥かに低いぞ
なんでそのまま記事にしてんの、こういうのは冷やかしがわざと低い数値書き込んだりするぞ
そもそもアルトのOEMで販売規模も1/5~1/10だし、アルトを市中で見掛けだしたのも去年の夏過ぎからです。
丁度燃費的にベストな秋口を挟んで酷暑極寒時期一通り揃ったアルトのe実燃費23.6相当と補正した注記が必要記事ですよ。