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100万円台でSUVが買える? 人気のコンパクトSUV5選

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100万円台でSUVが買える? 人気のコンパクトSUV5選

■どのSUVが好み? 100万円台で買えるモデルとは

 SUVタイプのクルマは、国内でもよく見かけるジャンルとして定着してきました。SUVとは「Sport Utility Vehicle」の略で、アウトドアシーンなどが似合うアクティブなイメージのクルマです。クルマに興味なくても、日常の外へ連れ出してくれるアクティブなスタイルに惹かれる人も増えてきたのではないでしょうか。

トヨタ新型「ライズ」とダイハツ新型「ロッキー」は大ヒットする? 国内市場を見据えた小型SUVの実力とは

 しかし、SUVは車体が大きな車種が多いので、国内の狭い交通環境では乗りにくいといった意見も一部にはありました。また、とくに外国車のSUVは大柄のうえに高価なモデルが多く、なかなか手が出ないといったこともあります。

 そこで今回は、狭い国内でも普段使いしやすいコンパクトカーや軽自動車規格のサイズで、100万円台から購入できるコンパクトSUVを5台紹介します。

●ダイハツ「ロッキー」&トヨタ「ライズ」

 ロッキーとライズは、2019年11月に発売された5ナンバーサイズのコンパクトSUVです。両車種ともにダイハツが開発を担当しています。

 ロッキーとライズの外観デザインはSUVらしい力強いデザインをしています。力強いフェイスや厚いボディ、張り出したフェンダーなど、SUVらしさをイメージさせるデザインで、SUVをそのままコンパクトサイズにしたような印象のクルマです。
 
 両車の異なる部分では、フロントフェイスが挙げられます。

 ロッキーの顔つきは、大きく開けられた六角形型のフロントグリルが特徴で、ヘッドライトとフロントグリルの位置関係からダイハツの2ドアオープンカー「コペン エクスプレイ」のフロントデザインを想起させる、アクティブ感の強いデザインです。

 対して、新型ライズは台形のロアグリルがボディのワイド感を演出するデザインで、トヨタのデザインコンセプトである「キーンルック」の要素も感じられ、トヨタのSUV「RAV4」をイメージさせる洗練された印象の顔つきとなりました。

 ロッキーとライズのボディサイズは、全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm、最低地上高は185mmです。全車ガソリン車ですが、JC08モード燃費で最高23.4km/hを実現しています。

 ロッキーの価格帯は、車両本体価格(消費税込、以下同様)で170万5000円から242万2200円。ライズの価格帯は、167万9000円から228万2200円です。

●三菱「eKクロス」

 eKクロスは2019年3月に登場した軽SUVです。近年の三菱車に共通するワイルドなフェイスデザインを採用するなど、アクティブなイメージのクルマです。

 三菱と日産は軽自動車を共同開発しており、三菱「eKワゴン」日産「デイズ」「デイズハイウェイスター」は兄弟車にあたります。

 軽自動車の購入者は近年、車体色やスタイルを重視する傾向があり、カスタムモデルに相当するeKクロスは、アクティブさを大胆に強調するデザインにしたといいます。

 eKクロスのボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1640mm、最低地上高は155mmです。ハイブリッド車のJC08モード燃費は、最高29.8km/hを実現しています。

 eKクロスの価格帯は、144万1000円から179万8500円です。

■100万円台のSUVはスズキが強かった!

●スズキ「ジムニー/ジムニーシエラ」

 ジムニーは、初代が1970年に軽自動車唯一の4WDオフローダーとして誕生。現行モデルは、2018年に発売された4代目にあたります。当時20年ぶりのフルモデルチェンジで大いに注目されました。

 ジムニーは頑強なラダーフレームを採用しており、本格的な悪路走破性を備えたクルマです。SUVというジャンルは、大まかにいって、本格的オフローダー車から街乗り主体のクロスオーバーへと展開してきましたが、ジムニーはSUV本来のオフローダーとしてのアイデンティティを色濃く残す存在です。

 ジムニーは軽自動車規格ですが、コンパクトカー版ジムニーともいえる「ジムニーシエラ」も発売されています。

 ジムニーのサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1725mmの軽自動車規格。最低地上高は205mmです。ジムニーシエラは、全長3550mm×全高1645mm×全高1730mmで、小型車登録となります。ジムニーシエラの最低地上高は210mmです。

 価格帯は、ジムニーが148万5000円から187万5500円。ジムニーシエラは、179万3000円から205万7000円です。

●スズキ「クロスビー」

 クロスビーは2017年に登場した5ナンバーSUVです。スズキは、ワゴンとSUVを融合させた新ジャンル「小型クロスオーバーワゴン」として開発されました。

 丸型のライトや四角いボディは、同じスズキの軽SUV「ハスラー」のコンパクトカー版ともいえますが、実際のメカニズムはスズキ「イグニス」などと共用のものを使用しているといいます。

 クロスビーのサイズ感は、全長3760mm×全幅1670mm×全高1705mm、最低地上高は180mmです。マイルドハイブリッドを採用し、JC08モード燃費は2WD車で22.0km/h、4WD車20.6km/hを実現しています。

 クロスビーの価格帯は、2WD車が179万8500円から222万9700円です。

●スズキ「ハスラー」

ハスラーは2014年に登場した軽自動車のSUVです。国内で人気の軽トールワゴンをSUVテイストにまとめたデザインで大ヒットしました。

 東京モーターショー2019では、2代目と予想されるコンセプトモデルがお披露目され、新型への期待が高まっています。

 コンセプトモデルでは、現行と同じ丸目ライトや四角いボディを踏襲したほか、リアシートのスライド量を増やすなどしています。後席や助手席を折りたたむことで車内をフルフラットにすることができ、車中泊にも対応しています。

 現行ハスラーのボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1665mm、最低地上高は2WD車は180mm、4WD車は175mmです。ハイブリッド車のJC08モード燃費は、最高32km/hを実現しています。

 現行ハスラーの価格帯は、112万900円から178万900円です。

※ ※ ※

 アクティブなイメージのSUVですが、近年では、スタイリッシュな都会派クロスオーバーや、オシャレなSUV風ワゴンなども人気になっています。

 一方で、SUVらしさをシンプルに強調したトヨタの「RAV4」が2019年春の発売以降、好調な販売台数を記録していることから、力強いSUVデザインへのニーズも一定数あることが示されています。

 本格的なオフローダーから街乗り主体の都会派クロスオーバーまで、また軽自動車SUVから大型SUVまで、多様な選択肢が用意されていることが、SUVが一大ジャンルとして定着した理由といえるかもしれません。

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みんなのコメント

1件
  • やっぱりekXだなあ。欲しいのは。
    オートブレーキホールド。
    マイパイロット。
    前席2シートヒーター。
    革巻きハンドル。
    燃費。
    上品なウィンカーやリアの音。
    素敵なな内装。
    綺麗な外装カラーリング。
    もう二人で乗るので後席の低さは知らんけど。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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