現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > いろいろ惜しかった パジェロJr.の限定車にミラージュの謎グレード……ざんねんな三菱のクルマたち4選

ここから本文です

いろいろ惜しかった パジェロJr.の限定車にミラージュの謎グレード……ざんねんな三菱のクルマたち4選

掲載 更新 21
いろいろ惜しかった パジェロJr.の限定車にミラージュの謎グレード……ざんねんな三菱のクルマたち4選

「なんでこうなった!?」 開発した人を小一時間ほど問いただしてみたい、でも憎めない「ざんねん」なクルマたち、エピソードを集めた『ざんねんなクルマ事典』『ますます! ざんねんなクルマ事典』(小社刊)。

 日本のクラシックカーや絶版車、珍車についての知識にも定評あるモータージャーナリスト、片岡英明氏監修による本書から、タイミングその他もろもろもったいなかった!? 三菱のざんねんなクルマたちを4台ご紹介!

いろいろ惜しかった パジェロJr.の限定車にミラージュの謎グレード……ざんねんな三菱のクルマたち4選

監修/片岡英明、写真/日産

[amazonjs asin="4065129079" locale="JP" tmpl="Small" title="ざんねんなクルマ事典"]

[amazonjs asin="B0B8Z2HSRK" locale="JP" tmpl="Small" title="ますます! ざんねんなクルマ事典"]

■軽トールワゴンの先駆になったはずなのに…… 三菱 初代ミニカトッポ(1990~1993年)

三菱 初代ミニカトッポ(1990~1993年)。デザインは左右非対称。右ドアよりも左ドアの方が大きく、後席に移動しやすいようになっています

●軽なのにキャビンの広いトールワゴン

 三菱ミニカトッポは、普通の軽自動車であったミニカの背が高いバージョンで、今でいうところの「軽トールワゴン」です。

 背が高いため何かと使いやすく、キャビンも当時の軽としてはかなり広々としていました。

 またDOHC5バルブエンジンやフルタイム4WDもあるなど、考えてみればけっこう魅力的だったのですが、当時のユーザーはその魅力に気づかなかったようで、売れ行きはパッとしませんでした。

 しかし後の1993年にデビューした初代スズキ ワゴンRを皮切りに、軽自動車はその後トールワゴン全盛時代へと進んでいきます。

 ミニカトッポの関係者はさぞ無念だったのではないでしょうか。

・発売年月:1990年2月
・エンジン種類:直3 DOHC
・総排気量:657cc
・最高出力/最大トルク:46ps/5.3kg/m
・全長/全幅/全高:3255×1395×1695mm
・車両重量:690kg
・諸元記載グレード:Q2

●ざんねん度:★★★☆☆

■名前が読めない 三菱/ミラージュ XYVYX(ザイビクス・1987~1991年)

三菱/ミラージュ XYVYX(ザイビクス・1987~1991年)。リアのサイドウインドウは完全に塞がれています。商用バンでもないのに斜め後方の視界は悪いです

●狙いもわからない。

 三菱ミラージュXYVYX(ザイビクス)は3代目のミラージュに存在していた謎のグレードです。

 3ドアハッチバックですがリアのサイドウインドウはふさがれていて、まるで現金輸送車のよう。そしてなぜか「2シーター」なのです。つまり後部に座席はありません。

 で、空いた後部の空間は「クリエイティブスペース」と名付けられました。

 デュアルグラストップ仕様とマルチトップ仕様もあり、マルチトップのカプセル内にはテレビモニター付きのシアターステーション等がありました。

 しかしあまりにも狙いが奇抜すぎたのか、XYVYXはあまり売れませんでした。無念。

・発売年月:1987年10月
・エンジン種類:直4 SOHC
・総排気量:1468cc
・最高出力/最大トルク:73ps/11.9kg/m
・全長/全幅/全高:3950×1670×1410mm
・車両重量:870kg
・諸元記載グレード:1500XYVYX

●ざんねん度:★★★★★

■ヤマネコなのに犬をプラスした衝撃のネーミング 三菱 パジェロJr. フライングパグ(1997年・1000台限定)

三菱 パジェロJr. フライングパグ(1997年・1000台限定)。三菱カープラザの20周年記念限定車として登場しました

●生物界を揺るがす禁断のマリアージュ

 三菱パジェロジュニアは「パジェロの弟分」的存在。そのなかの「パジェロジュニア フライングパグ」は1997年に登場した限定モデルです。

 しかしパジェロ(PAJERO)というのは山猫の「パジェロキャット」から採った車名なのに、いきなり「空飛ぶパグ(犬)」というのはいかがなものなのか。

「フライングアメリカンショートヘア」とか「フライング三毛猫」とか、ネコ科でまとめていただけたらよかったのに。ダメですか。ごめんなさい。

・発売年月:1997年9月
・エンジン種類:直4 SOHC
・総排気量:1094cc
・最高出力/最大トルク:80ps/10.0kg/m
・全長/全幅/全高:3500×1545×1660mm
・車両重量:980kg
・諸元記載グレード:フライング パグ

●ざんねん度:★★★★☆

■満を持して登場も、満を持しすぎてブームは終わりに。 三菱 初代ミニカ タウンビー(1997~1998年)

三菱 初代ミニカ タウンビー(1997~1998年)。こちらは出目金風ヘッドライトが特徴のタウンビーII。1997年10月に追加されました

●もう少し早ければ売れていたかも……?

 三菱ミニカ タウンビーは、7代目のミニカに追加された、いわゆる「レトロバージョン」。

 1995年11月に登場したスバルのヴィヴィオ ビストロをきっかけに、当時の日本では「レトロ軽カーブーム」というのが起こり、各メーカーがそのテの軽自動車を続々と作りはじめました。

 そしてちょっと遅れること1997年1月に登場したのがミニカ タウンビーです。

 7代目ミニカの前後にメッキパーツをあしらっただけの「アンティ」という限定モデルで様子をうかがったのち、満を持してタウンビーを登場させました。

 でも満を持すぎてブームが終わりかけていたからでしょうか、あまり売れませんでした。

・発売年月:1997年1月
・エンジン種類:直4 SOHC
・総排気量:659cc
・最高出力/最大トルク:55ps/6.1kg/m
・全長/全幅/全高:3295×1395×1475mm
・車両重量:660kg
・諸元記載グレード:タウンビー

●ざんねん度:★★★☆☆

*   *   *

 なんでそうなったの!!? ざんねんだけど、でも愛おしい。そんなクルマたちの数々を集めた『ざんねんなクルマ事典』『ますます! ざんねんなクルマ事典』は講談社ビーシーより絶賛発売中! アマゾンのレビューも好評価です!

[amazonjs asin="4065129079" locale="JP" tmpl="Small" title="ざんねんなクルマ事典"]

[amazonjs asin="B0B8Z2HSRK" locale="JP" tmpl="Small" title="ますます! ざんねんなクルマ事典"]

こんな記事も読まれています

【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第3回】温かい歓迎を受けた春の鈴鹿。悔やみきれないミスと、1ストップ戦略で得た自信
【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第3回】温かい歓迎を受けた春の鈴鹿。悔やみきれないミスと、1ストップ戦略で得た自信
AUTOSPORT web
レッドブルF1は2025年も現在のコンビを継続か。パフォーマンスを改善したペレスがシート争いをリード
レッドブルF1は2025年も現在のコンビを継続か。パフォーマンスを改善したペレスがシート争いをリード
AUTOSPORT web
初の中国GPに臨む角田裕毅。手強い週末を予想も「自信はある。Q3進出と入賞を狙いたい」/F1第5戦
初の中国GPに臨む角田裕毅。手強い週末を予想も「自信はある。Q3進出と入賞を狙いたい」/F1第5戦
AUTOSPORT web
ゴツすぎる新型「“軽”SUV」実車公開! ワイド化&オシャグレーがカッコイイ! まるで装甲車なスズキ「ハスラー」に反響も
ゴツすぎる新型「“軽”SUV」実車公開! ワイド化&オシャグレーがカッコイイ! まるで装甲車なスズキ「ハスラー」に反響も
くるまのニュース
日産 "武士の甲冑" デザインの新SUV公開 「キャシュカイ」改良新型、欧州で今夏発売へ
日産 "武士の甲冑" デザインの新SUV公開 「キャシュカイ」改良新型、欧州で今夏発売へ
AUTOCAR JAPAN
スズキ「カプチーノ」や「アルトワークス」が激走! 軽自動車だけで争う200分の戦い「東北660耐久レース」が開幕
スズキ「カプチーノ」や「アルトワークス」が激走! 軽自動車だけで争う200分の戦い「東北660耐久レース」が開幕
Auto Messe Web
「ガンディーニ追悼」に初の「アメリカンヘリテージ」の企画など大人が楽しむ「オートモビルカウンシル2024」閉幕。過去最高の3万9807人が来場しました
「ガンディーニ追悼」に初の「アメリカンヘリテージ」の企画など大人が楽しむ「オートモビルカウンシル2024」閉幕。過去最高の3万9807人が来場しました
Auto Messe Web
【殺人チャイルドシート】 違法チャイルドシート買った人に返金はある? アマゾンと楽天の対応は?
【殺人チャイルドシート】 違法チャイルドシート買った人に返金はある? アマゾンと楽天の対応は?
AUTOCAR JAPAN
高速SA・PAのNo.1「ハイウェイめし」決定! 「高級志向にしたくない」担当者の思い  1位のメニューは“ごはんノンストップ”!?
高速SA・PAのNo.1「ハイウェイめし」決定! 「高級志向にしたくない」担当者の思い 1位のメニューは“ごはんノンストップ”!?
乗りものニュース
海外ライターF1コラム:24戦の理不尽なカレンダーが招く問題。人材不足が深刻化、“根無し草感”で疲弊するドライバー
海外ライターF1コラム:24戦の理不尽なカレンダーが招く問題。人材不足が深刻化、“根無し草感”で疲弊するドライバー
AUTOSPORT web
スズキが「謎のクルマ」実車公開! めちゃゴツい“骨組み”に「Sマーク」装着! “強靭な構造”で未来を支える「新型ユニット」に期待!
スズキが「謎のクルマ」実車公開! めちゃゴツい“骨組み”に「Sマーク」装着! “強靭な構造”で未来を支える「新型ユニット」に期待!
くるまのニュース
マツダ、2024年スーパー耐久シリーズに3台で参戦
マツダ、2024年スーパー耐久シリーズに3台で参戦
レスポンス
マイチェンしたいすゞ・ギガが2024年問題の救世主に! 低床3軸でドライバーの負担も軽い
マイチェンしたいすゞ・ギガが2024年問題の救世主に! 低床3軸でドライバーの負担も軽い
WEB CARTOP
ポルシェ963最新ファクトリーの利点を語るロッテラー「ピット作業のスピードと精度が上がった」
ポルシェ963最新ファクトリーの利点を語るロッテラー「ピット作業のスピードと精度が上がった」
AUTOSPORT web
SPKがシミュレーター機材の研究施設「シミュレーターラボ」を開設 企業や行政、eスポーツイベントに場所提供も
SPKがシミュレーター機材の研究施設「シミュレーターラボ」を開設 企業や行政、eスポーツイベントに場所提供も
くるまのニュース
トヨタ ランドクルーザー250 をモデリスタがカスタム…都会派もアウトドア派も
トヨタ ランドクルーザー250 をモデリスタがカスタム…都会派もアウトドア派も
レスポンス
なんで芝生が燃え広がったんだ?? FIA、F1中国GPの火災再発防止のため詳細な調査を実施へ
なんで芝生が燃え広がったんだ?? FIA、F1中国GPの火災再発防止のため詳細な調査を実施へ
motorsport.com 日本版
レクサスが考えるアウトドアライフは上質だった──新型NX350“OVERTRAIL”試乗記
レクサスが考えるアウトドアライフは上質だった──新型NX350“OVERTRAIL”試乗記
GQ JAPAN

みんなのコメント

21件
  • hai********
    ミニカトッポは決して残念クルマではない。
    そこそこヒットした。
    ギャランGTRVこそ残念。
  • mty********
    トッポは街中でも普通に走ってたし、軽自動車の中ではヒットした車でしょ?なのでモデルチェンジした後も継続してたよ
    もしかしたら総販売数とか見てるかもだが、当時は軽自動車の売れ行きはそこそこの時代やない?
    カローラダントツでみたいな、
    若い当時を知らないライターが色んな事確認しないで書いてる記事なんだろね
    ネットに記事上げるなら適当に書かないでもう少し調べるとかして書いてね
    ライター失格やね
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

134.0162.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

69.9223.0万円

中古車を検索
パジェロジュニアの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

134.0162.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

69.9223.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村