■ラリー仕様の「スターレット」その姿とは?
Toyota Gazoo Racing South Africa(以下TGR南アフリカ)は、モータースポーツ車両「スターレット」ラリー仕様を新たに開発し、2022年現在南アフリカラリー選手権に参戦しています。
日本でも馴染みのある「スターレット」という車名ですが、南アフリカではどのような車種として名前が残っているのでしょうか。
日本では、「ヴィッツ」の実質的な前身モデルとして1999年まで販売されていたスターレットですが、その後約20年の時を経て、南アフリカ市場で名前が復活。
スターレットはトヨタとスズキの提携に基づき導入されるスズキ「バレーノ」のアフリカ向けOEM車の名前として、南アフリカでの販売を皮切りに2020年9月より販売が開始されました。
車両はスズキのインド子会社「マルチスズキ」社が生産したもので、アフリカに輸出されます。
全長3995mm×全幅1745mm×全高1470mmの5ドアハッチバックボディで、乗車定員は5名です。
今回、TGR南アフリカはトヨタ版バレーノといえるスターレットをベースに、本格ラリーマシンを仕上げました。
搭載されるエンジンは2リッターターボが採用されたほか、4WDシステム、シーケンシャルギアボックスを採用。FIAの安全規格にも対応しているということです。
“スターレットがモータースポーツに参戦”“スズキ製ハッチバックをベースにTGRがモータースポーツ車両を開発”など、要素の多い今回の取り組みに対して、日本のSNSユーザーも反応。
「スターレット、復活していたんだね」「結構カッコいい」「懐かしすぎる」など、さまざまな反響がみられます。
それではここでクイズです。
トヨタは、インド市場でもスズキ・バレーノのOEM車を展開しています。インド市場におけるバレーノOEM車の車種名として正しいものは、次のうちどれでしょうか。
【1】クルーガー
【2】タンドラ
【3】グランツァ
【4】レビン
※ ※ ※
正解は【3】の「グランツァ」です。
ちなみに、グランツァは5代目「スターレット」(1996年から1999年に販売)のスポーティグレードにも用いられていた名前でした。
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レース仕様だと、妙にカッコいい