サーキット走行も可能なキャデラックATSのエントリーモデル「ATS-V」

GMジャパンが、キャデラックのVシリーズにおいて、エントリーモデルとなる「キャデラックATS-V」の情報を公開した。

フロントサスペンションを改良したことで、レスポンスを高め、横方向のコントロール性を向上させた。また、新しいライド&ハンドリング用サスペンションリンクを一体化し、これまでの弾性ゴムブッシュではなくボールジョイントを採用した。さらに、高バネレートのスプリングとスタビライザーバーを採用し、ロール剛性を50%高めているという。他にもブレンボ製フロント6ポッド、リア4ポッドキャリパーを採用した「ハイ・パフォーマンス・ブレーキシステム」を装備する。

また、特徴はキャデラック ATS-Vのために特別に開発されたミシュラン・パイロット・スーパー・スポーツ・タイヤの採用だという。他のキャデラックATSセダンやクーペと同じホイールベースながら、フロントとリアタイヤの接地面積が広くなっている。

4つのモード選択可能なドライバーモード・コントロールを装備し、これはサーキットモードも備えている。