もくじ
ー 新型M3、軽量化を実現
ー エンジンはパワーアップ、FRレイアウトは維持
ー M-パフォーマンスモデルの追加によりラインナップを拡充
次期BMW M3最新情報 登場時期/サイズ/駆動方式 どうなる?
新型M3、軽量化を実現
2019年に登場する6世代目3シリーズの高性能版が、BMWのMモデルのラインナップ拡大のきっかけとなるようだ。
BMWのM部門はメルセデス-AMGやアウディ・スポーツとの戦いを制するべくラインナップを拡大する。この次期型M3がその最初のモデルとなる。
厚いカモフラージュを施してニュルブルクリンクでテストされるこの新型M3は、Mの新たな戦略をはっきりと映し出している。もちろんこのスーパーサルーンは完成には程遠いが、ハイペースな走りができるほどシャシーやパワートレインの開発が進んでいることがわかる。
3シリーズをベースとするこのM3は、BMWのCLARプラットフォームの最新版が使われている。これはすでに5シリーズや7シリーズとそのM版であるM5とM760iXに使用されているものだ。アルミと高張力鋼を多様することにより、ボディサイズを拡大しながら軽量化することに成功している。
新型プラットフォームの採用に加えて、BMW MはこのM3に軽量なカーボンファイバーのパーツを各所に標準で使用することを決めている。これにより現行M3 CSの1585kgを下回る車重を実現するという。もちろん公式な発表ではないが、現行M5と同様にカーボンファイバー製ルーフが標準装備される見込みだ。
エンジンはパワーアップ、FRレイアウトは維持
以前、新型M3にはギアボックスにマウントされた電動モーターによるハイブリッドシステムが採用されるとの報道があった。しかし、BMW Mの広報によればそれは単なる憶測にすぎないようだ。ガーヒングにあるM本社の最新の発表では、次期型M3は現行の3.0ℓ直列6気筒ツインターボを改良したものとなる見込みだ。これに、標準の6速MTまたはオプションの8速ATが組み合わされる。
詳細な情報は得られていないが、ハード面とソフト面の改良により現行モデルから10%程度向上した471ps前後になるだろう。現行のM3コンペティションから21ps、新型M3 CSからは9ps程度のアップだ。
ある情報源によれば、M5のような4WDはコストおよび重量面から採用が見送られ、依然として後輪駆動となる見込みだ。
M-パフォーマンスモデルの追加によりラインナップを拡充
この6世代目M3と同様の機構を持つM4クーペとカブリオレも後から追加される。今のところ2019年のフランクフルト・モーターショーでの発表が予定され、英国では2020年初頭に発売される。
これを皮切りに、新型Mモデルが次々に投入され、ハイパフォーマンスモデルのラインナップが拡充されていくようだ。超ホットなモデルの市場が急成長を見せていることの表れだろう。
Mのラインナップ拡大の立役者は2014年にアウディ・スポーツ(旧クワトロ社)から移籍した51歳のドイツ生まれエンジニアのフランク・ファン・ミール氏だ。彼は、これこそがBMW Mが年間10万台という売り上げを達成し、メルセデス-AMGと肩を並べるための要だと説明する。
この計画には、現在AMGやアウディが多くの販売実績を誇っているややマイルドなM-パフォーマンスモデルの発売が含まれている。
「M5と同じく、M3はBMW Mにとって要となるクルマです」
「最初に発売された完全なMモデルというわけではないですが、今やこのブランドを象徴するモデルとなっています」と彼は語った。
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