2月13日にメキシコで開催された2021/2022年ABB FIAフォーミュラE世界選手権“シーズン8”の第3戦メキシコシティE-Prix。唯一の日本メーカーとして参戦するニッサンe.ダムスは、2台がトップ10に入りポイントを獲得した。
1回目の練習走行をセバスチャン・ブエミ2番手、マキシミリアン・ギュンター6番手という結果で終え、幸先の良いスタートを切ったニッサンe.ダムス。ブエミは2回目の練習走行も4番手タイムを記録し、開幕戦ディルイーヤE-Prixからマシンの性能が向上していることを示す。
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しかし、練習走行では好調だった両ドライバーとも、予選ではポールポジションを決める直接対決の“デュエル”に進出することができず、ギュンター10番手、ブエミ18番手に沈んでしまう結果に。
中盤から後方からの追い上げとなった決勝レースでは、ブエミとギュンターともに効率的なエネルギーマネジメントを実施し、想定されていなかったプラス1周の延長戦でもペースを維持して走行し続け、最終的にブエミが8位、ギュンターも9位でフィニッシュし、チームとして今季初のポイント獲得を果たしている。
チームのエースであるブエミは、「概ね、とても良い1日で、特に練習走行では良いペースで走ることができた。残念ながら予選はあまりうまくいかず、決勝は18番手からのスタートだったが、8位でフィニッシュでき、とても満足している」とレースを振り返った。
「あとは予選の順位をもっと上げるだけだね。全体的に、自分たちのパフォーマンスにとても満足している。素晴らしい仕事をしてくれたチームに感謝したい。ローマでのレースが楽しみだよ」
そして、今季からニッサンe.ダムスに加入したギュンターも、「ディルイーヤからメキシコのあいだで大きくステップアップし、チームの前進を感じられる1日だった」と語っている。
「トップ8に入る可能性もあったし、クルマのパフォーマンスも良かった。しかし、予選でトラフィックに引っかかってしまい、グループステージでの結果に影響してしまった」
「レースはとても激しく、重要な場面でいくつか誤った判断をしてしまったから、見直すべき点がある。それでも良かったことは、最後までハードに攻め続け、可能な限り効率的に走ろうとしたことだ。今日は2台ともポイント圏内でフィニッシュでき、チーム全体として本当に良かったと思っている」
また、「練習走行のペースを見て、予選ではもう少し上を目指していたが、力を発揮しきることができなかった」と語るのはニッサンe.ダムスのチーム監督であるグレゴリー・ドリオとオリビエ・ドリオ。
「しかし、重要なのはどうやって挽回したかだ。私たちはレース戦略をすばやく変更し、エネルギーマネジメントに集中することで、39周から40周走行できるようペース配分を行った。結果として、今シーズン初のポイントを獲得することができてうれしく思う」
このポイント獲得で、ドライバーズランキングではブエミ13位、ギュンター16位、チームランキングは8位となったニッサンe.ダムス。第4戦ローマE-Prixでも好調をキープし、さらなる上位争いを繰り広げることができるのか楽しみなところだ。
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