学生が思い描く2040年のモビリティ
レクサスとロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)は、高級車デザインの未来を示す6つのモビリティ・コンセプトを公開した。 RCAのインテリジェント・モビリティ修士課程の学生によって作成され、「Lexus 2040 : the Soul of Future Premium」プログラムの最終選考に残ったものだ。
【画像】学生が思い描く未来のレクサス【6つのデザインをすべて見る】 全6枚
RCAは英国の首都ロンドンにある国立美術大学。レクサスによると、同校の学生たちには「欧州の都市生活、社会、人口の変化に対応する」ための新しい車両アーキテクチャーを探求し、今後20年間の「モビリティの風景」においてレクサスが果たすべき役割を考案してもらったという。
最終選考に残ったデザインの1つは、「2040レクサス・ビジョン・インシーズン(2040 Lexus Vision In-season)」と名付けられたもので、日本の「一期一会」の思想をコンセプトにし、四季とシンクロするクルマをイメージしたという。
また、「クルーシブル(Crucible)」と呼ばれるデザインは、水素で動く都市からの脱出用車両だ。カーシェアリングを前提とし、曜日ごとにドライバーがカスタマイズできる。レクサスのスピンドルグリルを再解釈しているのが特徴だ。
垂直離着陸車の「アルト(Alto)」は、「植物のテラリウムと熱気球を掛け合わせたような乗り物」と表現されている。水素を動力源としており、自動車産業において近い将来、「高級品」ではなく「スタンダード」として広く普及することを想定した。
創造性あふれる6つの作品 大学で展示予定
「アーバンスウォーム(UrbanSwarm)」は、日常のモビリティに高級感を加え、大量輸送システムの効率性を備えた「モジュール式でシームレス」なモビリティと表現されている。
「ネコ(Neko)」は、日本文化からインスピレーションを得てデザインされ、「昆虫のような」外骨格を備えている。バッテリーEV(BEV)であるネコは、独立した車両として走る通常走行モードと、シェアリングモードの2つの走行モードを備えている。また、センサーカメラと記録装置を搭載し、4D技術により過去の走行風景を表示することが可能だ。
最後のコンセプトは、「#ユニット(#Units)」と呼ばれ、デジタル・パーソナライゼーションとソーシャルスペースに重点を置いている。他の車両とバーチャルに接続し、パーティーやコンサートにバーチャルで参加できる「プロジェクター」機能を搭載する。デザインは海岸の防波堤(テトラポッド)の形状から着想を得ており、路面に対する車両の接地面積を変化させることができる。
レクサスの欧州デザインセンター長であるイアン・カルタビアーノは、次のように述べている。
「すべてのデザイナーが示した創造性と革新性に、非常に感銘を受けました」
「彼らは技術と想像力を発揮し、未来のモビリティに対するアイデアと、レクサスのコンセプトがどのように進化していくかというビジョンを示しました」
車両コンセプトは、今後数週間かけて改良・開発され、ロンドンのRCAバタシー・キャンパスで展示される予定だ。最終的に、6人のファイナリストの中から3人の受賞者が選ばれる。
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みんなのコメント
SF映画の乗り物としてはありかもしれないけど、現実問題としてツッコミどころが多すぎるしな