新開発の3リッター直列6気筒エンジン採用
BMWは、同社のミドルクラスのSUVとしては初のハイパフォーマンスモデル、BMW X3 MおよびBMW X4 Mを日本市場へ導入した。全国の正規ディーラーにて、受注を開始し、9月から順次納車を開始する。
BMW新型3シリーズにディーゼル、ハイブリッド、直6の3タイプを追加
「BMW M」といえば、BMWブランドが標榜する走りをより高い次元で堪能できるハイパフォーマンスモデルだ。”M”という称号はスポーツモデルにのみ与えられるものではなく、セダンやSUVにもBMW M社の手によってパフォーマンスアップが図られたモデルが存在し、人気を博している。BMW製のSUVではこれまでラージクラスのX6、X5にMモデルをラインアップしていたが、ミドルクラス初のMモデルとしてX3 M、X4 Mが加わった。両モデルともに、アウトドアレジャーなどアクティブな用途に対応できるSUVとしての能力はそのままに、走行性能を飛躍的に高められている。
ちなみにBMWではSUVとはいわず、X3 Mはスポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)、X4 Mをスポーツ・アクティビティ・クーペ(SAC)と称している。
パワーユニットは、BMW M社が新開発した3リッター直列6気筒エンジンを搭載。シリンダーヘッドのヘッドコアの成形型に3Dプリント技術が初めて採用され、これまでの金属加工技術では困難だった複雑な形状成形が可能にしている。また、燃料をエンジンの燃焼室に吹き込む高圧フューエルインジェクションの噴出圧力が従来の200barから350barに改善。こうした最新技術に加え、圧力損失を最小限にするよう設計された吸気ダクトや、2基のターボチャージャーなどを組合せることで、最高出力は353kW(480馬力)/6250rpmを発揮し、最大トルクについても600N・m/2600~5600rpmという車格を遥かに超越したパフォーマンスを実現している。
ハイパワーを余すことなく使い切るために、駆動系にはドライブロジック付き8速オートマチックトランスミッションやインテリジェント4輪駆動システムのBMW M xDrive、アクティブMディファレンシャルを採用。街中はもちろん、SUVでありながらワインディングやサーキットでも卓越した走りが堪能できる。
また、Mモデルの特徴として、エクステリアの変貌ぶりも注目すべきポイントで、アグレッシブかつスポーティなスタイルに仕上げている。BMW車の象徴であるキドニーグリルは、Mモデルを象徴するダブルバーを採用し、ドアミラーには空力性能を向上させるダブルリッジデザインのMミラー、さらにサイドギルにはMロゴを装備して特別なモデルであることを主張。また、刺激的なサウンドを響かせる4本の直径100mmのブラック仕様テールパイプを備えたMスポーツエキゾーストシステムもアグレッシブなスタイルの演出にひと役かっている。
もちろん車内もMモデルらしいテイスト。なかでもMマルチファンクションシートは、サーキット走行を想定したしっかりとしたホールド感が味わえる。そのうえ、ヘッドレストにイルミネーション付きのMエンブレムが施されるなど、デザイン性と機能性を併せ持っているというのもオーナーの満足感を高める要素と言えるだろう。
SUVといえば、アウトドアレジャーなどアクティブな用途に対応できるクルマだが、目的地までの移動では走りを楽しみたいものだ。X3 M、X4 Mなら、そうしたニーズに対して高い次元のパフォーマンスで応えてくれるのは間違いない。
なお、Competitionは、X3 MとX4 Mのエンジン性能を極限まで高め30馬力アップ。510馬力を発揮するストイックなサーキット性能を備えている。キドニー・グリルやテール・パイプ、ミラー・キャップ、サイド・ギル、ホイールは、ブラックで仕上げ、ホールド性の高いシートを採用している。
価格は、X3 Mが1268万円(8%消費税込み)、X3 M Competitionは1394万円(同)。X4 Mは1299万円(同)、X4 M Competitionが1425万円。
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