■英国初の「ケータハム」が新型モデルを投入
1973年に創業後、英国発の小型軽量スポーツカーを手掛けるケータハムは、「セブン」に代表されるスポーツカーを展開してきました。
2025年後半からは、新たなモデルである新型「プロジェクトV」を投入すると発表されていますが、一体どのようなモデルなのでしょうか。
【画像】超カッコイイ! これが「“3人乗り”スポーツカー」です!(63枚)
ケータハムは2023年、設立50周年を迎えました。
同年、これを記念するさまざまなイベントが開催され、そのひとつである英国グッドウッドのモータースポーツイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で、新型プロジェクトVが世界初公開されました。
開発段階からEVとして設計され、製作は数多くの名車をもたらしたイタリアの老舗デザインスタジオ イタルデザインが担当。デザインはケータハム・セブンを所有するフランス人デザイナー、アンソニー・ジャナレリ氏が手掛けています。
ボディサイズは全長4255mm×全幅1893mm×全高1226mm、ホイールベースは2581mm。カーボンファイバーとアルミニウムのコンポジット素材をシャシに採用し、EVとしては極めて軽量な車体重量1190kg(目標値・DIN)未満を実現。
パワーユニットはリアアクスルに200kW(272馬力)を発生させるシングルモーターと、55kWhの大容量高性能リチウムイオン電池を組み合わせ、0-62mph(約100km/h)加速は4.5秒未満、最高速度(推定)は143mph(約230km/h)を誇ります。
サスペンションはハンドリングや路面追従性に優れるダブルウィッシュボーン式を前後に採用し、ブレーキも大型キャリパーを備えるなど、ケータハムらしい俊敏なスポーツ走行も可能としています。
一方、航続可能距離は249マイル(約400km・WLTPモード)を確保し、電費性能も追求。実用性も確保されています。
エクステリアは、シンプルかつミニマムにまとめ、従来のケータハムモデル同様、軽量かつドライビングの楽しさを引き出すためにデザイン。
ロアグリルや前後フェンダーなどは、セブンシリーズをほうふつとさせるデザインを取り入れつつ、ブラックの前後アンダースポイラーや楕円形のテールなどを組み合わせ、新時代のケータハムを表現しています。
インテリアでは、シートレイアウトが前席2人+後席1人の3人乗りを基本とし、オプションで後席2人乗り仕様も設定。
インパネはドライバー中心に設計され、シンプルにまとめながらもスエード調素材やダブルステッチを施すなどプレミアムな雰囲気を演出しています。
メインメーターやインフォテインメントシステムなどには液晶パネルを採用していますが、アナログ計器風の表示とするなど、先進性とエモーショナルな雰囲気を両立させています。
価格は8万ポンド(発表当初レートで約1452万円)以下を目指すとしており、詳細は投入予定が近づくにつれて明らかにされるとみられます。
なお、日本においては2024年1月開催の「東京オートサロン2024」で初披露されています。
このときの日本法人 広報担当者によると、国内に導入されるとしており、2025年以降の登場に期待が寄せられています。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
マツダ「“5人乗り”軽トラ!?」公開! 「4人も寝られる」全長3.7m級ボディに「驚き」の声も! 「AZ-MAXラクーンツー」登場に反響集まる
「車検のシールをガラス真ん中ではなく運転席の上に貼られました。貼り直しできますか?」質問に回答殺到!?「ダメだろ」「分かっていますか?」の声も 法律ではどう決まってる?
スバル新型「“すごい”4ドアセダン」公開に反響多数! 約680馬力の2リッター「水平対向4気筒ターボ」に「スゴイ技術」「走りが気になる」の声も! 漆黒の最速マシン「プロジェクト ミッドナイト」米国で登場
“生産版”「“R36”GT-R」公開! 日産の「旧車デザイン」+4.1リッター「V6」採用! 7000万円&1000馬力超えの「Artisan GT-R」の登場が迫る
トヨタ新型「ランドクルーザー」初公開! 旧車デザイン採用で超カッコイイ「ROX」! オシャベージュ内装×オープン仕様も良すぎる「本格モデル」米で登場へ
「左足ブレーキ」の是非を問う!…AT車普及率98%の日本なら、なおさら「踏み間違い」による事故を減らすことができます【Key’s note】
街に溢れる「マツダ車」の“1番人気”ってなに? 「流麗SUV」や10年続く“ロングセラーモデル”も! 爆売れの「マツダ車」トップ3とは?
「レガシィ」消滅で改めて問う SUVは日本の交通事情に合っているのか? 日の丸SWは“オワコン”か
レクサス風フロントにバタフライドア…トヨタ「86」を唯一無二スタイルに! オーナーは北米仕様のサイオン「FR-S」からの乗り換えでした
電気自動車はガソリンスタンドに行かないだけに「日常メンテ」を「見落とし」がち! 常日頃からここだけは見ておきたいポイントとは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
スーパー7の販売終了に際し7の製造権をロータスから譲り受けて数十年
堅実な商売をして現在に至っている。本来なら、こう言うコンセプトの
クルマは本家ロータスのお株なんだが、今ではマレーシアや中華に完全に
毒され馬鹿みたいな車名に重量級のクソ車ばかりになって全く魅力の無い
クルマばかりになってしまった。