2トントラックに乗れない準中型免許 新設から5年で物流どう変化 人材確保につながった？

昔、運送会社に入るために中型免許を取るのは大変だった

　2017年、「普通免許」と「中型免許」の間に「準中型免許」が新設されて5年が経ちました。この免許は、若手ドライバーを確保したい物流業界の要望を受けて誕生したものでした。

　準中型免許が生まれる前は、運送会社で使う大きいトラックを運転できる中型免許を取るには「20歳以上かつ2年以上の普通免許保有経験」が必要でした。そのため、高校を卒業したばかりの新社会人では中型免許を取ることができませんでした。

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ハイリスク、ローリターン
ブラック、残業代無し、
一発人身事故でも万が一起こしたら
新聞に実名出る可能性も
将来有る若者にはお勧め出来ない

人手不足を解消するどころか、ハードルが一つ増えてしまい、弊害になっている。一般人で敢えて準中型免許を取ろうとする人がはたしてどの程度いるのか？物流業界だけではなく一般企業でも若手新入社員が社用トラックを運転できず、業務に支障が出ている。企業の負担が増えたのは明らか。