現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 次期シビック タイプRの写真が公開されるが情報はゼロ…なので写真を無理やり分析した結果を公開

ここから本文です

次期シビック タイプRの写真が公開されるが情報はゼロ…なので写真を無理やり分析した結果を公開

掲載 更新 15
次期シビック タイプRの写真が公開されるが情報はゼロ…なので写真を無理やり分析した結果を公開

<3本出しマフラーの組み合わせ変更は騒音や環境への配慮!?>

北米ホンダが次期「シビック タイプR」のティザー情報を公開しました。といってもボディをカモフラージュしたテスト車両の前後姿だけで、メカニズムについての情報はまったくない状態。そこで妄想も交えつつ、画像から分析できるアレコレを並べてみましょう。

>>現行型シビック タイプR(生産終了)のユーザーの評価を見てみる

最も注目なのは、タイプRらしさの象徴ともいえるリアウイングの脚部が樹脂から金属製となった、まるでチューニングパーツのようなデザイン。次期シビック タイプRは日本でも発売された11代目「シビック」のハッチバックがベースですが、そのクーペ的なテールゲートデザインがうまく活かされています。

センター出しの3本マフラーも注目で、3本出し自体は2021年7月に生産終了した先代シビック タイプRと共通ですが、先代モデルでは2本の太いパイプが中央の細めのパイプをはさんだ3本構成だったのが、開発中の新型は中央の1本が太くて左右が細めのパイプと、構成が微妙に異なっています。もしかすると、騒音規制に対する対応(排気切り替えバルブの採用など)などを考えているのかもしれません。

<タイヤはミシュランのパイロットスポーツ4Sか?>

フロントはグリルやバンパーの開口部がかなり広げられ、フェンダーもブリスター形状でワイドになったように感じられます。その足元にはミシュラン パイロットスポーツ4Sらしきタイヤがセットされているのも見逃せません。先代モデルではコンチネンタルのハイグリップタイヤを使っていたからです。ミシュランに変えたということはシャシーセッティングの方向性が変わった可能性もあります。

一方、大径ホイールの中には真っ赤なブレンボ製ブレーキが見えるのは従来同様です。

<公式リリースの見出しに滲むニュル最速への強い意志>

エンジンやサスペンションの情報はまったくない状態ですが、FF最速を目指すというコンセプトは変わらないはずです。なぜならアメリカで発表された際のニュースのタイトルは“Next Gen Civic Type R is Ready for Nürburgring Testing(次期シビック タイプRはニュルブルクリンクでテストする準備ができた)”というものだったからです。ニュルブルクリンクに持ち込むということはFF最速タイムを書き換えるためであるのは間違いありません。

じつは先代シビック タイプRでも軽量バージョンのリミテッドエディションについてはニュルブルクリンクでのタイムアタックをする予定だったといいます。しかしコロナ禍によって海外渡航の制限が出てきたこともあって、実現はしませんでした。まだまだコロナ禍を脱してはいませんが、ニュースのタイトルからは、ニュルブルクリンクテストを敢行するという強い意志が感じられます。

<最後は迷彩の絵柄から純ガソリンエンジン×MTと妄想!?>

最後にカモフラージュの模様にもご注目を。遠目には赤と黒の迷彩にしか見えませんが、クローズアップすると歴代シビック タイプRのアウトラインが描かれていることがわかります。これまでのシビック タイプRの集大成というわけです。

そうであれば、パワートレインはシビック タイプRの伝統に即して純ガソリンエンジンとマニュアルトランスミッション(MT)を組み合わせたものになると予想するのが順当ではないでしょうか。つまり、最後の純ガソリンエンジンを積むタイプRとなるはずで、そのパフォーマンスにも大いに期待できそうです。

文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
ベストカーWeb
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
AUTOSPORT web
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
ベストカーWeb
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス

みんなのコメント

15件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

499.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

93.0899.8万円

中古車を検索
シビックタイプRの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

499.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

93.0899.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村