ノートにエマージェンシーブレーキを標準装備するなどマイナーチェンジ

日産自動車は、「ノート」をマイナーチェンジして全国一斉に発売した。

今回のマイナーチェンジでは、これまで一部グレードでメーカーオプション設定となっていた「エマージェンシーブレーキ（自動ブレーキ）」、「LDW（車線逸脱警報）」を全グレードに標準装備。

パワートレインでは、「HR12DDR」エンジン搭載車に「停車前アイドリングストップ」を採用した。「停車前アイドリングストップ」は、停車した後にエンジンを停止する従来のシステムに対し、停車する前からエンジンを停止させることで、よりアイドリングストップする時間を長くして燃費を向上させるシステムとなる。これにより、「MEDALIST」および「X DIG-S」は「平成32年度燃費基準+20％」を達成し、免税措置が適用される。また、2WDの全グレードで、エンジン、トランスミッションのチューニングの最適化を図り燃費を向上させ、減税措置を受けられるようになった。

グレード体系では、内外装ともにプレミアム感を高めた「MEDALIST」を「HR12DE」搭載車の2WDおよび4WDにも設定。また、LEDヘッドランプを標準化した特別仕様車「エアロスタイル」や、スポーティなデザインと走りを両立した「NISMO」も、ベース車の変更と併せて燃費を向上させている。

価格は146万4480円から180万5760円。「エアロスタイル」 は166万9680円から188万1360円、「NISMO」は196万7760円から224万4240円。