1989年に登場したロードスターは、2019年で30周年を迎えた。その間、NAに始まり、NB、NC、そして現代のNDまで4世代の進化を果たしている。なぜロードスターは長い間、愛され続けているのか? 歴代モデルを乗り比べて、その理由をひも解いてみたい。今回は2代目のNBロードスターだ。
質感が向上、エンジンフィールも改善した2代目 NBロードスター
「2代目 NBロードスター(1998~2005年)」
ゴールド免許のちょっと意外な取得条件。無事故・無違反の定義とはなにか?【くるま問答】
1998年に登場したNBロードスターは、先代モデルのNAから大幅にデザインが変更されている。しかし、プラットフォームやパワートレーン系は、NAをほぼそのまま継承した。互換パーツも多く、極端な言い方をすれば内外装のデザインを変えただけのビッグマイナーチェンジに近いかもしれない。
法規の変更に対応してリトラクタブルヘッドライトは固定式に変わったが、ドライビングポジションや運転席からの眺めなど、基本的な部分はNAと変わらない。走行フィーリングもNAに非常に近いのが特徴だが、2代目としての洗練が随所に見て取れるのもNBロードスターの特徴となっている。
幌や内装系の質感は明らかに向上し、見えない部分も数多く改良が加えられている。現在、NAを修理・リフレッシュするのに、改良されているNBの部分を使うのは常識になっているほどだ。
走りもNAの特徴を残しつつも、さらに質を向上させている。ドライバーとクルマの一体感は先代そのまま。それでいて、エンジンの吹け上がりは、より滑らかになり、ブレーキの効きも強力になった。
ただし、後期型の1.8Lエンジンは非常にパワフルになっているが、それに反比例するかのように軽快感は薄れている。
また、MTは5速と6速の2種のトランスミッションが設定されているが、熟成度では5速MTが上だ。つまり、軽快感を狙うなら1.6Lの5速MT車がオススメ。パワーも欲しいというのであれば、1.8Lと6速MTという組み合わせがいいだろう。
2代目NBロードスターの魅力は、NAに近い乗り味を持った素の1.6Lからパワフルな1.8Lやターボモデルまで、バリエーションが豊富な点にもある。
また、カスタマイズ用のパーツが充実しているので、好みに合わせていろいろな味付けが可能になっているのもNBの魅力となっている。(文:鈴木ケンイチ、写真:永元秀和/井上雅行ほか)
ロードスタークーペ(2003年)
マツダE&Tによって製作されたクーペモデル。1.6Lと1.8Lをベースにした4モデルが用意された。
ロードスターターボ(2003年)
限定350台で登場したターボモデル。182psまで向上したパワーに合わせて、車体や駆動系を強化した。
マツダ・ロードスター(1998年) 主要諸元
●全長×全幅×全高:3955×1680×1235mm
●ホイールベース:2265mm
●エンジン種類:直4DOHC
●排気量:1597cc(1839)
●最高出力:125ps(145)/6500rpm
●最大トルク:142Nm/5000rpm(163/6500)
●当時価格:185万8500円~
※( )内は1.8L
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