現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 日産 サクラ【3分で読める国産車解説/2022年現行モデル】

ここから本文です

日産 サクラ【3分で読める国産車解説/2022年現行モデル】

掲載 4
日産 サクラ【3分で読める国産車解説/2022年現行モデル】

日産 サクラ(NISSAN SAKURA)
現行モデル発売日:2022年5月22日
車両価格:239万9100円~294万300円

戦略価格で登場した日産発の軽EV。走りは余裕の加速と安定感
三菱 eKクロス EVの兄弟車にあたるモデルで、日産では初の軽規格の市販BEVとなる。前輪を駆動するモーターは、最高出力64psと最大トルク195Nmを発生。リーフで培ったモーター制御技術でなめらかな加速を実現した。販売価格は補助金を使うと既存の軽自動車と同じ感覚で購入できるように設定されている。

日産が新型軽電気自動車「サクラ」を発表。モビリティの変革を目指して、実質178万円からの超野心的価格を設定

試乗して興味深かったのは、価格だけでなく走行性能でも、日産の軽自動車のフラッグシップにふさわしい余裕を垣間見せてくれたことだろう。搭載される電気モーターは最高出力こそ自主規制枠内の64psで660cc直3ターボユニットと同等だが、最大トルクはほぼ倍の195Nmに達する。

車両重量はデイズよりも130~140kg重いが、ゼロ発進からラグを感じさせることなく一気に立ち上がるトルク特性はやはり快感だ。思い切りよくアクセルペダルを踏み込めば、瞬間的にシートバックに背中が押し付けられる感覚まで楽しめる。

初速のツキが良いだけでなく、軽い脈動感を伴ったスムーズなふけ上がりや伸びやかな加速感は、昨今のしつけの良いターボユニットに通じる「洗練された速さ」を伴なっているように思えた。もちろん終始ノイズは控えめで、上級感ではターボユニットを凌ぐ。

街乗りレベルの30km/hほどから80km/h程度までの速度域で乗り込んでいっても、とことん落ち着いた挙動を保つ。20kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーを床下に配置するのに合わせて、フロアまわりにはデイズに対して剛性材が横方向に3本も追加された。いかにも重心が低くどっしりとした印象だ。

日産 サクラ 主要諸元
●全長:3395mm
●全幅:1475mm
●全高:1655mm
●ホイールベース:2495mm
●重量:1070~1080kg
●パワーユニット:モーター
●駆動方式:FWD
●トランスミッション:ー
●一充電走行距離:180km
●乗車定員:4名

[ アルバム : 日産 サクラ はオリジナルサイトでご覧ください ]

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

まさかの「RAV4“軽トラ”」登場!? ド迫力の“真っ黒顔”がスゴすぎる! オフロード感強調の「SPIEGELカスタム」どんなモデル?
まさかの「RAV4“軽トラ”」登場!? ド迫力の“真っ黒顔”がスゴすぎる! オフロード感強調の「SPIEGELカスタム」どんなモデル?
くるまのニュース
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
レスポンス
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
カー・アンド・ドライバー
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
日刊自動車新聞
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
motorsport.com 日本版
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
AutoBild Japan
「マジで!?」ホコリまみれの“スクラップ車”が14億5000万円で落札!? 50年ぶりに見つかった1956年製メルセデスの“驚きの価値”とは?
「マジで!?」ホコリまみれの“スクラップ車”が14億5000万円で落札!? 50年ぶりに見つかった1956年製メルセデスの“驚きの価値”とは?
VAGUE
ミツオカ「M55」発売決定! 2025年生産販売台数は100台で、2024年11月22日から受付開始
ミツオカ「M55」発売決定! 2025年生産販売台数は100台で、2024年11月22日から受付開始
Webモーターマガジン
【10月の新車販売分析】受注停止車種が多くともトヨタ1強にかわりなし! 軽乗用車はホンダとダイハツの2位争いが熾烈に!!
【10月の新車販売分析】受注停止車種が多くともトヨタ1強にかわりなし! 軽乗用車はホンダとダイハツの2位争いが熾烈に!!
WEB CARTOP
『簡単にキズが消えた!』初心者でも簡単、コンパウンドで愛車の浅いキズを手軽に修復するテクニック~Weeklyメンテナンス~
『簡単にキズが消えた!』初心者でも簡単、コンパウンドで愛車の浅いキズを手軽に修復するテクニック~Weeklyメンテナンス~
レスポンス
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
くるまのニュース
スクーターのようでスクーターではない!? シリーズ最大排気量イタルジェット「ドラッグスター700ツイン・リミテッドエディション」発表
スクーターのようでスクーターではない!? シリーズ最大排気量イタルジェット「ドラッグスター700ツイン・リミテッドエディション」発表
バイクのニュース
ホンダ 全固体リチウムイオン電池のパイロット生産ラインを公開
ホンダ 全固体リチウムイオン電池のパイロット生産ラインを公開
Auto Prove
MINI コンバーチブル【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
MINI コンバーチブル【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
【最新モデル試乗】期待のストロングHV登場! SUBARUクロストレックS:HEVの実力
【最新モデル試乗】期待のストロングHV登場! SUBARUクロストレックS:HEVの実力
カー・アンド・ドライバー
新車198万円! スバルの全長4.3m「“7人乗り”ミニバン」が凄い! 得意な「AWD×水平対向エンジン」採用しない“謎のモデル”に注目! 意外な「小型ミニバン」誕生した理由とは
新車198万円! スバルの全長4.3m「“7人乗り”ミニバン」が凄い! 得意な「AWD×水平対向エンジン」採用しない“謎のモデル”に注目! 意外な「小型ミニバン」誕生した理由とは
くるまのニュース
愛車の履歴書──Vol54. 池松壮亮さん(番外・後編)
愛車の履歴書──Vol54. 池松壮亮さん(番外・後編)
GQ JAPAN
トヨタ世界初!謎の「“パイ”エース」に大反響! 屋根なし&12人乗りに「成人式仕様みたい」「オトナも楽しめそう」の声! “マル秘システム”搭載の「ハイエース」がスゴイ!
トヨタ世界初!謎の「“パイ”エース」に大反響! 屋根なし&12人乗りに「成人式仕様みたい」「オトナも楽しめそう」の声! “マル秘システム”搭載の「ハイエース」がスゴイ!
くるまのニュース

みんなのコメント

4件
  • 乗って見て分かるサクラ
    これで充分w
  • 補助金をチラつかせたところで
    購入した後に支給されるので、
    結局は300万円以上が必要になるということを
    棚に上げてる時点で話にならんよ。

    それで手放すときがやって来たら、
    「リーフと違って軽自動車だから」
    「電気自動車だから」と査定がものすごく
    下がるんだろ。だから買ったら地獄を見るよ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

169.7206.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

46.2205.7万円

中古車を検索
eKクロスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

169.7206.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

46.2205.7万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村