現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 新型レクサスRZ450eが初公開!

ここから本文です

新型レクサスRZ450eが初公開!

掲載 更新 5
新型レクサスRZ450eが初公開!

12月14日、トヨタ自動車(以下、トヨタ)は、「バッテリーEV戦略に関する説明会」を開催した。そこで披露されたレクサスの新しいSUV「RZ」とは?

グレードも判明!

トヨタの隠しダマ、16台の新型車のデザイン・スタディが大公開!──2030年までに30車種を投入するバッテリーEV戦略とは?

「バッテリーEV戦略に関する説明会」で、トヨタは、2030年までに30車種のバッテリーEV(BEV)を展開することを発表した。

会場に並べられた、数年内に発売するという16台のモデルのうち、登壇した豊田章男代表取締役社長は、いくつかのモデルについて特徴を話した。

なかでも、豊田社長が自らハンドルを握る動画まで公開されたのがレクサス「RZ」だ。Zは温暖化ガスの排出ゼロをあらわす。

RZは、“R”のネーミングから現行「RX」に近しいモデルと考えられる。つまり、ミドルサイズのSUVだ。レクサス初の専用BEVを謳うこれは、おそらくスバルと共同開発によるEV専用プラットフォームをベースにしていると予想される。

公開されたエクステリア写真は、RXを彷彿とさせるデザインだ。とくにCピラー以降のリアクオーターガラスやテールゲートの傾斜、灯火類などは現行とそっくりだ。

フロントまわりは「スピンドルグリル」をモチーフにしたデザインで、ひとめでレクサスとわかる。給電口は、左側のフロントドア近くに設けられている。

レクサス北米法人のメディアサイトには、より生産車に近いモデルとおもわれる写真も公開された。テールゲートには“RZ450e”のグレードエンブレムが装着されている。

その下には「DIRECT4」のバッヂもある。DIRECT4とはレクサスが開発を進めている電動の4輪駆動力制御技術のこと。前後のモーターの駆動輪を独立して制御することで、FWD(前輪駆動)、RWD(後輪駆動)、AWDなど、走行シーンに応じた適切な駆動方式を瞬時に提供する。さらにアクセル、ブレーキ、ハンドル操作に応じて、駆動力配分をコントロールし、ドライバーの意図する力強い加速感や爽快なコーナリング性能をもたらすという。

「ちょっと重いよね」

公開された動画では、レクサスのマスタードライバー、豊田章男社長と、レクサス・インターナショナル プレジデントの佐藤恒治氏とのあいだで、こんなやりとりがおこなわれている。

佐藤:LEXUSが初めて作る専用のバッテリーEVの車です。RZです。

豊田:Z? ZERO……。

そして豊田マスタードライバーがステアリングを握り、助手席に佐藤プレジデントが乗って、会話が続く。

佐藤:LEXUSらしいバッテリーEVを作りたいんですよね。

豊田:LEXUS乗っているなー、あーEVなんだ。ということがわかるようにしたいよね。

この、4輪接地感が非常にいいね。             

佐藤:一貫して、LEXUSの味として大事にしていきたいのはそういう感覚なんですよね。

それは、けっしてバッテリーEVになったからと言って、失っていいものではなくて、守っていきたいんですよね。              

豊田:4輪の接地感、みたいなのは感じるけど、ちょっと重いよね。アクセル踏んだらどうなるの?          

佐藤:踏んでみてください。どうでしょうか。         

豊田:ええー!                

佐藤:はっはっは(笑い声)         

豊田:何これー!            

佐藤:Woo Hoo!           

豊田:ええー!別世界! Woo Hoo!!    

佐藤:どうでしょうか?                

豊田:別の顔が見えた!                

豊田:やっぱりマスタードライバーとして乗っていてね。いつまでも乗っていたい車。環境にもいいよ、だけど楽しいんだよ、乗ってよ!という車を是非LEXUSのニューチャプターで、Zというブランドでやってほしいですね。   

佐藤:やっていきましょう。         

豊田:やっていきましょうよ。

豊田社長も驚いた加速度だから、相当高性能なモーターを搭載しているのだろう。気になるのは豊田社長の「ちょっと重いよね」の一言。航続距離を確保するため、それなりのバッテリーを搭載しているのだろう。かなりの重量級モデルのようだ。

ムービーでは、「4輪接地感が非常にいいね」と「何これー!」というコメント以外は伏せられている。気になるDIRECT4についても、直接的な言及はなかった。

2022年登場予定のRZ450eは、FWDからRWD、AWDまで瞬時に切り替わるハンドリングにも注目だ。

文・稲垣邦康(GQ)

関連タグ

こんな記事も読まれています

夏の車内に「ペットボトル置きっぱなし」は超危険! うっかり放置で「火災」の事例も! さらに「健康被害」まで考えられる理由とは
夏の車内に「ペットボトル置きっぱなし」は超危険! うっかり放置で「火災」の事例も! さらに「健康被害」まで考えられる理由とは
くるまのニュース
軽自動車がキャンピングカーに! 若者ユーザーの増加に期待…東京アウトドアショー2024
軽自動車がキャンピングカーに! 若者ユーザーの増加に期待…東京アウトドアショー2024
レスポンス
【コラム】英国人F1レポーターから見た角田裕毅の“暴言”問題「看過されるべき発言ではない。しかしF1での立場は失われない」
【コラム】英国人F1レポーターから見た角田裕毅の“暴言”問題「看過されるべき発言ではない。しかしF1での立場は失われない」
motorsport.com 日本版
Hyundaiとヒルトングランドバケーションズが国境を越えたZEV体験でパートナーシップを締結
Hyundaiとヒルトングランドバケーションズが国境を越えたZEV体験でパートナーシップを締結
LE VOLANT CARSMEET WEB
【2024年版】日産 エクストレイルVS三菱 アウトランダーを徹底比較
【2024年版】日産 エクストレイルVS三菱 アウトランダーを徹底比較
グーネット
【MotoGP】シート喪失ジャック・ミラー、KTMの不誠実な態度に驚き「ファミリーの一員として留めたいと言っていたのに」
【MotoGP】シート喪失ジャック・ミラー、KTMの不誠実な態度に驚き「ファミリーの一員として留めたいと言っていたのに」
motorsport.com 日本版
夏は彼女を作って「ドライブデート」に行きたい! タイプ別に選んだ「女子ウケ抜群」の軽自動車 5選
夏は彼女を作って「ドライブデート」に行きたい! タイプ別に選んだ「女子ウケ抜群」の軽自動車 5選
くるまのニュース
[car audio newcomer]ダイハツ・アトレー デッキバン(岩田達也さん)by ピットハウスコスギ 後編
[car audio newcomer]ダイハツ・アトレー デッキバン(岩田達也さん)by ピットハウスコスギ 後編
レスポンス
“休日出勤”でこの速さ! 準備不足ながら優勝のWRC王者ロバンペラにトヨタも驚き「最初は不機嫌だったが、ひとたび自信をつけたらこれだ」
“休日出勤”でこの速さ! 準備不足ながら優勝のWRC王者ロバンペラにトヨタも驚き「最初は不機嫌だったが、ひとたび自信をつけたらこれだ」
motorsport.com 日本版
ディフェンダー史上最もタフなニューモデル、「オクタ」登場!究極のパフォーマンスとラグジュアリーの融合
ディフェンダー史上最もタフなニューモデル、「オクタ」登場!究極のパフォーマンスとラグジュアリーの融合
LE VOLANT CARSMEET WEB
レッドブルRB20が赤に染まる! ファン作成のF1イギリスGP特別カラーリングを発表。15年テストの迷彩柄から着想
レッドブルRB20が赤に染まる! ファン作成のF1イギリスGP特別カラーリングを発表。15年テストの迷彩柄から着想
motorsport.com 日本版
アバルト「695」シリーズの最後を飾る、限定車「ABARTH 695 75° Anniversario」を発売
アバルト「695」シリーズの最後を飾る、限定車「ABARTH 695 75° Anniversario」を発売
月刊自家用車WEB
復活した“生きた化石”の印象は? トヨタ「ランドクルーザー70」はなぜ40年も生産され続ける?  「見た目で選ぶ」と痛い目に遭うって本当!?
復活した“生きた化石”の印象は? トヨタ「ランドクルーザー70」はなぜ40年も生産され続ける? 「見た目で選ぶ」と痛い目に遭うって本当!?
VAGUE
アロンソが望んだ新型スポーツカー、アストンマーティン『バリアント』…グッドウッド2024で実車初公開へ
アロンソが望んだ新型スポーツカー、アストンマーティン『バリアント』…グッドウッド2024で実車初公開へ
レスポンス
ヒュルケンベルグ、ペレスの猛攻抑えての6位入賞に「こんなの想像してなかった!」ハースの一貫した戦闘力に自信
ヒュルケンベルグ、ペレスの猛攻抑えての6位入賞に「こんなの想像してなかった!」ハースの一貫した戦闘力に自信
motorsport.com 日本版
トヨタEP82「スターレット」で2度目のパイクスピークに挑戦! 目標の12分切りは達成されたのか、現地取材してきました
トヨタEP82「スターレット」で2度目のパイクスピークに挑戦! 目標の12分切りは達成されたのか、現地取材してきました
Auto Messe Web
日産バイオレットHT 1600SSS(昭和48/1973年1月発売・KP710型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト074】
日産バイオレットHT 1600SSS(昭和48/1973年1月発売・KP710型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト074】
Webモーターマガジン
完全無人洗車場! サブスク「ふるーる洗車 福生店」がプレオープン
完全無人洗車場! サブスク「ふるーる洗車 福生店」がプレオープン
レスポンス

みんなのコメント

5件
  • GQイナガキ君、文章力無いから、いっつも会話そのまま書き起こしでの行数稼ぎばっか。

    ダメだ、こりゃ。
  • 洗車がラクそう
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

105.8128.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

2.888.0万円

中古車を検索
Zの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

105.8128.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

2.888.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村