MotoGP2019年シーズンが終了し、2020年シーズンに向けて行われるバレンシアテストを控えた18日(月)、レプソル・ホンダは今季限りで引退となったホルヘ・ロレンソの後任として、アレックス・マルケスを起用することを発表した。
この発表で、2019年シーズン終盤3戦に中上貴晶(LCRホンダ)の代役として参戦していたヨハン・ザルコのMotoGP残留は、可能性がさらに小さくなった。
■ホンダ、アレックス起用は「Moto2タイトルありき」“マルケス”の名字は関係無し
ただザルコに関しては、アビンティアに加入してMotoGPに残るのではないかという情報もあった。しかし当人にそれを訊くと、『アビンティアはトップチームではなく、自分の望むところではない』と否定的で、アレックス・マルケスの移籍で枠の空くマルクVDSでMoto2に復帰するほうが良いと話していた。
そうした状況の中、motorsport.comの調べによるとドゥカティの上層部とアビンティアの代表であるラウル・ロメロを交えて3者による会合が行われたようだ。そこではザルコにプロジェクトの妥当性を説得しようとしていたようだ。
アビンティアは今後数シーズンの間、追加の技術サポートを受けてドゥカティとの関係を延長する事を決定した。
「今後、組織はイタリアのメーカー(ドゥカティ)のサテライトチームとなる。これは“パドックで一目置かれるチームになる”という目標に向け、チームが一歩前進するための重要な改善となるだろう」と、チームはリリースにコメントを寄せている。
この動きはドゥカティがザルコに対して、アビンティア移籍が選ぶに値する、堅実な選択肢だと示そうとしていると見ることもできる。
なおザルコがアビンティアに加入する場合、シートを失うカレル・アブラハムだと考えられている。
また一時はジャック・ミラー(プラマック)がダニーロ・ペトルッチを追い出す形でファクトリーチームに加入し、空いたプラマックに加入するという噂も存在したが、現時点では両者ともチームに留まる可能性が高いと思われる。
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