アストンマーティン・ラゴンダ社は2019年11月20日に北京で同社初のSUVモデル「DBX」を発表。11月21日、アストンマーティンジャパンは日本でもDBXの実車を公開した。(タイトル写真は、アストンマーティン・ラゴンダ社のR.ハンバート副社長と、アストンマーティン ジャパンの寺嶋マネージングダイレクター)
スポーツカーのダイナミズムに優れたオフロード性能をプラス
1913年の設立以来、世界で最も成長率の高いラグジュアリーブランドはアストンマーティンだという。そんなアストンマーティンがセカンドセンチュリープランを導入してから4台目のニューモデルは、同社初のSUVとなる「DBX」だった。2015年のジュネーブ モーターショーでデザインコンセプトが発表されてから開発が始まり、以前からティーザー画像などは公開されていたが、ようやく正式発表された。DBXはラグジュアリーSUVとしての多用途性にスポーツカーのダイナミックなパフォーマンスを融合し、このジャンルの新たなスタンダードとなるだろう。
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全長は5mを超え、全幅も2m近いクーペSUV風のスタイルは、徹底的にデザインが練り込まれた。フロントはアストンマーティンのアイデンティティであるDBグリル、サイドパネルは彫刻的な曲面を描き、テールゲートはヴァンテージからインスピレーションを受けたフリップ付きと、SUVとはいえアストンマーティンのクルマであることがわかる。
前後のドアはフレームレスを採用し、サイドウインドーのシールは巧みに隠される。ドアシルはスリム化されて乗降性を向上し、ドレスやスーツの裾が汚れないよう配慮されている。
DBXには新開発のプラットフォームが採用されている。スポーツカーの開発で改良を重ねてきた接着アルミニウム構造の技術を活用し、DBX専用のボディはきわめて軽量かつ堅牢なものとなり、大柄なSUVながら重量は2245kgにおさえられている。
インテリアは他のアストンマーティン車同様、厳選されたメタル、ガラス、ウッドなどを用いた豪華なハンドクラフトだ。メーターパネルは12.3インチ、センターコンソールは10.25インチのTFTディスプレイとなる。センターコンソールはエレガントなブリッジタイプで、下部にも収納スペースが備わる。
前後席ともクラストップレベルのヘッド&レッグスペースを確保しており、シートには最高級のフルグレインレザーを採用。大きなガラスパノラマルーフとフレームレスのサイドウインドーにより、キャビンは明るく広々としている。リアシートバックは40:20:40の3分割可倒式で、ラゲッジスペースは5人乗車時でも632Lの容量を確保している。
パワーユニットは、提携関係にあるメルセデス・ベンツから供給された、AMG GT用のものを独自にチューンしている。DB11やヴァンテージにも搭載されている4L V8ツインターボの最新版で、最高出力は550ps/最大トルクは700Nmを発生する。組み合わされるミッションは9速AT。駆動方式はアクティブセンターデフとエレクトリック リアLSDを備えたフルタイム4WDだ。最高速度は291km/h、0→100km/h加速は4.5秒を誇る。
足回りでは、最新の48Vエレクトリック アンチロール コントロール システム(eARC)にエレクトリック アダプティブ ダンパーを組み合わせた、アダプティブ トリプルチャンバー エアサスペンションを採用している。このエアサスペンションは車高を基準位置から45mmのアップと50mmのダウンが可能。オンでもオフでも、あらゆる路面で優れた走破性を発揮するとともに、乗員の乗り降りや荷物の積みおろし時などにも利便性を発揮する。
日本仕様の車両価格(税込)は、2299万5000円。最初のデリバリーは2020年第2四半期に開始される予定だ。
アストンマーティン DBX 主要諸元
●全長×全幅×全高:5039×1998×1680mm
●ホイールベース:3060mm
●重量:2245kg
●エンジン種類:V8 DOHCツインターボ
●排気量:3982cc
●最高出力:405kW<550ps>/6500rpm
●最大トルク:700Nm<71.4kgm>/2200-5000rpm
●トランスミッション:9速AT
●駆動方式:AWD
●EU複合モード燃費:6.98km/L(目標値)
●タイヤサイズ:前285/40YR22、後325/35YR22
●税込価格:2299万5000円
[ アルバム : アストンマーティンDBX はオリジナルサイトでご覧ください ]
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