現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > ルクセンブルクでフェラーリ新型"ドッチリ"試乗会【新米編集長コラム#2】

ここから本文です

ルクセンブルクでフェラーリ新型"ドッチリ"試乗会【新米編集長コラム#2】

掲載 4
ルクセンブルクでフェラーリ新型"ドッチリ"試乗会【新米編集長コラム#2】

アスファルト、タイヤを切りつけながら

またもや、空港に向かうバスの中である。前回、某地方の空港に向かうバスの中でこのコラムを書き始めたと記したが、今回は横浜のYCATから羽田空港に向かっている車中だ。

【解禁時間公開】 フェラーリ・ドーディチ・チリンドリに初試乗! これぞ歴史に残る”12気筒”

忙しぶっているようで恥ずかしい上に、決してバスの中で原稿を書くのが好きなわけではなく、むしろ車酔いしそうなので避けたい事態だが、タイミングが今しかなさそうなので、PCをまたもや開いている。

首都高速のカーブで”うう、酔う……”と嘆きつつも、”アスファルト、タイヤを切りつけながら~”というフレーズが頭に浮かんだが、周囲は暗闇でもなければXYZの伝言板も見ていないので、本題に入ることにする。

今回のテーマはルクセンブルクの”ドッチリ”だ。

“10月2日AM7時1分”という世界的な情報解禁時間に公開した、フェラーリ・ドーディチ・チリンドリの試乗記はご覧頂けただろうか。光栄なことに今回、ルクセンブルクで開催された国際試乗会に参加できた。

私はAUTOCAR JAPANを運営するACJマガジンズへ8月1日に入社するまでは、ネコ・パブリッシング(現カルチュア・エンタテインメントのネコパブ事業部)に所属。そこで13年間、フェラーリ専門誌『SCUDERIA』編集長を務めていて、実は今の立ち位置でも同職を続けるのだが、フェラーリの国際試乗会に”招待”されるのはこれで2度目のこと。

ただし前回は、2台のプロサングエを使用して、各国のメディアがニュージーランドをリレー方式で縦断するという、試乗会というよりはイベント色が強かったため、純粋な国際試乗会は初めてである。

マラネロ現地集合というパワーワード

ただしわざわざ”招待”と書いたのは、実は599と430スクーデリアの時に自費(会社負担)で参加したことがあるからだ。当時はまさかの”マラネロ現地集合”!

なかなかのパワーワードなので、長年、すべらない話として使ってきたが、”現地(フェラーリ本社のあるイタリアのマラネロ)まで来ればホテルや食事は用意するのでそこまでは勝手においで”という、顎足枕ならぬ、顎枕負担である。

しかもそれはSCUDERIA編集長に就任する2011年より前のことだから(当時はROSSO編集部所属)、13年続けて初の招待。これはなかなか感慨深い話だ。

今回、日本から参加したのは12名。なんと、その試乗日は日本人メディアだけの枠となっていた。同行した国際試乗会常連の方々も驚いていたが、これは日本市場の強さを表している。

実は現在、日本におけるフェラーリの販売台数は、アメリカに続く世界第2位! なのだ。これはコロナ直前の確か2019年からで(手元に資料がなくうろ覚えですみません)、参考までにJAIA(日本自動車輸入組合)が発表している2023年のフェラーリ新車登録台数は、実に1395台となっている。

つまり、フェラーリが日本でたくさん売れているから、それだけ招待するメディアの枠も大きくなるということだ。もしこれをお読みのフェラーリ・オーナーさんがいらっしゃれば、感謝申し上げたい。ドッチリの試乗会に行けたのは貴方と、SCUDERIAを愛読されている読者の皆さまのお陰だから。

ちなみにドーディチ・チリンドリは長くて呼びにくいので、勝手に”ドッチリ”と略している。PCの変換予測には出てくるので、ドーディチ・チリンドリと書くこと自体は楽なのだが……。

さてルクセンブルク……というところでもうすぐ飛行機の搭乗が始まるので(実は途中でバスは降りていた)、ここでPCを閉じることにする。

ちなみに前回のPCが写っている写真は、ルクセンブルクのホテルで撮ったものだ。到着してチェックインはしたものの、時間の関係でまだ部屋に入れず、レストランが日本人向けのメディアセンターみたいになっていて、実は写真の奥ではジャーナリスト諸氏や各誌編集長が必死にPCに向かっているのである(涙)。

というわけで、ルクセンブルクの話は次回。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

【解禁時間公開】 フェラーリ・ドーディチ・チリンドリに初試乗! これぞ歴史に残る"12気筒"
【解禁時間公開】 フェラーリ・ドーディチ・チリンドリに初試乗! これぞ歴史に残る"12気筒"
AUTOCAR JAPAN
【原点であるスポーティさを象徴】トリブート・イタリアーノ限定発売 アルファ・ロメオ「ジュリア」/「ステルヴィオ」
【原点であるスポーティさを象徴】トリブート・イタリアーノ限定発売 アルファ・ロメオ「ジュリア」/「ステルヴィオ」
AUTOCAR JAPAN
51歳の再チャレンジとネコ・パブリッシングのDNA【新米編集長コラム#1】
51歳の再チャレンジとネコ・パブリッシングのDNA【新米編集長コラム#1】
AUTOCAR JAPAN
初開催の日本GPは「喜劇」のよう 名門鈴鹿サーキット「混乱の1963年」を振り返る 歴史アーカイブ
初開催の日本GPは「喜劇」のよう 名門鈴鹿サーキット「混乱の1963年」を振り返る 歴史アーカイブ
AUTOCAR JAPAN
【部屋ごと出かける】日産MYROOMシリーズに「NV200バネット」が追加 年内の発売を予定
【部屋ごと出かける】日産MYROOMシリーズに「NV200バネット」が追加 年内の発売を予定
AUTOCAR JAPAN
【第1回】浜先秀彰の絶対的カーグッズ!:人気のカーグッズ3選
【第1回】浜先秀彰の絶対的カーグッズ!:人気のカーグッズ3選
AUTOCAR JAPAN
アウディ新型「Q5」欧州で発売 人気の高級SUV、乗り心地とハンドリング向上 約835万円から
アウディ新型「Q5」欧州で発売 人気の高級SUV、乗り心地とハンドリング向上 約835万円から
AUTOCAR JAPAN
最新フェラーリ「12チリンドリ」へ試乗! フロントはデイトナを彷彿 象徴的な至高のFR GT
最新フェラーリ「12チリンドリ」へ試乗! フロントはデイトナを彷彿 象徴的な至高のFR GT
AUTOCAR JAPAN
実は「現行M4」に迫る中間加速 BMW i3 UK中古車ガイド レンジエクステンダー付きがオススメ
実は「現行M4」に迫る中間加速 BMW i3 UK中古車ガイド レンジエクステンダー付きがオススメ
AUTOCAR JAPAN
【年の差30歳試乗】アイナ・ジ・エンドと三沢光晴とフォルクスワーゲンTクロス!?
【年の差30歳試乗】アイナ・ジ・エンドと三沢光晴とフォルクスワーゲンTクロス!?
AUTOCAR JAPAN
新型 BMW 120 Mスポーツへ試乗 魅力強化の4代目 1シリーズ・オーナーは特にスポーティ好き? 
新型 BMW 120 Mスポーツへ試乗 魅力強化の4代目 1シリーズ・オーナーは特にスポーティ好き? 
AUTOCAR JAPAN
こんなクルマが新車で買えたのか…! 心に響く70~80年代の輝かしいダッシュボード 20選
こんなクルマが新車で買えたのか…! 心に響く70~80年代の輝かしいダッシュボード 20選
AUTOCAR JAPAN
911の貴重な出発点 ダイヤの原石:ポルシェ356/2(1) オーストリア生まれの「超」オリジナル
911の貴重な出発点 ダイヤの原石:ポルシェ356/2(1) オーストリア生まれの「超」オリジナル
AUTOCAR JAPAN
ヤマハが「次世代EVスポーツカー」に高出力モーター搭載へ 英ケータハムと提携 試作車は来年完成予定
ヤマハが「次世代EVスポーツカー」に高出力モーター搭載へ 英ケータハムと提携 試作車は来年完成予定
AUTOCAR JAPAN
CX-60よりマイルドな乗り心地 新型 マツダCX-80へ試乗 日常的な充足感 選ぶなら3.3D?
CX-60よりマイルドな乗り心地 新型 マツダCX-80へ試乗 日常的な充足感 選ぶなら3.3D?
AUTOCAR JAPAN
デザイン性重視の新型EV 空力に優れたプジョー「e-408」航続距離453km、約710万円から
デザイン性重視の新型EV 空力に優れたプジョー「e-408」航続距離453km、約710万円から
AUTOCAR JAPAN
玩具デザイナーは「世界最高の仕事」 世界的人気のミニカー、ホットウィールに聞く「できるだけ大人にならない」流儀
玩具デザイナーは「世界最高の仕事」 世界的人気のミニカー、ホットウィールに聞く「できるだけ大人にならない」流儀
AUTOCAR JAPAN
「サラリーマンの夢」叶えた! 新車の『911』を手に入れたクルマら部員ユーチューバーの「ポルシェ沼」
「サラリーマンの夢」叶えた! 新車の『911』を手に入れたクルマら部員ユーチューバーの「ポルシェ沼」
レスポンス

みんなのコメント

4件
  • やん
    タイトルと冒頭の文からもわかるクソ記事。
  • ikq********
    私は
    ドウデスカ チキンドリア 
    と呼んでいます。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

413.0838.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

350.0350.0万円

中古車を検索
テーマの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

413.0838.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

350.0350.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村