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あの“ミズノ”が切り込む、ドライビングシューズの今

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あの“ミズノ”が切り込む、ドライビングシューズの今

デイリーユース可能なマルチファンクション

その外観に「いかにも」なドライビングシューズの趣きはなく、プレーンなデザインで普段使いも行けるほか、歩行時のクッション性も良好。自動車メーカーのマツダとコラボする形で、クラウドファンディングを先行していたミズノが、満を持してドライビングシューズを正式リリース。それまでも、ワークシューズの発売を契機にカーライフとも馴染みはあったが、クルマの運転に向いた機能シューズという点では実質これが初。9月末の発売以降、すでに大きな話題となっている。

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ドライビングシューズというと、極薄のソールによる艶やかな専用品として、縁遠いと感じていた人も多いだろう。それこそイタリアメイドのオシャレが先に立つ旧来イメージは、ドライビンググローブと同じく腰が引ける人も多かったに違いない。だからこそ、日本で入手できる選択肢はこれまでごく一部に限られていた。

その点、この製品は、見た目にもシンプルで一見普通のスニーカーと変わらない。実際に、歩行にも充分なクッション性を持たされているため、日常履きでも何の問題はない。

足裏の感度を高める独自のソールに注目

足裏の感度を高める独自のソールパターン「MIZUNO COB」を採用するほか、かかと部分も接地感を高めるラウンド式とし、ペダルの踏み替え操作も楽チンに。それでも、運転に向くポイントはそのソール部分にある。「MIZUNO COB」と称されるそれは、ミッドソールとアウトソールの凹凸を連動させることで、正確な情報を足裏に伝えてくれるという。噛み砕いていえば、操作ペダルの踏み応えや反力をより感じやすくなり、意図通りの正確なペダル操作をしやすくなるとも言えるだろう。

その他にも、かかとや側面に持たされた丸みにより、運転姿勢における床面との設置面積を上げてくれるため、安定した姿勢を取りやすくなる。他方シューズ上面には柔らかな素材が充てられるため、足首を動かす動きにもゆったりとフィットしてくれる。

その名は「ベアクラッチ」。24.5~28cmの設定でサイズも幅広く、写真のホワイトのほか、ブラックやネイビーも選ぶことができる。入手先こそ、一部のミズノ取り扱い店に限られるものの、公式オンラインショップでも購入できる。公私ともにクルマを運転する機会が多いひとなどは、それこそ年中手放せない必須品にもなり得るだろう。

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