現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > なぜ売れ続ける!? レクサスSUV「UX」 発売1年でも好調な理由

ここから本文です

なぜ売れ続ける!? レクサスSUV「UX」 発売1年でも好調な理由

掲載 更新 26
なぜ売れ続ける!? レクサスSUV「UX」 発売1年でも好調な理由

■レクサスのエントリーSUV「UX」が好調なワケ

 2018年11月27日、レクサスのコンパクトクロスオーバー「UX」がデビュー。発売開始から1年以上が経過する現在も、好調な売り上げが続いています。

アルファードを超える? トヨタが新型高級ミニバン「マジェスティ」発表!

 UXには、ガソリン車「UX200」とハイブリッド車「UX250h」を設定。日本自動車販売協会連合会の乗用車ブランド通称名別ランキング(登録車販売台数)では、UX250hとして合算表記されています。

 2019年度(2019年4月から2020年3月)の販売台数でUXは前年比226%の1万2551台を記録しました。これは、2018年度が発売日となる2018年11月27日から2019年3月と短い期間と2019年度を比較したため、大幅に数字が伸びている結果です。

 しかし、登場から1年経った2019年11月時点での販売台数は、前年同月比が約386%の1012台。さらに翌12月も前年同月比から約95%の728台を記録するなど、1年後の販売状況も好調です。

 現在、レクサスが国内で展開するSUVには、UX以外に「NX」「RX」、「LX」がラインナップされています。

 レクサスのSUVにおいて、UXはエントリーモデルともいえる存在です。なお、UXはトヨタブランドのSUV「C-HR」に用いられているTNGAプラットフォーム「GA-C」を採用した兄弟車ともいえる関係性を持っています。

 そのため、一部のユーザーからは「UXはC-HRのレクサス版」という声もありますが、ボディサイズではUXが全長4495mm×全幅1840mm×全高1540mmと、UXはC-HRと比べて135mm長くて45mm広いながらも、高さは最大で25mm低いスペック値ですスタイルです。

 また、内装でもブランドコンセプトが異なる分、UXの方が上質な印象を受けます。価格面では、UXが397万2222円から518万4259円、C-HRは236万7000円から309万5000円と、大きく異なります。

 そんなUXが好調な要因とはどのような部分なのでしょうか。レクサスの販売店スタッフは、次のように話します。

「UXをご検討されるお客さまは、レクサスのセダンから乗り換える人もおりますが、初めてレクサスに乗り換えるという人が多いイメージです。

 それらは、メルセデス・ベンツやBMW、アウディに乗られていた人や、トヨタからの乗り換えなどが中心だと思います。また、奥様用や近所用に扱いやすいSUVとして、ご購入される例も意外とあります」

 また、別のレクサス販売店のスタッフは、ユーザー層について次のように説明します。

「これまでは『レクサス=セダン』というイメージをお持ちの人が多かったため、UX、NX、RXなどクロスオーバーSUVのラインナップが増えたことによって、質感の高い車種に乗りたいというニーズに応えられるようになったのだと思います。

 UXは30代から50代まで、幅広い層のお客さまからお問い合わせをいただきます。ただ、共通しているのは2人乗りとして使うことを想定されている人が多い点です。

 RXと比べると後席がやや狭いため、基本的にご夫婦でお使いになられることが多く、似たような車種として、BMW『X2』などと比較されるお客さまもいらっしゃいます」

※ ※ ※

 UXは、扱いやすいサイズかつ人気のSUVでも、上質さにこだわるようなユーザーに好まれる傾向にあるようで、そのようなニーズが高まっている結果、発売1年後もで好調な理由だといえます。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

全長3.4m切り! ダイハツ「斬新軽トラ」がスゴい! “カクカク”デザイン×「超画期的なユニット」搭載! ファンキーだけど「まじめな発想」で披露された「新時代モデル」とは
全長3.4m切り! ダイハツ「斬新軽トラ」がスゴい! “カクカク”デザイン×「超画期的なユニット」搭載! ファンキーだけど「まじめな発想」で披露された「新時代モデル」とは
くるまのニュース
態度を改めないと「免許返納です」傍若無人な“若者運転”が危険すぎる「5つの理由」って!? 事故を起こすのも当然! 未成熟な「ヤバすぎる運転」とは
態度を改めないと「免許返納です」傍若無人な“若者運転”が危険すぎる「5つの理由」って!? 事故を起こすのも当然! 未成熟な「ヤバすぎる運転」とは
くるまのニュース
27年ぶりにあの懐かしいスターレットが戻ってくる!? ヤリスより小さいリッターカーは2026年登場か!?
27年ぶりにあの懐かしいスターレットが戻ってくる!? ヤリスより小さいリッターカーは2026年登場か!?
ベストカーWeb
BMW「S 1000 XR」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
BMW「S 1000 XR」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
webオートバイ
快適さと使いやすさの最適解! 日産NV200バネットがベースのキャンパー
快適さと使いやすさの最適解! 日産NV200バネットがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
[大型ミニバン]頂上対決!? レクサス[LM]vsトヨタ[ヴェルファイア]約800万円の価格差はどこ?
[大型ミニバン]頂上対決!? レクサス[LM]vsトヨタ[ヴェルファイア]約800万円の価格差はどこ?
ベストカーWeb
破格の約90万円!! ダイハツ・[コペン]は今こそ買い時でしょ!
破格の約90万円!! ダイハツ・[コペン]は今こそ買い時でしょ!
ベストカーWeb
[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
ベストカーWeb
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
AUTOSPORT web
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
AUTOSPORT web
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
ベストカーWeb
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
AUTOSPORT web
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
ベストカーWeb
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web

みんなのコメント

26件
  • ちょっぴり見栄が張れて、サイズも適度で、故障が少ない。セカンドカーに最適。
  • モデルが古く陳腐化したCTにかわって(CTはまだ売っていますが)実質レクサスブランドのボトムを受け持つモデルになったから売れるんでしょう。
    SUVとは言っていますが、荷室の狭いハッチバッククーペという趣のクルマですね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

400.3491.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

188.6588.0万円

中古車を検索
UXの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

400.3491.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

188.6588.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村