新型アストンマーティン・ヴァルハラ、生産車の全貌判明！──GQ新着カー

最高速度は350km/h！

EV走行もOK

12月11日、アストンマーティンは、新型「ヴァルハラ」の全貌を明らかにした。

搭載するプラグイン・ハイブリッドのパワートレインは、4.0リッターV8ガソリンツインターボと3基のモーターで構成。システム総合出力は1079psで、最大トルクは1100Nmに達する。トランスミッションはデュアルクラッチタイプの8ATだ。

結果、最高速度は350km/hに達し、0～100km/hの加速タイムは2.5秒を実現した。また、満充電時の場合、電気のみで14km（最高速度は140km/h）で走行可能だ。

特注のカーボンファイバーをたっぷり使ったことで、車両重量はわずか1655kgに抑えられている。アクティブフロントスプリッターやリヤウイングなどによって、240km/hで600kgのダウンフォースを生む。

エクステリアは、コンセプトモデルよりすっきりとしたデザインとした。ドアは、前方にヒンジが付くディヘドラルド式を採用。現行の「DB12」などを彷彿とさせるフロントグリルなどが目をひく。足まわりは、フロントが20インチ、リヤが21インチのホイールを履く。

インテリアでは、「ヴァルキリー」と似た楕円状ステアリングを採用。さらにApple CarPlayとAndroid Autoに対応するインフォテインメント用タッチスクリーン、デュアルゾーンエアコン、リヤビューカメラといった便利な機能も備わる。

新型ヴァルハラの生産は、2025年第2四半期に開始予定。999台限定だ。価格は日本で約¥162,000,000。

文と編集・稲垣邦康（GQ）