■デカイ「オデッセイ」に改良モデル登場へ
2024年1月18日、ホンダの米国法人で販売担当上級副社長を務めるママドゥ・ディアロ氏は記者会見で、2024年における同社の自動車事業の見通しを発表しました。
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この中で、米国で展開される“大柄な”「オデッセイ」の改良型が2024年に登場する見込みであることが公表されました。
オデッセイは1994年に、乗用車のプラットフォームをベースとした低床・低天井なミニバンとして誕生。1ボックスタイプとは異なる独自の市場を開拓した一台でもあります。
現行型は5代目ですが、2020年11月6日に大規模なマイナーチェンジが行われるも、翌2021年に日本の生産拠点統廃合に伴い日本国内での販売は一時終了しています。
2年後の2023年4月7日に日本市場での復活が宣言され、同年12月8日に販売が再開されています。
一方米国など、一部の国外市場では2代目から日本向けとは異なる、“大きなオデッセイ”(一時期、日本でも「ラグレイト」として販売)が投入されており、現在は2017年にフルモデルチェンジを受けた“日本仕様とは異なる4代目”が販売されています。
ボディサイズは全長5212mm×全幅1993mm全高1767mmと、全長5m超の大柄で、日本のオデッセイ(全長4830mm×全幅1800-1820mm×全高1685-1715mm)とは大きく異なります。
パワートレインは、最高出力280馬力を発揮する3.5リッターV型6気筒エンジンと10速ATを組み合わせ、搭載しています。
今回そんなオデッセイの改良型となる新型オデッセイが、2024年に登場することが明らかとなりました。
2024年内に行われる改良について、「ミニバンセグメントでの競争力を維持するために、スタイルと技術の強化をする」と語られており、エクステリアの変更や、先進安全装備などの技術の見直しが行われるものと思われます。
※ ※ ※
今回、オデッセイの他に、新型「シビック」の登場や、アキュラブランドから展開している「MDX」や「RDX」の改良など、様々な新型車の登場が示唆されました。
中には、日本でもその姿を見られる車種があるかもしれません。今後の展開に注目です。
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