■新たにターボ車が追加される新型「ハイランダー(2023年モデル)」
2022年10月7日にトヨタの米国法人(米国トヨタ)は、新型「ハイランダー(2023年モデル)」の価格を発表し、11月に発売することをアナウンスしました。
新しくなったハイランダーは、どのような進化を遂げているのでしょうか。
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ハイランダーは、「RAV4」や「ハリアー」と同じGA-Kプラットフォームを用いたトヨタのSUV3兄弟としてグローバル展開され、現行モデルは2019年に北米市場を皮切りに投入された後、欧州、中国などの市場に投入されています。
7人乗り/8人乗りを設定するハイランダーのボディサイズは全長4950mm×全幅1930mm×全高1730mmとなり、これはマツダ「CX-8」と同等のサイズ感です。
2023年モデルのハイランダーは、全グレードで豪華な居住空間を提供します。
ドアトリムからインストルメントパネルに至るまで、ステッチを施しソフトなパッドで仕上げたインテリアはプレミアムな雰囲気を演出。
機能面では、2022年モデルから引き継がれた11スピーカー付きJBLRプレミアムオーディオシステムに加えて、LimitedとPlatinumグレードには12.3インチのマルチインフォメーションディスプレイ(MID)を標準搭載します。
LimitedとPlatinumグレードとも従来の7インチTFTに代わり、新たに12.3インチフルデジタルインストルメントクラスター画面を搭載してパーソナルなタッチを表現する4種類のビジュアルモード(カジュアルモード、スマートモード、タフモード、スポーティモード)が追加されました。
8インチスクリーンを標準装備するXLEとXSEグレードでは、12.3インチのセンタータッチスクリーンがオプションで用意されます。
また、2023年モデルでは前席の乗員が利用できるワイヤレス充電の場所をセンターコンソールからマルチインフォメーションディスプレイに変更することでさらに利便性が向上しました。
パワートレインは、これまでの3.5リッターV型6気筒ガソリンと2.5リッター直列4気筒ハイブリッドに加えて、新たに265馬力を誇る2.4リッターターボ直列4気筒エンジンを設定。
また燃料消費量と排出ガスを削減するために、「ストップ&スタートエンジンシステム(アイドリングストップ機能)」を標準装備。
さらにターボ車では、最大5000ポンドまでけん引可能だといい、「ビークルスタビリティコントロール(VSC)」を使用してトレーラーの不要な動きを抑制する「トレーラースウェイコントロール(TSC)」を装備しています。
※ ※ ※
2023年モデルの価格は、「Lグレード(ガソリン車/FF)」の3万6420米ドル(約528万円)から「Premium(ハイブリッド車/AWD)」の5万2425米ドル(約760万円)です。
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