■スポーティさが魅力の「シビックRS」登場へ!
「シビック」は、ホンダのなかでも長い歴史を持つモデルで、初代は1972年に登場しました。
それ以来50年以上にわたって世界で累計約2700万台を販売。グローバルで多くのユーザーから支持されています。
現行モデルは2021年にデビューした11代目。親しみやすさと特別な存在感をあわせ持ち、乗る人全員が「爽快」になることのできるクルマを目指して開発されました。
ボディサイズは、全長4550mm×全幅1800mm×全高1415mm。セダンのようにも見えますが、ハッチバックのボディを持ちます。なお、タイやアメリカではセダンも展開されています。
エクステリアは、低重心・水平基調でシンプルかつ流れるようなプロポーションとしながら、存在感のあるデザインを実現。
インテリアは、クリーンでありながらスタイリッシュなデザインとし、爽やかで心地の良く移動ができる空間としています。
パワートレインは、1.5リッターターボエンジンと、2リッターハイブリッド「e:HEV」を用意。ターボエンジンのトランスミッションは、CVTと6速MTが設定されまました。駆動方式は全車FF(前輪駆動)です。
そんなシビックの新たなバージョンとして、スポーティモデルの「RS」グレードが2024年秋にも追加される予定です。
2024年1月に開催された「東京オートサロン2024」では、正式発表に先駆けて「シビックRS プロトタイプ」が世界初公開されました。
フロントグリルには「RS」エンブレムを装着。ドアミラーカバーやBピラー、シャークフィンアンテナなどがブラックで統一され、精悍なスタイリングとなるようです。
エクステリアは、メッシュタイプのフロントグリルやエアロパーツが装着され、ドアミラーカバーやBピラー、シャークフィンアンテナなどがブラックで統一されるなど、精悍な印象です。そして赤い「RS」のバッジが備わり、スポーティさを演出しました。内装は非公開となっています。
明らかになっているのは、1.5リッターターボエンジンに6速MTを組み合わせていること。また、標準モデルのようにCVTとMTが選べるのではなく、RSはMT専用グレードとして追加されるようです。
RSとは、「ロードセーリング」の頭文字を取ったもので、「水上を帆走するように、悠々と気持ちよくハイウェイを走る」という意味が込められています。
ホンダで最初にRSが冠されたモデルは初代シビックでした。1974年に設定された初代シビックRSは、標準モデルよりもエンジン出力やトルクを大幅向上するほか、唯一の5速MTを採用。さらに足回りはサスペンションや地上高を変えるなどの変更も施されていました。
初代登場から50年の節目の年に、新型シビックRSが追加されるのですが、デザインやエンジン、トランスミッションを見てもわかるように、初代モデルと同じくスポーティな走りを楽しめるモデルになることが予想されます。
ただし、シビックにはスポーツモデルの「タイプR」も存在しており、“究極のピュアスポーツ性能を追求したモデル”として君臨しています。
そんななか登場する新型シビックRSは、標準モデルとタイプRの間を狙った、程よいスポーティさが魅力の1台になるのではないでしょうか。
新型シビックRSに関する詳細な情報は、今後発表される予定です。
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みんなのコメント
ホンダの戦略が読めない。
もう廃止にするなら、早くアナウンスすればいいのに。