独ポルシェは5月18日、「911」(タイプ992)のラインナップに、“タルガトップ”を備えたオープンモデル「タルガ4」ならびに高性能版「タルガ4S」を追加した。
タルガトップとは、前席の頭上のみファブリックルーフとした、いわばセミオープンのボディ形状。911タルガは1965年以降、半世紀以上の歴史を持ち、ルーフを下ろした状態でも残るロールバーとラップアラウンドスタイルのリアガラスにより、独特のエレガントなスタイリングが実現し、この独特のスタイルを好むファンは多い。
その特徴的なルーフは19秒で開閉可能とされ、オープン時はリアシート背後へZ型に折りたたまれて収納される。もちろん操作はフルオートマチックで、開閉機構はリアのガラスコンパートメント全体がボディ後方へせり出してルーフを格納する凝ったものとなり、一連の動きを見るだけでも所有欲がくすぐられる。さらに、パークアシストシステムには、ルーフ開閉に十分な後方スペースがない場合動作を中断する機能が追加されるなど、細かい部分への配慮も万全。ウインドディフレクターを上げれば、145km/hまで風の巻き込みを低減できると言うから、日本の常用速度域ならいつでもオープンエアモータリングを満喫できそうだ。
そのほか、ワイドになったボディや前後異径のホイールなどタイプ992の特徴はクーペやカブリオレと共通。パワーユニットも同様で、タルガ4が最高出力385ps/最大トルク450Nm、4Sが同450ps/530Nmの3リッターターボとなる。先代と同じくタルガでは、駆動方式にRRが用意されず、トランスミッションもPDKが基本(本国では4Sのみ7MTも選択可能)となるなど、快適性と安定性重視を明確に打ち出している。
メーカーによると、日本仕様はPDKのみとなり、ステアリングは左右どちらも選べるとのこと。新たな運転支援システム「ポルシェイノドライブ」や、自動的に車高を上げる「スマートリフト」など新技術の一部が国内導入見送りとなったのは残念だが、唯一無二のデザインを早く日本でも堪能したいものだ。
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みんなのコメント
ほんとそうだな~
カッコいいな~!
オリジナリティが高く、伝統を強く重んじるデザイン。
他を圧するパフォーマンスを発揮するにも関わらず、快適性を犠牲にしない。
こんな世界の状況下でも余裕すら感じられるクルマ造りは、永遠に日本車が目標とする
ところだろう。
日本車もこんなクルマ造りができるようになれば、とつくづく感じる。