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ダイハツの2シーター・オープンがカッコいいゾ! コペン・スパイダーVerとは?

掲載 更新 8
ダイハツの2シーター・オープンがカッコいいゾ! コペン・スパイダーVerとは?

新型コロナウィルス感染拡大に伴いカスタマイズカーの祭典「東京オートサロン2021」(千葉県・幕張メッセ)が中止されたものの、出展予定だったダイハツは、4台のカスタマイズカーをメディア向けに同社東京支社(東京都中央区)で披露した。まずは2シーター・オープンの「コペン」をもとにした「スパイダーVer.」を紹介する。

ルーフレス仕様

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ダイハツは毎年、東京オートサロンに個性的なカスタマイズカーを展示する。近年では、2018年に往年の「シャレード・デトマソ」を彷彿とさせるエアロパーツを装着した「ブーン」や「ミライース」を、2019年は「コペン」をもとに固定式のカーボンファイバー製ルーフを持つ「コペン・クーペ」を、2020年は「ハイゼット・トラック」の荷台をDJブースにした「DJ Ver.」などを展示した。

今年も「コペン」「ハイゼット」「タフト」「トール」をもとに個性的なカスタマイズ・カーを仕立てた。

コペンをもとに開発されたのは「スパイダー Ver.」だ。丸目のヘッドライトが特徴のグレード「セロ」をもとに、より爽快感を味わえるようカスタマイズが施されている。

エクステリアには、専用デザインの前後バンパーやリアのカウル、小型のフロントスクリーンを装備。アルミホイールはRAYS社製になる。コペンの特徴的装備である電動格納式メタルトップは取り外され、ルーフレス仕様になった。

Hiromitsu YasuiHiromitsu YasuiHiromitsu YasuiHiromitsu Yasuiインテリアはイタリアのサベルト社製シートを専用装備。シフトノブはダイハツ社のカスタマイズを手がける「D-SPORT」社製だ。ルームミラーはダッシュボード上に移された。助手席を覆う専用カバーも備わる。

Hiromitsu YasuiHiromitsu YasuiHiromitsu YasuiHiromitsu YasuiHiromitsu YasuiHiromitsu YasuiHiromitsu Yasui「“ファン”なクルマです」

開発を手がけたダイハツ工業デザイン部第1デザイン室の米山知良氏によれば「1950年代のイタリアのレーシング・マシンをイメージしました」とのこと。

スパイダー化によって、車両重量は約100 kg軽くなったという。搭載するエンジンは、ベースモデルとおなじく658cc直列3気筒ガソリンターボ・エンジンで64ps(6400rpm)/92Nm(3200rpm)を発揮する。トランスミッションは5速MTだ。駆動方式はFWD(前輪駆動)。

Hiromitsu Yasuiコペン・スパイダーVer.は、走行可能なコセンプトモデルで、同社の公式YouTubeチャンネルには走行シーンのムービーがアップされている。

米山氏は「風を気持ちよく感じられます。“ファン”なクルマですね」と話す。

Hiromitsu Yasui市販化の予定はいかに? 米山氏は「専用装備が多いのでハードルは高いかもしれません」と、述べる。スパイダーVer.は、コンセプトモデルなので、車検取得までのことを考えて設計・開発されたわけではないという。

ちなみに、かつて限定販売された「コペン・クーペ」は、当初、市販化の予定はなかった。しかし、東京オートサロン2019に出展したところ反響が大きく、市販された経緯を持つ。スパイダーVer.も反響次第では、市販される可能性があるかもしれない。

文・稲垣邦康(GQ) 写真・安井宏充(Weekend.)

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みんなのコメント

8件
  • シャシーがミラだから仕方無いのかもしれないけど着座位置が高いんだよね。
  • 今すぐ前後このバンパーにしたら?
    リアのテールは要改良でしょうが。
    どうしようもないセロのエクステリアがかなりいい感じになったと思う。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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